ゴルフ入門 目次

1. ゴルフのススメ
☆ ゴルフ用語教室
2. ゴルフの学び方
☆ 練習場に行く前に
3. ゴルフ・スイング
☆ ボディターンの基本
4. ショート・ゲーム
5. ゴルフ道具
☆ ゴルフ用品購入前に
☆ 初心者用・セット
6. ルールとマナー
☆ ゴルフの服装
7. コース・デビュー
☆ ゴルフ場に行く前に
☆ スピード・プレー
☆ 初心者向けゴルフ場

コンテンツ目次




ボディー・ターンの基本(ゴルフ・スイング)

このページのコンテンツ
• はじめに
• ボディー・ターンの軸
• 腕の使い方
• まとめ
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


正しいボールの打ち方で良く引き合いに出される ボディー・ターン(body turn)という言葉。色々な意味で使われることがあるが、体の回転する力を最大限に利用してボールを打つスタイルをボディー・ターンのゴルフと言い、その意味で使われることが多い言葉である。

ボディー・ターンの軸


月並みな説明になるが、回転運動に不可欠なものは 回転軸で 正しいボディー・ターンをするための鍵は その軸をふらふら動かさないことと 体(肩)の回転面と軸の位置関係を 出来る限り 直角に保つこと。安定した回転運動のためには 不可欠なことである。アドレスから トップまで 軸は 左右に動かないように、また、その傾斜も ほぼ 一定に保って 回転させるのが 正しい形だが、右のイラストのように フォワード・スイングで 腰を 回転させながら 少し左にシフトさせる時に 頭の位置は動かさないようにするから 回転軸の傾斜は 少し大きくなる。いずれにしても、このように 体の回転する力を上手に利用したスイングが 好ましいことは ゴルフを始めたばかりの人にも理解できる概念であろう。

しかし、初心者の多くは ゴルフクラブを腕で振り上げると言うイメージを強く持っているから バック・スイングの時に 蒔き割りで斧を振り上げるような動きをしがちで、その場合は 前述の望ましい肩の回し方とは かけ離れたスイングになってしまう。腕を振り上げるようなバック・スイングでは 肩を あまり回さなくとも クラブが上に上がる訳だが、逆に言えば、肩を回さなくともクラブが頭の辺り、即ち、トップのポジションに来ることになり、肩の回っていない(好ましくない形の)スイングになり、回転軸と言う概念も忘れられていることが多い。

腕の使い方


トップでの手の位置
一方、スタンスを取り 直立の状態から クラブを両手で持ち 左腕は伸ばした状態で 剣道の中段の構えのような形を取ってみよう。その状態から 前傾姿勢を取り(クラブヘッドは宙に浮いた状態で)左腕を伸ばしたまま 肩を回転させながら 手が体から少し離れていく方向(前の方)に腕を動かせば 肩が 90°回転したところで 手は 右図の H1 の辺りまで来るだろう。その動きの後半で 右肘が地面を指すように脇を締める方向に右腕を少し折り曲げ、同時に 左腕を少しロールさせれば(ある意味、それが腕を振る行為で)手は上に持ち上がる形になって 手の位置は H2 の位置にまで来るだろう。図の H1 と H2 の位置を見て欲しい。 ボディー・ターンのゴルフ・スイングで 腕を振ると言うことは この腕の動きなのである。つまり、アドレスから トップの形になるために 手を 体から少し離すようにしながら 右腕を折り曲げ 左腕を少しロールさせる動きと言うことだ。この動きが上手くできれば 懐の広さも生まれるが、バック・スイングにおいて 腕力でボールを飛ばす意識で 腕を振り上げるような(懐の狭い)スイングと ボディー・ターン(体の回転)をベースにした前述のスイングでは 腕の使い方において そのような違いがあると言える。

フォワード・スイングにおいても 違いは 大きい。ボディー・ターンのスイングでは 肩を回転させて 腕を H2 - H1 の分だけ動かせば 手は下に落ちて アドレスの時の手とクラブヘッドの位置に戻る理屈だ。このように 腕は 肩を回せば 自然と上がったり下がったりする訳で 多くの人が考えているよりも少し動かすだけで ボールを打つことは出来るのだ。逆に言えば、腕を 肩の回転の前に振り下げてしまえば ボディー・ターンの力を利用出来ないと言うことである。肩の回転に合わせて ゆっくり 腕を落とすことが ボディー・ターンのゴルフでは(見落とされ兼ねないが)極めて重要なポイントである。ボールを飛ばすために腕を振るのではなく、ボディー・ターンのスイング中に 腕を少し動かすことによって クラブを好ましいスイング・プレーンに乗せて クラブヘッドの芯でボールがとらえられるように腕を動かすという考え方である。腕の使い方については 肩の回転によって生まれる力を上手に利用して クラブヘッドの芯でボールをとらえることに主眼を置いて その振り幅や動かし方を調整することで 全く異なったコンセプトのスイングが完成するだろう。

まとめ


いずれにしても、以上のようなボディー・ターンの軸の基本や腕の使い方は 簡単そうに見えて クラブを握ってボールを打とうとすると 案外 出来ない動作である。多くの場合(右利きの人では)バック・スイングで 背骨が左に傾き過ぎてしまったり、体全体が右に大きくシフト(所謂、スウェイ)したり、また、腕を振り上げる動作と一緒に 肩がほとんど回転せずに、ただ腕を上げて手を頭の右辺りに持って行くだけの動作に終わったりする訳だ。腕でクラブを振る意識のスイングでは 回転軸である背骨と肩の直角な位置関係が崩れてしまうだけでなく、回転量が極めて少ないスイングになってしまうことは 良く理解頂けるだろうが、そうしたバック・スイングをしたら、フォワード・スイングでは 左右の肩が回転する力を利用すると言うより、腕がただ上下に動くだけに近く、体は それに伴って動くだけだから 力強いボールを打てないという理屈になる。

また、ボディー・ターンと言うと 左足のかかとを上げて 腰を 目一杯 回してしまう人も居ると思うが そうした体の回転の仕方も間違いである。正しいゴルフ・スイングでは、軸がふらふら動かないように 腰をずっしり安定させ、逆に、あまり回転させないようにして、上半身を捻るように回転させる 所謂 捻転するのが 正しい回転の仕方だ。そして、肩を背骨に対して直角な関係で大きく回転させて、その肩の回転によって腕を落とすイメージでクラブが振れれば、腕力に頼らなくとも力強いボールが打てることになる。ボディーターンのパワーを 上手く使ってボールを打つためには 体のバランス、そして、肩と腕の動作の調和を保つことが重要になる。 » 詳細

個人差は多少あろうが、背骨と肩の直角な位置関係を保つためには バック・スイングで(クラブを振り上げるイメージで腕を振り上げるのではなく)、肩の回転の力を使いやすい方向に腕を運ぶようにして見よう。そして、フォワード・スイングでは、腕力でボールを飛ばそうとするのではなく、肩の回転や腕の脱力、そして、方向性を意識した腕の使い方などに注意を払うことで 良い結果が 期待できるはずだ。

練習では 以上の基本が確り守られているかを確認しながら 腕をどのように使い、肩をどの位 回転させれば フル・ショットとして適当なのか、また、肩の回転を少し抑え気味にするとどうか、と言ったようなこともチェックしながら、色々なショットのパターンを 研究して自分に最も合ったゴルフ・スイングを見つけ出して欲しい。




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