低金利時代に、健全で賢い投資をするために必要な知識と株式投資や債券売買に役立つ理論などを紹介します。用語集も、ご利用下さい。

物の値段は基本的に需要と供給で決まります。物が余っている時には、安く、足りなくなると高くなるのはご存知のとおり。供給は、物を作るコストと売ることのできる値段に影響を受けるのは当然ですが、利益が減れば、供給は減り、供給が減れば値段が上がるという仕組みの中で物の値段は均衡します。株価なども同じように需要と供給で値段が決まります。また、需要と供給、そして、物の値段の関係は、
機会費用
(Opportunity Cost) の概念と併せて理解することで、その仕組みがより良く見えてきます。


金利が下がると物の値段は上がりますが、これには、2つの要因がある。1つ目は、需要と供給の関係で、金利が低くなると、借金が比較的容易になるのでお金が出回り、需要が伸びて、結果として物の値段が上がります。2つ目は、固定資産や有価証券など将来お金を生み出す物の価値の上昇です。将来お金を生む資産、特に、国債などその額が固定されているものは、金利の変動で値が大きく動きますが、それは、その
現在価値
(詳細後述) が変化するからです。
