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パターの打ち方(その基本とスタイル)

このページのコンテンツ
• はじめに
• 1ラウンドのパット数
• パットの基本(三原則)
• 様々な パッティング・スタイル
• その他 注意点
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


パットの基本ゴルフのスコアは グリーンにボールを乗せてから 如何に少ない打数で ホールアウト出来るか、つまり、どれだけ上手くパターが打てるかに 大きく左右される。ラウンド中のパット数は 大雑把に 25~50 ストローク、熟練したアマチュア・ゴルファーの場合は 30~40 ストロークで スコアの約 4割 と 大きな部分を占める。

1ラウンドのパット数


毎ホールを 2パットで ホールアウト出来れば 36パットであるが 30パット(極めて パットが上手な人のパット数)と 40パット(平均的な アマチュア・ゴルファーのパット数)では 全く違ったスコアになるのは ご存知の通りだ。パーオン率にも依るが ツアー・プロの場合は 30パット未満で ラウンドするのが 謂わば 勝つための条件とも言える。いずれにしても、パットが フル・ショットと違う点は パワーを必要としないこと、即ち、300 ヤード飛ばせる人に 150 ヤードしか飛ばせない人でも 勝つことが出来る点で 研究次第では 誰もが 30パット前後で ラウンドすることが 可能と言うことである。

パットの基本(三原則)


道具、グリップと パッティングほど 色々なタイプやスタイルがあるものはないが、いずれにしても 肩、腕、手 を動かすことによって パター・ヘッドの動きを コントロールし ボールを転がすことになる。そして、それが どんなスタイルであるにせよ パットの成功率を高めるために 守るべき共通の基本がある。

(1) ボールの位置は 目の真下か それより 少し左に置く
(2) ゆっくりしたテンポで ヘッドを加速させながら 確り ボールを打つ
(3) パターのロフトを 正しく使って ボールを 確り 打つ

ボールの位置(1) まずは 目、ボール、そして、カップが 一直線になる所に ボールを置いて 構えることが重要だ。ボールが イラスト右のグリーンのライン上で 目の真下 ① か それよりも 少し ボール寄りの ② のような位置に置くのが 普通である。例えば、オレンジのライン上の ③ のような位置に ボールが来るような構えでは 正しくアラインメントをするのは 難しくなるだろう。グリーンの線上に 目が来るようにするのは ピストルを 撃つ時に 目と 銃身と ターゲットを 一直線上に置くのと同じ理屈である。銃身の真後ろに目がなければ 銃口をターゲットの方に向け 照準を 上手く定めることが出来ないことは 良く分かると思うが オレンジのライン上に ボールを置いて構えて パットをしていたのでは 銃身を 目から離して 照準を 定めているのと 同じことである。

パットの基本(2) そして、右のイラストのように 肩、腕、手を動かして パターの動きを コントロールする訳だが、肩は 横に 回転させるのではなく 縦に 少しだが ロッキング・チェアーのように動かし 腕を 柱時計の振り子のイメージで動かすのが普通で それが 所謂 ペンデュラム・モーションのパッティング・スタイルである。肩は 縦に動かそうとしても 横回転の動きを ある程度するから その影響を ミニマムにするよう 工夫すべきである。ボールを遠くに飛ばす必要のある ショットでは 体の回転と 腕のローテーションをパワーソースにするが 柔らかくボールを転がす パットでは 全く違った メカニズムになる。むしろ、体の回転と 腕のローテーションは 極力 使わないようにするのがポイントだ。そして、ゆっくりとしたテンポで クラブヘッドを 加速させながら ボールを 確り打つために テイクバックの大きさ (B) と フォロースルーの大きさ (F) を ほぼ 同じにするのが 一般的である。テイクバックが 大き過ぎれば ボールを打つ前に クラブヘッドが減速し兼ねないし、逆に 小さ過ぎれば 早くクラブヘッドを 加速させようと テンポの速い ストロークになリ易い。肩を 少しだが 縦に動かすようにし 腕の動きが パワーのメインソースになる ペンデュラム・モーションが 狙い通りに パットを打つ為に必要な 方向性とタッチを確保するには ベストだと言われている。 変則的なスタイルのパットをするプロ・ゴルファーも居るが ペンデュラム・モーションで プレーするプロが多いことからも まずは そのテクニックを研究すべきだと言えよう。なお、このパッティング・スタイルの場合は イラストのように 手が パターヘッドを 少しリードするか ヘッドと一緒に動く ことが望ましい。インパクト前後で 手の動きが止まり フォロースルーで パターヘッドが 手よりも先に動いて行くような打ち方は 避けたい。なお、ボールを打った後に 腕の動きを早めに止める ポップ・ストロークというテクニックもあるが そうした打ち方は 肩、腕、手の使い方が ペンデュラム・モーションとは かなり 異なる考え方になる。» 詳細

パターのロフト(3) 最後に パターのロフトを正しく使って打つと言うことだが、どんなに短く刈り込んだグリーンでも ボールは 芝に僅かではあるが 沈んでいるもの。従って、そのボールに 最初から順回転を与えて転がそうとしても 上手く行かない訳で 最初は パターのロフトを正しく使って ボールを 少し浮かせ、同時に 狙った方向に ボールを飛ばすことで 最も好ましい転がりのボールを打ち出すことが 出来るのである。ロフトが死んでしまうような打ち方、即ち、手ばかりが動いて パターのヘッドが あまり動かないようなストロークや 手が動かずに 手首の動きによって パター・ヘッドを動かすような打ち方は 避けるべきだ。 » 詳細

ジョーダン・スピースのパッティング練習風景


様々な パッティング・スタイル


パターを握る方法、即ち、グリップで 最も オーソドックスなのが (A) の逆(リバース)オーバーラッピング・グリップだ。右手から握り、その上に左手の人差し指が乗るように握るものだ。オーバーラッピング・グリップでは 右手が 左手の上に来る訳だが、そうしたグリップをする選手もいる。さらに (B) のように 左手が下で、右手が グリップ・エンドにくるスタイルの逆ハンド・グリップ(Left-hand-low Grip)も多くのゴルファーに採用されている。


(A)

(B)

(C)

さらに、最近では (C) のクロー・グリップ(Claw Grip)という 右手がペンを持つように左手の下にくるスタイルも見られるようになっている。クローとは(タカなどの鋭く曲がった)かぎつめ、また、蟹の はさみ などと言った意味のある言葉で クロー・グリップは クレイグ・スタドラーが 2001年に最初に使い始めたと言われているが 左手は 普通のグリップと同じように握り その下に来る右手が下から握らず 上の写真のように 手の甲を上にして グリップするところが特徴である。右手の握り方や指のポジションなどの違いで 幾つものスタイルがある。

さらに、最近は アンカリングに係わるルール変更で 中尺や長尺のパターを使う選手は減ったものの まだ そうしたパターを使う選手も居て、このようなスペースでは 触りだけでも 全てを説明できないほど パッティングには 様々なスタイルがある。(» 詳細)そうした中から 自分にとって 最適なスタイルとテクニックを身につける努力が不可欠だが、加えて、心理的なものが そのパフォーマンスを大きく左右するから そうした点についても 色々と研究すべきであろう。» スポーツ心理学

その他 注意点


パッティングパットの良し悪しは 距離感、方向性、グリーンを読む能力で決まってくる。どんなに良いストロークをしても ライン(スピードを含め)を間違って読んだのでは 結果につながらない。パットのラインは ストレート、スライス・ライン、フック・ラインの何れかと 平ら、下り、上りの何れかとの組み合わせだが ボールの転がりは 芝目にも影響される。(» 詳細)グリーン上では そうした情報を 素早く 的確に 読み取ることが 出来るよう 訓練しておくことが 必要だ。 » 詳細

パットは スイングの理論のようなものを 殆ど目にしないし 練習も退屈なので つい 軽視しがちだが、実は 考えるべき点や練習すべきことは 驚くほど 沢山ある。例えば、アドレスでは クラブヘッドを浮かせるか 下に置くか と言うことだけでも 考えてみるべきことは 色々ある。(» 詳細)英語の有名なことわざに Drive for show, putt for dough. というのがあるが、ショットが良くとも パットが入らなければ 勝負には 勝てないと言うことだ。パットは それほど 大切なものである。




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