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フェアウェイウッド・ショット(打ち方の基本と注意点)

このページのコンテンツ
• はじめに
• 心構え
• 打ち方の基本と注意点
• スイング・プレーン
• その他の注意点
• ゴルフ用具の知識
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


フェアウェイウッド (FW) は ティー・ショットで使うこともあるクラブだが、ティーアップをしなくとも打つことが出来、アイアンよりも距離を出すことが出来るから、ロングホールや距離のあるミドル・ホールの 2打目などで使用すると威力を発揮するものだ。特に、3番ウッド (3W) は ドライバーの次に距離を出せるクラブで その打ち方をマスターすれば、ゲームの組み立ての幅が大幅に広がる 大切なクラブである。

心構え


飛距離よりも方向性が重視されるミドルホールなどのティー・ショットに 3W を多用するという観点から、そのショットに磨きをかけることも価値が大きいが、芝の上にあるボールを FW で直接打つテクニックこそ、フェアウェイウッド・ショットの基本だと言えよう。そんなフェアウェイウッド・ショットは 距離を 出したい時に選択するものだが、思い切り飛ばそうとすれば トップやダフりのミス・ショットになる可能性が高くなるから、そうした意味で、コントロールする コツを学ぶことがポイント。ライが 非常に悪い時は諦めてアイアンで打つにしても、多少 沈んだボールでも 打てるようにしたい。また、意図的に スライス・ボールを打つことなども 比較的 容易に出来るクラブなので、そうした観点から、出来れば 2-3種類の打ち方を覚えたい。


打ち方の基本と注意点


以下は フェアウェイウッド・ショットを打つ時の基本と注意点を (1) アドレスから (8) フィニッシュまでの 8つのステージに分けて解説したものである。

  基本 注意点
(1) アドレスの構えはアイアンと ドライバーの中間的なもので、ボールはスタンスの左足かかとの内側より中に入れるが、アイアンよりは左足寄りに置くのが基本。体重は左右の足に 50/50 の比率で乗るよう セット・アップするのが一般的。 ドライバーより シャフトが 2-3 インチ短いとは言え、アイアンより 大幅にシャフトの長いクラブだから、アイアンとは異なる意識を持って構えること。
(2) 背骨を中心に イラスト (2)のように肩の回転と同時に腕を引くように スイングを始動させる。ここではクラブヘッドを飛球線の後方に真っ直ぐ引くイメージだが、クラブをインサイドに、腕をフラットに引き過ぎない。 ティーアップしていない時は多少ダウンブローに打つ必要があるショットだから、ボールを上げる意識の下にクラブを振らないこと。
(3) バック・スイングでは肩の回転が腕の振りをリードするように肩を確り回転させ、腕の振りを押さえ気味にしてクラブを引き上げていく。腕は背骨を中心とする 肩の回転運動が 無駄なく クラブヘッドを加速するのに使えて、且つ、意図したスイング・プレーンをヘッドが動くような所に動かす。

バック・スイングで 体重は 通常 右足により乗ることになるが、あくまでも 体の回転運動を 効率良く利用して 安定した リピータブルな スイングすることに配慮し、体重移動は あまり大きくせずに 重心移動が最小限になるようなスイングにすることが望ましい。
肩の回転をフラットにして 腕の振りを ややアップライトにするくらいのバランス意識。また、コック(手首を折ること)は バック・スイングから トップまでの (2) - (4) の過程で 徐々に入れる意識で。

体重を 逆に ここで左足により乗せる スタック・アンド・ティルト打法というスイング理論さえあるくらいで 体重移動に関しての定説はない。 » 参考
(4) トップは シャフトが地面と水平かその少し前で止めるのが目安だが、肩の回転と腕の振りの関係を その観点から調整しよう。背中がターゲットの方を向くまで 肩が確り回転すれば 腕は然程振り上げなくとも 手の位置は イラスト (4) のように 十分な高さまで上がる。 飛ばそうという意識ではなく、クラブヘッドの動きが コントロール出来るように 腕の振りは少し抑え気味にし、ゆっくり腕を落とせるような トップの形を作ること。
(5) フォワード・スイングでは腰がリードするようにして腕をゆっくり落として行くが、クラブヘッドが手よりも遅れて落ちるように 腕と手の力を抜く。肩の回転に両腕が付いて行くイメージで 左右のバランスをキープ。その時、下半身は右足で蹴るような動きになるが、パワーよりもバランスに重点を置くこと。 腕とクラブは出来る限り 一定のスピードで振るようにし、インパクトの瞬間に合わせて力を入れてスイングのスピードをアップさせようとか、手首を反そうと言う考え方や意識は排除すること。
(6) インパクトは アップでも ダウンでもない レベルにクラブがボールを ヒットするイメージで、頭を残してボールを確り見て迎える。 確実にボールを ヒットしたい時は多少ダウンブローでカット気味になっても良かろう。
(7) フォロースルーまでは ボディーターンとフットワークによってクラブヘッドを走らせるようにするが、イラストのように 背骨が少し右に傾く形になるよう インパクトの直前まで 上半身の重心を右側に残す。そこから、左肘が地面を指すように ゆっくり 左腕をたたみ込む。 フォロースルー初期の段階では上半身が左に突っ込まないよう注意すべきだが、その重心が最後まで右側に残る 明治の大砲型にならぬよう注意。
(8) フォロースルーからフィニッシュでは 左(前足)に体重を移動させる。ドロー、フェードなど、ショットの打ち分けは フィニッシュの高さや方向を変えることで。 フィニッシュで体のバランスが崩れるようなら スイング全体の流れやバランスに問題がある。



スイング・プレーン


以上が フェアウェイウッド・ショットの打ち方の基本と注意点であるが、FW は シャフトの長いクラブだから スイング・プレーンは比較的フラットなものになる。肩の回転をフラットにするイメージで、腕も多少に横から振ることになろうが、腕は落とす意識で、横に振るという意識は持たない方が良いだろう。方向性や確実性を重視する場合は、クラブを短く持って、コンパクトなスイングにするとか、少しアップライトにクラブを振って、フェード打ちをするという対処法も有効になるだろう。

その他の注意点


ティーアップ一方、ティーアップした場合は トップやダフりに対する許容範囲が広がるが、あまり高くティーアップした場合は テンプラの心配も出てくるので ティーアップの高さはロング・アイアン並み、つまり、5 - 10mm 程度が良いだろう。ティーアップを低くしていれば、芝の上から打つショットと ティーイング・グラウンドからのショットの打ち方をあまり変える必要もなくなるはずだ。それでも、ティーアップした時は ドロー・ボールが打ちやすくなるので そんな違いは 上手く使い分けると良いだろう。

5W や 7W の打ち方も 3W と大きく変わる訳ではないが、シャフトが短く、ロフトが大きくなるから、その分、扱い易くなるということだ。フェアウェイから 3W が上手く打てなければ、まずは 5W を使うことで対応しても良かろう。また、芝の上のボールは 5W のようなクラブでも上手く打てないという人はユーティリティ、例えば、3U などを使うショットで対応するという選択肢もある。 » ユーティリティ について


ゴルフ用具の知識


最後になるが、自分の打ち方や 癖にあった仕様の FW を 選ぶことも フェアウェイウッド・ショットの改善と言う観点からは 大切なことである。そうした意味では 当サイトの 5章 ゴルフ道具、ゴルフ用具の知識で説明しているコンテンツ(特に、フェアウェイウッドシャフトクラブの重量クラブの重心ロフトとフェース角などのページ)も 参照下さい。




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