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投資・経済
用語集 索引
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ワラント債 (Warrant Bonds)
新株引受権付社債のことで、社債権者に社債発行会社の新株引受権が付与された社債で、社債権者は社債発行後の一定期間内に新株引受権を行使して、定められた価格で、所定の数の新株を請求することができます。この新株引受権をワラントといいます。現在は、外貨建ワラントが主流ですが、発行会社にとっては、より低コストな資金調達が可能になる。

割引債 (Discount Bond)
額面より割り引いて発行される債券。券面には利札 (利息の明記) がなく、発行価格を額面価格より低くして発行しており、この発行価格と額面価格との差が利息に相当する。割引国債、割引金融債、政府短期証券などがある。

割引率 (Discount Rate)
通常、現在価値を計算するために 将来手に入るキャッシュ (利息、配当など) や現在持っているものの将来の価値などを 現在の価値に割り引くが、その時 どのようなレートで割り引くかということが 割引率。 通常、n 年後を基準に現在価値 (NPV) を算出するには、以下のような計算式が用いられ、r がその割引率になる。



r は、通常、この間のインフレ率を利用しますが、将来のインフレや金利がどのように動くかは分からないので、推定値となります。また、目的にもよりますが、このレートは、勝手に推定するのではなく、マーケットの推定値を使うか、投資の評価であれば安全係数を入れた少し高めの数字を使うのが普通でしょう。マーケットの割引率は、国債のイールドカーブから算出されるスポットレートと考えれば良いでしょう。