ホームページ > 5章 ゴルフ道具 > パター (ゴルフクラブ選びの知識)
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パター (ゴルフクラブ選びの知識)
 
 
パターはブレード、ピンタイプ、マレット、その他のタイプに分類される。(なお、マレットの変形は ネオ・マレットなどとも呼ばれる。) 現在では ピンタイプとマレットタイプのパターが最も良く使われているが、素材も各種金属からプラスチックまで様々なものが使われており、デザインもバラエティーに富んでいて 個性の最もでるクラブと言える。

ステンレス・スチールのヘッドでは 多くのプレーヤーが望むところの 柔らかな感触が出せないため、昔から、ブロンズ (銅と錫の合金)、アルミ、軟鉄 (素材のお話参照) などが使われてきた。一方、最近は、ストロノミックに代表されるエラストマーというプラスチックとゴムの中間の性質を持った材料が、クラブのフェース、もしくは、フェースの後ろに入れるクッションの目的で使われるようになっている。

一方、指の上にシャフトを載せてクラブを水平な状態でバランスさせて フェースが真上を向くものを フェース バランスド パターと言うが、そうしたパターは、クラブをストロークする時に フェースがスクウェアに保たれやすいと考えられている。基本的には、フェース バランスドの概念を取り入れたデザインのパターと そうでないものとに大別される。

また、ヒールとトーに重量を配分したヘッドのパターをヒールトーデザインのパターと言い、スウィートエリアを大きくする効果があって、芯をはずしても距離があまり落ちないという利点がある。重い金属とエラストマーのように軽い素材とを組み合わせることによって、極端なヒールトーデザインのパター (例えば、ネバーコンプロマイズ) もある。初心者の人は (上級者も良く使うが) 芯をはずしても距離があまり落ちないマレットタイプやヒールトーデザインのパターを使うと良いだろう。

通常、芯はパターフェースの中央近くにあるが、ネックのデザインなどによっては多少ヒール側に芯が偏っているものもあるので、自分のパターの芯の位置は良く確認しておくべきである。(L字パターで良く見られる現象) パターのフェース面を上に向けて、そのフェース面の色々な箇所でボールを弾ませて感触をチェックすれば、どこに芯があるのかが確認できるはずだ。パターの中央に線が引いてあるようなもので その位置と芯の位置が一致しないパターもあるので注意しよう。

シャフトの長さは、32" - 35" が主流であるが、長尺のパターの選手をテレビで時々見ることがあるように、そうしたものも一部の選手によって使われている。

グリップの形状やサイズが 他のクラブよりバラエティーに富んでいるのがパターである。ほとんどのグリップが円筒状のものではなく、親指の接する面を平らな形状にしているのが特徴であるが、それがクラブフェースをスクウェアーにセットしやすい形状だと言えるだろう。変則的なパターグリップには、左右の手が大きく離れてクラブを握れるようなスプリット・グリップなどと言うものもある。(参考)

シャフトの長さ、グリップの重量、太さ、形状などによって同じパターでも感触が大きく異なって来るので、パターの長さの調整やリグリップの時には、そうした点にも十分注意を払って行うべきだ。また、パターによっては ライ角が異なるので、パターを選ぶ時は 自分のパッティングフォームやスタイルに ライ角が合っているかもチェックすべきである。さらに、シャフトがヒール寄りについているものからセンター寄りについているもの (センターシャフトなどと呼ばれる) までがあるので、そうした点にも注意を払うと良いだろう。(具体的なウェッジのスペックや価格など、詳細情報のチェックは、以下のイメージをクリックで。)


なお、パターには 3° - 5°のロフトがあるのが一般的で、早いグリーンにはロフトの少ないものが適していると言われている。 

また、最近のモデルの特徴は、ラインを合わせ易いデザイン (右の写真参照)、慣性モーメントの大きなヘッド、順回転のボールが打てるフェースやグルーブ、打感を良くするフェースインサートなどを考慮したデザインが目立つ。そうしたデザインは 見た目の問題だけでなく、それなりのメリットがあると思われるものの、実際には そうしたメリットを定量的に示すことが出来ないのもパター選びを難しくする要因になっている。(パターを選ぶ時の注意点 参照)

 
 
 
 
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