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球が木の上に止まった時|ルール解説

Introduction

木の上にボールが止まった時球が木の方に飛んで消えてしまうことがある。木の上に球が止まっている可能性が高い訳だが 特に 針葉樹では そうしたことが起き易い。そんな時、自分の球らしいものが見えても 自分の球だと確認出来なければ ロストボールだが、自分の球であることが確認できれば 木の上にある球の真下のポイントを基点に アンプレヤブルの球としての救済を受けることが出来る。以下は そんな状況での対応に関連するルールについて概要を分かり易く解説した 音なし 約 3分半の動画である。なお、更なる詳細は その下のテキストによる説明を参照下さい。

ロスト or アンプレヤブル

アンプレヤブルの球としての処置が出来れば 殆どの場合 元に戻って打ち直すよりも 1 打罰とは言え有利な訳だから、まずは、自分の球がそこにあることを確認する努力をすることが先決である。球が見えなければ ロストボールになるが 見える場合は それが 自分のボールであることを確認する必要がある。ただ 単に 木の下から見て カラーボールの色が同じというような確認では 不十分で、確認用の識別マークがはっきり見えるなどのレベルの確認が出来なければ それを自分の球として アンプレヤブルの処置をすることは 許されない。

このように 木の上にあることは ほぼ確実だが 自分の球が見えない または 見えても 自分の球かどうか確認出来ない場合は そこに球があることがどんなに確かでも ルール上は ロストボールである。つまり、ストロークと距離に基づく処置、即ち、1 打罰で元の位置から打ち直しになる。なお、2019年からの新ルールでは 前進 2 打罰が公式ルールが認めるローカルルールになったので 一般のコンペなどでは そうしたルールの下にプレー出来るケースもあるだろう。また、そうしたローカルルールの下に 行ったラウンドのスコアは 公式ハンデの計算にも使用できる。

ただし、前進 2 打罰の正しい方法は 2 打罰の下に 球を紛失したり、アウトオブバウンズとなった場所に最も近いフェアウエイ区域 (エッジから 2 クラブレングス内) を含む 右のような救済エリア内に 球をドロップすることが出来るというルールに従って処置をする必要がある。特設ティに ティーアップのような方法は 認められる救済の選択肢としては 不適切なものである。

事前のアンプレヤブル宣言

一方、木の上に球があるが自分のものであることが確認できないが 球を何とか下に落とせると思った時は そうすることで確認することが許されるが 最初にしなければならないことは アンプレヤブルの宣言で、それから、木をゆすったり クラブや長い棒を使って球を落とすなどの作業である。アンプレヤブルの宣言を怠って 球を木の下に落とした場合は ボールを動かしてしまったことに対する 1打罰が その後の処置に対するペナルティーとは 別に 科されてしまうから要注意である。

アンプレヤブルの処置

アンプレヤブルの球の救済
アンプレヤブルの処置が許される確認が出来た場合は 右図の様に ① 木の上の球があった場所の真下と考えられるポイントから 2 クラブレングス以内に 1 打罰で球をドロップしてプレーをするか、② ボールがあった場所の真下と考えられるポイントとピンを結んだラインの延長線上で ピンに近づかない所に球をドロップし、そこから 1 打罰でプレーすることが出来るという選択肢が与えられる。言うまでもなく ③ ストロークと距離に基づく処置、即ち、元に戻って打ち直しの選択肢は このケースに限らず 常にある。この処置に係わる更なる詳細は アンプレヤブルの球(ルール解説) を参照で。

木の上の球を打つ時

一方、アンプレヤブルを宣言せずに 木の上の球をクラブで打つことは 勿論 出来るがボールを打つ前 または 球を打つ意図がない状態で 枝をクラブで叩いたりして球を落とした場合は 球を打つ行為でない動作によって球を動かした訳だから やはり 1 打罰が科される。また、その場合は 球を元あった場所にリプレースして プレーし直さなければならず、それをしないで プレーを続行した場合は 誤所からのプレーの 2 打罰が科される。(一連の出来事で 2 つの違反が起きた場合は 大きな罰則の違反へのペナルティのみが科され、両方のペナルティが科されることはない。従って、合計 3 打罰にはならない。)

なお、木の上にある枯葉や小枝など、木に生えていない状態のものは ルースインペディメントとして取り除くことが出来るが、枝に生えている葉や折れて垂れ下がっている小枝などでショットに影響を及ぼすようなものを取り除いたり プラクティス スイングで落としたりした場合は ライの改善になり 2 打罰が科されるので その点も併せて注意が必要だ。

さらに、木の上の球を打つ時に 犯し易いルール違反のケースには ビリヤードのような変則的な打ち方で球を落とすことがある。そうした球の打ち方は 球を押す (push) 行為と判断されるから、マッチプレーでは そのホールの負け、ストロークプレーでは 2 打罰が科され その後は その球を続けてプレーすることになる。なお、左打ちなどで クラブヘッドの裏を使って球を打つ行為は 押す行為などの違反をしなければ ルール違反にはならない。

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