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アンプレヤブルの球(ルール解説)

このページのコンテンツ
• はじめに
• 受けられる 3通りの救済
• 救済を受ける時の手順
• 2クラブ・レングス内の救済
• ピンとボールの後方線上の救済
• バンカー内のボールの救済
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


ブッシュに ボールが 入ったなどの理由で 物理的にボールを打てない場合、それが ウォーター・ハザード内でなく、自分のボールであることが確認できれば 1打罰で 規則が定める救済の選択肢の中から 自分に 最も有利と思われる救済を受けられる。また、物理的にボールが打てる時でも アンプレヤブル(俗称 アンプレ) による救済を受けた方が得だと判断すれば 同様に ルールが定める救済を受けられる。

受けられる 3通りの救済


規則 28 アンプレヤブルの球 (Ball Unplayable) が定める救済には 以下の 3通りがある。

  ① ボールから 2クラブ・レングス内のホールに近づかない所
  ② ピンとボールがあった箇所を結んだ後方線上
  ③ 初めのボールを 最後にプレーした所からの打ち直し

アンプレヤブルの球の救済以上 ① と ② の救済を 図解したものが 右図である。アンプレヤブルの救済は 通常 ピンに近づかないように 2 クラブ・レングス内にドロップ出来る と覚えている人が多いと思うが(それで 部分的には 正解)実は 上述の三通りの選択肢が与えられているのだ。ただし、右図からもわかるように、通常は ① より ②、② より ③ の方が ピンまでの距離は長くなるので、① の選択肢で ライの良い所にボールが ドロップ出来る場合は ① を選択するのが 一般的である。

なお、通常 ③ は 最後に考えるべきオプションだが、OB の場合と同じ扱いで、1打罰で元の場所に戻って打つ選択肢もある。ティーショットのボールで この救済を受ける場合は リティーをしてプレーすることが出来るが、ショートホールなどでは その選択肢が 最も有利な救済措置となる場合も少なからずあるだろう。


救済を受ける時の手順


アンプレヤブルの救済を受けると決めた場合に まず行うべきことは アンプレヤブルの宣言である。それを怠って、ボールを ピックアップすれば、ボールを動かしてしまったことによるペナルティが科される。木の上に止まったボールでアンプレヤブルの救済を受ける時などに、直ぐに ボールを木から落としてしまう人がいるが、アンプレヤブルの宣言を先にすることが肝要だ。

ボールのある場所、また、木の上にあるボールであればボールの真下に ティなどを置いてからボールをピックアップするようすると良いだろう。最初に前述の ① の救済を受けるつもりでいたが、後になって ② の救済を受けた方が良いと思った時などでも 最初にボールがあった場所が確認できれば 不必要なトラブルに巻き込まれずに済むはずだ。① の救済を受ける場合は ドライバーを使って 2クラブ・レングス内のホールに近づかない所が何処までのエリアかが明確にわかるように ティなどの目印を置くべきである。クラブを置いたままボールをドロップしないよう。(その理由は後述)

さて、アンプレヤブルを宣言した場合は ティーイング・グラウンドからプレーを し直す ③ の選択肢の場合を除き、ボールを ドロップして プレーをすることになるが、ドロップしたボールの状態が 以下のような場合は 再ドロップを しなければならない。
  1. ボールが 転がって ピンに近づいた時
  2. ハザード、カート道、修理地等にボールが転がって入った時
  3. ドロップしたボールが 落ちた所から 2 クラブ以上転がった時
加えて、ドロップしたボールが自分の足やクラブなどに当たった時も 再ドロップ(無罰)をしなければならず、それを怠ると 1打罰が 科せられてしまうので その点も 間違いなきよう。その他、ボールのドロップに関する詳細説明は こちらを 参照下さい。 » 詳細


2クラブ・レングス内の救済


なお、ドロップしたボールが 元の場所から 2 クラブ・レングスの範囲外に出ても 落ちた地点から 2 クラブ・レングス内にあり、且つ、ホールに近づいていなければ、そのボールをプレーすることになる。さらに、ドロップしたボールが 最初にボールがあったブッシュの中などに転がってしまっても ボールを ドロップした地点から 2 クラブ・レングス内でボールが止まった場合は そこからプレーをするか、再度、アンプレを宣言し、1 ストロークのペナルティを払って救済措置を受けなければならないので どのような所にボールをドロップするかは 細心の注意を払って決めるべきである。

ピンとボールの後方線上の救済


② の救済措置、即ち、ボールと ピンを 結んだライン(上図参照)の後方であれば どこにボールを ドロップして プレーをしても良い と言うオプションは、多くの場合 ① より有利になることもあるので、どちらの選択肢にするかは、直ぐに ① の選択肢を選ぶのではなく、② の選択肢も十分に考えてから最終決断をすべきだ。なお、ボールをドロップした結果、自分にとって好ましくないライにボールが止まっても、再ドロップの条件に当てはまらなければ そのボールをプレーしなければならないので どのような所にボールをドロップするかは 細心の注意を払って決めるべきである。


バンカー内のボールの救済


バンカーの淵にボールが突き刺さって埋まってしまうなど、バンカー内のボールでアンプレヤブルを宣言する必要がある場合もあろう。そのようなケースでは ③ の選択肢以外は ボールのあったバンカー内からプレーをなければならないとルールは定めている。①、② どちらを選択しても良いが、選択肢が狭まることになる。その場合も ボールのドロップに関しては 前述の再ドロップのルールが適用される。

アンプレヤブルに係わるルールではないが、例外として、バンカー内が 全て水で一杯な時は そのバンカー全てが 異常なグラウンド状態になるので ボールと ピンを 結んだ後方線上のバンカーの外にボールを(ただし、無罰ではなく、1打罰の下に)ドロップすることが許される。なお、単なるアンプレヤブルで さらに 1打罰(計 2打罰)で バンカーの外にボールを ドロップするといった選択肢はない。




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