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前進 4打に係わる ゴルフルール

このページのコンテンツ
• はじめに
• 前進 4打の論拠
• 前進 3打との基本的な違い
• ローカル・ルールの考え方
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


前進 4打とは ティショットが OB した時やロストボールになった時に取る救済措置の俗称で、その名の通り(打ち直しをせずに)前進して 4打目を打つ訳だが、特設ティーがあれば そこから、また、それがなければ 1打目をナイス・ショットした時の 2打目を打つと思われる辺り(OB したか ロストになった箇所の最寄のフェアウェイからと定められていれば それに従った所)から 4打目のショットを打つことになる。正式なルールに則った処置は ストロークと距離の規則に従って 1打罰を科して 打ち直す選択肢以外にない訳だが(» 詳細)スピード・プレーに配慮したローカル・ルールとして 前進し 2打罰の下に 4打目を打ってプレーを続行する方法が 日本では 一般的に カジュアルな ゴルフ用の簡易ルールとして普及している。


前進 4打の論拠


前進ティー前述のように 前進 4打の処置は 正式なゴルフルールに準拠したものではないが 日本の多くのゴルフ場が採用している公式競技以外のラウンド用の規則で そのために 右の写真のような サインや 特設ティーを設けている ゴルフ場も多い。つまり、前進 4打(2打罰)は スロープレー防止を主な目的とした簡易ルールで OB の可能性が高い時でも 暫定球を打たずに 前進して状況を確認し インプレーの自分のボールがなくとも プレーを続行出来るシステムだ。

なお、この特設ティーからのプレーに際しては ティーアップをして打つことが出来るのか否か、疑問を持つ人も少なくないと思うが、慣例としては(元々正式なルールに準拠していないのでルール上の正式な見解は存在しないが)ティーなので ティーアップ出来る と考えられている。

また、前進の特設ティーがない時は OB したか ロストになった箇所の最寄のフェアウェイからプレーをするよう ローカル・ルールで定めることがあるが、そうした場合は ティーアップ出来ない と考えるべきだろう。(会社のコンペなどの ローカル・ルールで 前進 4打を採用する時は そうした点を明確に規定することが望ましい。)

前進 3打との基本的な違い


そこで、混乱してしまうのが パー 3 のウォーター・ハザードに設けられている特設ティーで打つ時の救済措置との違いである。まず、ウォーター・ハザードの場合は ハザードに入ったポイントまで前進でき、救済の罰は 1打 だから、次のショットが 4打目ではなく、3打目、即ち、俗に言う前進 3打という点が大きな違いになる。ラテラル・ウォーター・ハザードか否かによって救済の選択肢は異なるが、ウォーター・ハザードは ハザードに入ったポイントを基点に その点と ピンを結んだ後方線上や そこに ドロップ・エリアが設定されていれば その中にボールを ドロップして 1打罰で プレーを続行できると言う 選択肢がある。(» 詳細)そして、前進して 1打罰の救済を受ける場合の基本は ボールを ドロップしてのプレーである。

以上の説明から納得する人が多いと思うが、ウォーター・ハザードに設けられている特設ティーは ドロップ・エリアを示すものと考えるべきだから、ティーではないと言う解釈がなされる訳で、ティーアップをして打つことは許されないと考えるべきであろう。なお、前進 4打の特設ティーでは 慣例として ティーアップが出来ると解説したが、ゴルフの公正性 (equity) という観点から言えば 前進 4打の特設ティーでも ティーアップはすべきではないという考え方の方が(1打罰の下に 打ち直しをしてボールが そこへ来たと仮定する訳だから)整合性があるだろう。

ローカル・ルールの考え方


さて、以上のように、前進 4打はスピード プレーを促すための ある意味 邪道的な ローカル・ルールなので(» 詳細)従うべきではないと考える人も居るだろう。しかし、現実には 公式競技以外で OB、ロストボールを 前進 2打罰にし、ワン・グリップ以内の短いパットを OK にするなどが 一般的な ローカル・ルールとして良く採用されるという事実もあり、それに 目くじらを立てることはあるまい。

ゴルフ本来の精神を尊び ルールに忠実にプレーをすべきだと言う考え方と スピード プレーが難しい場合は それよりも まずは スピード プレーを重視すべきと言う ある意味 相容れない 二つの考え方があるのだが、スピード プレーは ルールでもある訳だから それが難しい状況を考慮に入れた 邪道的な ローカル・ルールを 暫定的に 導入することも 決して 悪い考え方ではないという判断もある。いずれにしても、こうしたローカル・ルールを どのように採用すべきかは そうした様々な事情、また、自分達の技量やスピード プレーの能力を勘案して 決めるべきことだと言えよう。

月例競技などではハーフ 2時間 15分 前後をスロー・プレーの基準にしているクラブが多いと思われることからも 特別な理由がないにも拘らず その程度のスピードで プレーが出来ない グループは 競技でなければ(賛否両論あろうが)自分達なりのローカル・ルールに従って、例えば、適当な時間内にホールアウトできない時はボールを ピック・アップして そのホールのプレーを 暫定的なスコアで終了するなどの選択肢も含め、投げやりなプレーをしなくとも出来る範囲内の適当な配慮をして、時間を掛け過ぎないゴルフを考えると良いだろう。 各ホールのスコアの上限については パーの 3倍などのアイデアが用いられるが、5 オーバーパー(クインテュープル・ボギー)などとしても良いだろう。自分達のグループが スピード プレーに自信を持てない場合は 予め 同伴者とスタート前にそうした話をして自分達のその日のローカル・ルール決めておくのも 一案であろう。 » スピード・プレーのコツ




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