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ゴルフ日記 (ショートゲーム編)
 
 

クラブを短く持つことの意味 (1)

グリップエンドを 1-2センチ残して握るのが普通のクラブの握り方です。標準的なグリップの長さは ほぼ 26センチで、手の大きさは (多少個人差がありますが) 10センチ程度ですから、グリップのシャフトに近いところを握っても、普段のグリップより 10センチも短く持つことは出来ません。良く観察してみると分かりますが、普段の握り方より 5センチクラブを短く持つと、クラブを極端に短く持った感触になります。

一方、ウェッジのシャフトの長さは、35-36インチ (90センチ前後)、ミドルアイアンで 37-38インチ (95センチ前後)ですから、クラブの長さは、短く持った時で約 5% 短くなる計算になり、スイング・アークの大きさは、スイングの直径に正比例して小さくなりますから、やはり、5% 程度小さくなりってヘッドスピードも応分に遅くなります。

クラブを短く握った時に起きる変化は まだあります。一つは、スイングウェート (詳細は、クラブの重量のセクション参照)。つまり、クラブの重量は同じであっても、グリップのどこを持つかで手に感じるクラブの重さが変わるという現象です。もう一つは、グリップの太さが細くなるということです。

まず、重さですが、物理的には軽いクラブの方が早く振ることが出来るのですが、通常、軽いクラブをあまり早く振ると不安定に感じますから、我々はその調整を無意識の内にして、軽いクラブは、軽く振る傾向があるようです。また、細いグリップの場合は、指先で軽く握るという傾向があります。

前置きが長くなりましたが、要するに、クラブを短く持つとスイングに色々な影響が出ます。その影響の出方にはかなり個人差がありますが、自分のスイングにどのような影響が出るのかを良く認識していない人が多いということです。

一般的には、ウェッジやショートアイアンでの (5ヤード前後の) 微調整に使うのがポピュラーですが、ピッチ、チップショット、さらには、バンカーショットの距離やボールの軌道の調整にも使えるものです。ただし、前述のように個人差がありますから、色々と試してその使い方を研究しなければならないアイテムです。例えば、チップショットで柔らかい球を打ちたい時には、短く持って打つことが有効だと言われています。色々なショットでクラブを短く持って打つとどのような結果になるかを、その応用の仕方を考えながら、良く研究してみて下さい。なお、このテーマについては、後日、もう少し掘り下げて書く予定です。お楽しみに。