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投資・経済
用語集 索引
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マージナル・コスト (Marginal Cost)
日本語では、限界コストで、物をもう一つ作ったり、売買したりするためにかかる費用のこと。卑近な例では、開発済みのソフトウェアーを作るマージナルコストは極めて低く、お米などを増産するマージナルコストは高いことになる。特に、お米のようなケースでは、通常、作付面積を増やさないと増産できないから、土地の値段がマージナルコストの大きな部分を占めることになる。ソフトウェアーの場合などは例外だが、一般的に、マージナルコストは、ある生産水準を越えると徐々に高くなる。マージナルコストが、マーケットプライスより高い場合は、作れば作るだけ損が出ることになり、誰も作らなくなる。

マージナル・リターン (Marginal Return)
追加投資することによって得られる、追加投資分に対するリターン(利益)。通常は、リターンの高いものから投資が起こるが、当初は、リターンが低いと考えられたものでも他に良い投資先がなくなればそこへの投資も起きることになる。通常、リスクが同じであれば、マージナル・リターンの最も高い物に投資がなされる。

マネー・サプライ (Money Supply)
世の中に出回るお金の量、通貨供給量のことをいう。金融政策の一つの指標であり、日本銀行は、景気が落ち込んだ場合、金利を引き下げて、マネーサプライを増加させ、景気を刺激させる(金融緩和)。逆に、景気が過熱している場合は、公定歩合などの金利を引き上げ、マネーサプライの伸びを鈍化させて、インフレを抑えるような政策、金融引き締めを行う。

マネー・マーケット (Money Market)
短期金融市場のことで、期間1年未満の金融取引が行われる市場。 金融機関や一般の事業法人が資金を調達する場で、日本銀行が公開市場操作などを行って金融を調節する場にもなっている。米国のマネーマーケットで運用すると 2005年の 3月のレートで、年率 2% 以上の利回りが得られる。

マネー・リザーブ・ファンド (MRF)
高格付の公社債ほか、CD、CPなどの短期金融商品で運用されるファンド。株式には一切投資せず、購入単位は、1円で、購入後いつでも手数料なしで換金でき、運用実績によって利回りが変動する 1ヵ月複利の実績配当型ファンド。