ホームページ > 6章 ロングゲーム > アイアン・ショット
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アイアン・ショット
 
 
アイアン・ショットは 正しい軌道のスイングで タイミング良く クラブのスイートスポットに ボールを 当てることが 重要で、正確さ (距離と方向性) が要求される ショットだ。

体の回転、体重移動、腕の使い方、クラブヘッドの感覚など スイングのメカ二ズムは ドライバーショットと 基本的に 同じであるものの、ボールの位置、スイングプレーン (面)、バックスイングの大きさ (トップの位置) などは 少し異なるので その点は 明確に 区別をする必要がある。
 

まず、ボールは 上のビデオのフォームのように スタンスのほぼ中央に置き、腕の力を抜いて、ゆっくりとした構えで アドレスに入る。体重は 左右の足に 50/50 で乗るように立つ。そして、バックスイングは スローモーションの (10) のように 時計の針の ほぼ 10:30 のポジションで止めるが、そこまで 体重移動は ほとんどする必要はない。バックスイングでは コックを入れる (手首を折ること) が、コックは バックスイングの過程で 徐々に 入れるようにすることが 望ましい。

ドライバーを打つ時と同じように、バックスイングでは背骨を中心とする 上半身 (肩) の回転運動が 無駄なく クラブヘッドを加速するために使われるように 腕を動かすことがポイントだ。バックスイングで 体重は ある程度右足に乗るが、あくまでも 体の回転運動を 効率良く利用して 安定した (リピータブルな) スイングにしたい訳だから、重心移動は 最小限にすべきである。 参考 

そこから、ダウンスイングは 腰がリードするようにして腕を落としていくが、クラブヘッドが腕よりも遅れて落ちてくるように クラブヘッドは ゆっくりと落とすイメージで、上半身は (肩の回転に両方の腕が付いて行くように) 左右の力がバランス良く使えるようにクラブを振ると良いだろう。そのようにクラブが振れれば、ビデオのフォームの (12 - 13) のような形になるが、この形が出来れば クラブヘッドの感触が 良く伝わってくるはずだ。クラブヘッドが どこにあるのかという感覚は ボールを 芯で捕らえるために 極めて大切だから、その点を 意識しながら 練習してみよう。

(13) から インパクト、そして、(14) のリリースのポジションは 腰を中心とするボディーターンによってクラブヘッドを走らせるようにするが、体重は あまり早く 左に移動させず ビデオのように背骨が やや右に傾くような形になるように (14) の直前まで 50 を 右側に残しておくこと。そして、この形が出来れば クラブヘッドは 自然と インサイドから入るので、ダウンスイングのプレーン は バックスイングのプレーンより少し寝たインサイドのプレーンになる。クラブヘッドを意識してインサイドから落とそうとすると 右肩が下がり、上半身の左右の力をバランス良く使えなくなるから、右にプッシュアウトしやすいスイングになる。従って、クラブはなるべくスクウェアーに振るイメージが良いと言える。そして、体重は (14 - 20) のステップを通じて 左 (前足) に 移動させることになる。

なお、(10 - 13) のステージで 左に 体重が 移動してしまう人がいるが、そうした動きをしてしまうと、背骨が やや右に傾く という形にならず、ダウンスイングのプレーンが バックスイングよりも立って アウトサイドのプレーンとなり、所謂、スライサーのスイングに なってしまう訳だ。

また、スイングのどのステージにおいても、腕は 体とクラブをつなぐシャフトの役割を果たすようなイメージで、あくまでも、パッシブに使うこと。そして、グリップは そのシャフトと シャフトを つなぐ蝶番 (ちょうつがい) の機能を果たすイメージになる。ボディーターンと一緒に 腕が動けば、手首は 自然と (13) から (14) にかけて返り、(15 - 16) 以下のフィニッシュのような形になるはずである。