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ゴルフスイングの基礎知識

Introduction
ゴルフは 如何に少ない打数で ボールをホールに入れるかを競うゲームで そのために 何種類ものクラブを使い分けて ボールの飛んで行く方向、飛距離、弾道などを コントロールすることになる。ターゲットにボールを近づけるためには まず ボールを遠くへ飛ばす必要があり それには クラブを ほぼ 100% の力で振るスイング 所謂 フルスイングが必要になる。

グリーンにボールが近づくに従って スリークォーター、ハーフスイングなどの小さなスイング、さらに、ピッチ、チップ、バンカー、ロブ ショット、パットなど、フル スイング以外のショットも状況に応じて必要になるが ゴルフを始めるにあたって 最初に学ぶべき基本は やはり フルスイングである。そして、初心者であれ 上級者であれ ゴルフは その基本に立ち返って 自分のスイングを見直すことを怠るべきではない。

セットアップ(構え方)

フルスイングを学ぶにあたって必要な知識は まず クラブの握り方 即ち グリップだが(» 詳細)その次に 学ぶべきことは セットアップ(アドレスとか ポスチャーとも言う)。セットアップとは スイングするための構えであり 野球で言えば バッターボックスに入ってボールを打つ構えに入ることだ。ドライバーのように長いクラブと ウェッジのように短いクラブでは ボールの位置や 構える姿勢も 多少 異なってくるが、どんなクラブにも共通する基本がある。それは ボールの前に立ち クラブを正しいグリップで持ったら 足を肩幅前後に広げて 膝を軽く曲げ お尻を少し後ろに突き出すようにし 上半身を 前傾させて 構えること。体重は 左右の足に 均等にかけ 肩の力を抜いて 腕を落とし 目標に対して肩のラインと飛球線が平行になるよう スクウェアーに構えるのが基本である。いつの間にか この基本が正しくなくなっている人も居るので ことあるごとにチェックしたいものである。

スイングの 8 ステージ

ゴルフスイングは このセットアップの構えから 体を回転させ 同時に 腕を振ることで行うが 以下の 8 つのステージから構成される。ボールを打つ瞬間(インパクト)の動きは 一連のスイングの動作の中の一点で それを最も効率の良い瞬間とするために それぞれのステージでの形と その間のスムースな動きを工夫する必要がある。

 (1) セットアップ(アドレス)
 (2) テイクバック
 (3) バックスイング
 (4) トップ
 (5) ダウン(フォワード)スイング
 (6) インパクト ■■■ この最適化が課題
 (7) フォロースルー
 (8) フィニッシュ

以上の観点から ゴルフの教本などでは セットアップ、バックスイング、トップ、ダウンスイング(フォワードスイングとも言う)、フォロースルー、フィニッシュなどが どうあるべきかが 論じられる。

ゴルフ スイング 手本

以下は PGA ツアープロのルーク・ドナルド (Luke Donald) のアイアンショットのスローモーション動画だが 芝の上のボールをクラブヘッドの芯で クリーンに捉えている様子を確認して欲しい。ボールを打った後に その先の芝(ターフ)を 少し取っているが このように体の回転する力を上手く利用して 腕とクラブを上から下に振って ヘッドの芯でボールをクリーン捉えることが好ましいゴルフスイングの基本である。

ボディーターン

スイング編
ゴルフスイングで重要なことは 腕力ではなく 体の回転運動(ボディーターン)を如何に効率良く利用し リズミカルに体全体のバランス保ってクラブを振り、ボールを狙った方向に 出来る限り正確に 飛ばせるかと言うことである。つまり、(a) 腕でクラブを振ってボールを打つ、そして、そのために体を一緒に動かすという考え方ではなく (b) 体を回転させ、ボディーターンでボールを打つのに都合の良いように腕を振るという考え方になるべきなのである。

初心者の多くは この (a) の考え方を中心に ボールを打とうとするので、結果として、正確性もパワーも不足する 所謂 悪いゴルフスイングの典型になってしまうのが一般的である。(b) のような考え方でクラブを振ることを学ぶことが ゴルフスイングを学ぶ上での最重要ポイントであり、正しいゴルフスイングを身に付けて上達するための秘訣だと言えよう。(» 詳細) ゴルフのフルスイングに関し 更なる 詳細に興味のある方は 本サイトの 6章 ロングゲームのコンテンツも参照下さい。 » 詳細

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