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ゴルフ入門 目次
 
 
1. ゴルフのススメ
2. 初心者のゴルフ
  練習場に行く前に
3. ゴルフ・スイング
  ボディ・ターンの基本
4. ショート・ゲーム
5. ゴルフ道具
  ゴルフ用品購入前に
6. ルールとマナー
  服装 (ゴルフ・ウェア)
7. コース・デビュー
  ゴルフ場に行く前に
  デビューの心構え
 
 
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コース・デビューの心構え
 
ゴルフを始めて最初に来る最大のイベントは コース・デビュー、即ち、初めて18ホールの本格的なゴルフ・コースでプレーをする日である。一日がかりの大仕事だ。ゴルフを趣味として始める人は、運動部などでスポーツをするのとは少し違うから、まずは 楽しむことが最大の目的だと言う考え方になるのは当たり前のことで そうして欲しいのだが、とは言え、ゴルフには テニスや ジョギングなどとは 少し異なる側面があることを 知って欲しいのである。

ゴルフ・コースでプレーをするということは 自分のプレーやマナーが 一緒の組でプレーをする人は勿論のこと、自分の後からプレーをする人にも影響を及ぼす可能性があるという事実を良く認識する必要があると言うことだ。何も知らずにゴルフ場でプレーをしたら、お金と時間をかけて久々のゴルフを楽しみに来た人たちの時間を (知らぬこととは言え) 不愉快なものにしてしまう可能性もあるからだ。

例えば、プレーに時間がかかり過ぎたり、同伴者のプレーの邪魔をしたり、コースを傷つけたりして、迷惑をかける可能性があると言うこと、そして、コースでプレーをする以上は、そうした迷惑を極力かけないで出来るレベルの知識とスキルを身に付ける義務があると考えるべきだ。

本格的なゴルフ・コースは コースの基礎知識 でも説明しているように 比較的距離のある 18ホールのゴルフ・コースで、1ラウンドのプレーをするには 4時間以上 (昼食を間に挟むと 5時間以上) を要する訳である。ゴルフを始めるにあたっては 基礎的なゴルフのスキルやマナーなどの知識が付いていない段階から いきなり そうしたコースでのプレーをするのではなく、以下のようなステップを踏んで コース・デビューをするという考え方を オススメしたい。

練習場で基礎を確り学ぶ
矢印
ショート・コースで慣れる
矢印
18ホール・コース・デビュー

ショート・コースと呼ばれる パー 3 のホールばかりが 9 ホール程度あるコースで 練習場のマットからボールを打つのと 実際の芝 (フェアウェーやラフ) の上からボールを打つことの違いやターゲットに少しずつ近づいて ボールをカップに入れるまでのプロセス、即ち、ショート・ゲームに必要なものが何かを学び、同時に、マナーの意味などを考えながら、コースで プレーするために必要な基礎知識を身に付けるという方法である。

一方、ショート・コースで慣れるステップを踏まずにコース・デビューをする場合は ゴルフを良く知っている友人や先輩などにお願いして、勉強のためのラウンドとして その日のプレーをし、マナーも含めた 基礎的なことを教えてもらうようにアレンジするのがベストだろう。ただし、先生役をしてもらう人に お金と時間を使わせる訳には行かないと思う場合は、そうしたレッスンが受けられるゴルフ教室のようなもの利用するのも一案である。いずれにしても、最初のラウンドは スコアに拘らずに、必要なことを学ぶことに時間を費やした方が多くを学ぶことが出来るので、場合によっては ホール・アウトしないこともあり得る位の考え方で望む方が 後々のことを考えると良いだろう。

ゴルフ・コースでプレーをする時に 初心者で許されることは 良いスコアでプレーが出来ないことやルールの詳細を知らないことであるが、逆に、許されないことは スピーディーにプレーが出来ないことや守るべきマナーを知らなかったり 守れないこと。また、基礎的なゴルフのスキルを知らないことである。つまり、コース・デビューをするには、事前に練習場で基礎を学び、マナーとルールに関する基礎知識を身に付ける必要があると言うことだ。そして、初めてコースに出る時は 先生役を買ってくれるベテランの人に同伴してもらうべきで、その人のアドバイスに従って (分からないことがあれば質問するなどして) プレーをするように努めて下さい。

何も知らない状態でゴルフ練習場へボールを打ちに行っても構わないが、何も知らずにゴルフ場に行ってプレーをするのは 基本的には 許されない行為である。ゴルフ場でプレーをする限りは、最低、以下の知識と能力を身に付ける必要がある。

1 基本的なゴルフのスキル 2 基本的なルールとマナー 3 スピード・プレー

基本的なゴルフのスキルに関しては ある程度のショットが出来る ということで、他の人と同じペースでプレーが出来る基礎能力を身に付けると言うことだ。具体的には、(1) ティアップをして (ドライバーなどで) 打つショット、(2) フェアウェイやラフからのアイアンでのフルショット、(3) 軽くボールを上げて (ウェッジを使って) 比較的短い距離 (例えば、30 - 50ヤード) を打つショット、(4) チップ・ショット (グリーン・サイドからボールを転がしてピンに近づけるショット)、(5) パット が出来るようにしておく必要があると言うこと。加えて、出来れば、簡単なバンカー・ショットの打ち方を覚えてからコースには出たいものである。スコア的には OB をしなければ トリプルボギー以内では ホールアウトできる能力程度が目安で良いだろう。

基本的なゴルフのスキルに加えて 身に付けて置くべき知識に 基本的なルールとマナーがある。細かなルールやマナーは非常に沢山あるから、まずは、基本的なことだけ覚えておけば (初心者としては) 良いだろうが、そうした ゴルフのルールとマナーについては、別途、詳しく説明しているので そちらを参照下さい。( 初心者のゴルフルール・マナー教室

一方、三番目に挙げたスピード・プレーは 基本的なルールとマナーの中の一アイテムであるが、この点に関しては 十分な理解を持たずにコースに出ている人も目に付くので、別途 ここで 少し詳しく解説しよう。スピード・プレー、即ち、スピーディーにプレーをすることは ゴルフのマナーの中でも最も大切なものの一つである。日本のゴルフ場では ハーフを 2時間 15分以内で プレーするようにお願いしているコースが多い。前のグループに待たされることなく、ハーフで 2時間 30分以上を 要するペースで 後ろのグループを 常時待たせるようなプレーをしてはならないと言うことだ。

因みに、中・上級者ばかりで ある程度スムースにプレーが進行すれば、ハーフは 2時間あれば 十分ラウンド出来るが、平均的なゴルファーの場合は、途中でボール探しに多少時間がかかったり、ちょっとしたトラブルがあるから 2時間 15分位のペースがちょうど良いと感じる人も多い。そして、そうしたスピードでプレーをしていれば、スムースにプレーをしているフォーサムを 毎ホール待たせる時間は 2分未満になる計算だ。しかし、2時間 30分で ハーフをラウンドするグループは、2時間のペースでラウンドするグループを 毎ホール平均で 4分近く待たせると言う理屈だ。ハーフ 2時間 30分のラウンドをしたグループは 後ろに続く全ての組の人達を 毎ホール 3 - 4分間程度 待たせている可能性があると言うことである。( スピード・プレーについて