アイアン・ショットは ダフったり、トップしたりすることなく、クラブのスウィート・スポットに ボールを 当てることが 重要で、そうした意味での正確さを重視すべき ショットだ。高い確率で 芯でボールを捕らえて 意図した距離ボールを飛ばせるようになれば、多少方向性が悪くとも パーオンする確率は 大幅に高くなるはずで、それが出来れば スコアにも その差がはっきりと出るはずだ。
アイアン・ショットも 体が回転する力を メインのパワー・ソースにして ボールを 飛ばす訳で スイングのメカ二ズムは ドライバー・ショットと 基本的に 同じだが、ボールの位置、スイング・プレーン
(面)、バック・スイングの大きさ (トップの位置) などは 少し異なるので その点は 明確に 区別する必要がある。特に、スイング・プレーンは ボールを ある程度上からたたく感じで 横振りにならないようすること、そして、手がクラブを リードするように (ややハンド・ファーストになるイメージで) ダウン・ブローに クラブが振れ、ボールの先のターフが 少しでも良いから 取れるように 打つことで、前述の芯でボールを捕らえることの出来る確率も 高くなるという理屈である。
ここでは下の動画を使って アイアン・ショットの打ち方について解説するので、動画を見ながら説明文を読んで下さい。動画は Play を押すと通常スピードの動画が見られるが、Slow Motion で スローモーション、また、Stop、Next、Back を使えば 特定のフレームの画像も見ることが出来るので、説明文の内容確認に ご利用下さい。
まず、ボールは右の動画のフォームのように スタンスのほぼ中央に置き、腕の力を抜いて、ゆっくりとした構えで アドレスに入る。体重は左右の足にほぼ 50/50 で乗るように立つ。バック・スイングは 動画のフレーム
(10) の 時計の針の ほぼ 10:30 のポジションまで腕を振り上げて止め、そこがトップになるが、その時に肩は 90°か それ以上 回転しているよう 体の回転と腕の振りのバランスを調整することがポイント。肩を 回しながら クラブを引いて ある程度 肩が 回ってから (少し遅れて) 腕を振り上げるイメージで良いだろう。
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ドライバーを打つ時と同じように、バック・スイングでは背骨を中心とする 上半身 (肩) の回転運動が 無駄なく クラブヘッドを 加速するために使われるように 腕を 動かすことが ポイントだ。バック・スイングから トップに至る過程で 体重は ある程度右足に乗るだろうが (意識としては 体重移動をする必要はなく) あくまでも 体の回転運動を 効率良く利用して 安定した リピータブルな スイングにしたい訳だから 体重移動、ましてや、重心移動は 最小限にすべきである。( 参考)なお、バック・スイングからトップまでの間に コック
(手首を折ること) を 入れる訳だが、コックは バック・スイングの過程で 徐々に 入れるようにした方が、早めに コックを入れるより クラブヘッドの感触を確認し易いから 良いだろう。
トップから、ダウン・スイングは 腰がリードするようにして腕を落としていくが、クラブヘッドが腕よりも遅れて落ちてくるように クラブヘッドは ゆっくりと落とすイメージで、上半身は (肩の回転に両方の腕が付いて行くように) 左右の力がバランス良く使えるように 肩が背骨に対してなるべく直角な位置関係で (プロペラのように) 回転すると良いだろう。そのように体を回転させ クラブが振れれば、動画のフレームの
(12 - 13) のような形になるが、この形が出来れば クラブヘッドの感触が 良く伝わってくるはずだ。クラブヘッドが どこにあるのかという感覚は ボールを 芯で捕らえるために 極めて大切なことから、その点を 意識しながら 練習してみよう。
(13) から インパクト、そして、(14) のリリースのポジションでは 腰を中心とする ボディーターンによってクラブヘッドを走らせるようにするが、体重は あまり早く左に移動させず 動画のように背骨が やや右に傾くような形になるように
(14) の直前まで 50 を 右側に残しておくこと。そして、この形が出来れば クラブヘッドは 自然とインサイドから入るので、ダウン・スイングのプレーン
は バック・スイングのプレーンより少し寝た インサイドのプレーンになる。クラブヘッドを意識してインサイドから落とそうとすると 右肩が下がり、上半身の左右の力をバランス良く使えなくなるから、右にプッシュアウトし易いスイングになるだろう。従って、クラブ・フェースがなるべくスクウェアーになるよう (腕はダウンブローに) 振るイメージが良いと言えよう。そして、体重は
(14 - 20) のステップを 通じて 左 (前足) に 移動させることになる。
なお、インパクトの瞬間に
腕の振りを止めて ボールをたたくような意識で
クラブを振っている人も少なくないと思うが、そうならないように注意しよう。
さらに、(10 - 13) のステージで (先に) 左に 体重が 移動してしまう人がいるが、そうしたタイミングで体重を移動させてしまうと、インパクトで 背骨が やや右に傾く という形にならず、ダウン・スイングのプレーンが バック・スイングよりも立って アウト・サイドのプレーンとなり、所謂、スライサーのスイングに なってしまうだろう。
また、スイングのどのステージにおいても、腕は 体とクラブをつなぐシャフトの役割を果たすようなイメージで、あくまでも、パッシブに使うこと。そして、グリップは そのシャフトと シャフトを つなぐ蝶番
(ちょうつがい) の機能を果たすイメージになる。ボディーターンと一緒に 腕が動けば、手首は (13) から (14) にかけて (手首を返すという意識をしなくとも) 自然に返り、(15 - 16) 以下のフィニッシュのような形になるはずである。
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