ホームページ > 5章 ゴルフ道具 > ドライバー選びとスイング解析
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ドライバー選びとスイング解析 (クラブ選びの知識)
 
自分に合った ドライバーを見つけるために 大変有効なのが、ゴルフスイングの解析である。最近の大きなゴルフショップには 試打用の打席に解析装置が常設してあり、そうした店の多くは 無料でスイングを解析してくれる。以下は その解析結果のサンプルであるが ヘッドスピード、ボールスピード、打出角、バックスピン、サイドスピン、フレ角、予想飛距離などがご覧のように表示される。


加えて、装置によっては、インパクトゾーンでのスイング軌道とフェース角の状態を高速カメラで撮影して、以下のように表示してくれるものまである。こうした画像があれば、自分のスイングパターンがインサイド・アウトなのかアウトサイド・インなのかといったようなことは 勿論、インパクト前後のフェースの挙動についても理解することが出来る訳だ。


ドライバー選びでは まず 第一に自分のヘッドスピードを知ることが重要であるが、加えて、スイング軌道や打出角、スピンのデータなどが分かれば、どのようなクラブが自分に合っているのかが考えられる。

一概に ヘッドスピードだけで どんなクラブが良いかは決められない訳だが、概ね、以下のようなシャフト選びの基準で シャフトの硬さを決めれば良いだろう。参考までに、平均的 日本人ゴルファーのヘッドスピードは 男性が 43m/s、女性で 33m/s と言われている。

シャフトのページでも色々と説明しているように、硬さ 以外にも 重量、調子、トルク、そして、ヘッドとシャフトの相性など クラブのフィーリングに大きな影響を与える要素は多い。一方、ゴルファーが 100人居れば、100通りのゴルフスイングがある訳だから、色々なシャフトを試してみることがオススメだ。

硬さ、重さ、調子、トルクなどの組み合わせによって様々なタイプのシャフトができる訳であるが、例えば、タメを作れるシャフト、叩いても安心な確り感のあるシャフト、つかまるシャフト、つかまり過ぎないシャフト、反応の早いシャフト、ヘッドが走るシャフト、球が上がるシャフト、スライサー向けのシャフト、フッカー向けのシャフトと言ったような具合である。

力のある人は 重めのシャフトの方が タイミングや安定性という意味で フィーリングが合う可能性が高いが、一般的には 軽いシャフトの方がヘッドスピードを上げるには適しているから、そのバランスを見て 自分に合うシャフトの重量を考えて見ると良いだろう。

一方、比較的スイングスピードの遅い人は 打出角を高くして、ボールのつかまりを良くするために (個人差はあるが) 先調子のクラブを選ぶと良い結果になると言ったようなこともある。さらに、先調子のクラブでは (そうでないものと比べ) やや硬めのシャフトも試してみると良いだろう。また、スライサーの人はトルクの大きめなシャフトが良いだろうし、フッカーの人は、トルクの低いシャフトで やや柔らかめなものを選んだ方が良い結果になる可能性が高い と言った具合に、ただ単にヘッドスピードを基準に シャフトの硬さを決めるだけでは、自分に最適なドライバーを見つけ出すことは出来ないものだ。いずれにしても、クラブヘッドに意思や感覚が伝わるイメージのシャフトが自分に合っているシャフトなのだ。

スライスに悩んでいる人は、アウトサイド・インのスイング軌道になっていることからサイドスピンが大きくなる訳だから (シャフトの選択に加えて) ドローバイアスの (フェース角が クローズドで 重心角の大きい) スペックのクラブが (サイドスピンを減らす方向に働くから) 合う可能性が高いと言える。逆に、インサイドからクラブが入ってくる軌道でボールを打てる人の場合は 比較的 元調子でフェース角がクローズドになっていないクラブを選ぶことが基本である。

また、計測結果のバラツキが大きくショットの安定性の低い人は、比較的 短めな (44インチ程度) シャフトのドライバーを選ぶと良いだろう。芯を外したショットでは、飛距離のロスが非常に大きくなるから、そうしたショットを少なくすることの出来るクラブが最適だという考え方になる訳だ。

さて、グラファイト・シャフトのメーカーには フジクラ (ランバックス、スピーダー、他)、三菱レイヨン (ディアマナ、バサラ、他)、グラファイトデザイン (ツアーAD、YS、他)、コンポジットテクノ (クワドラ、他) など お馴染みの 日本のメーカーの他に、米国メーカーの AldilaGrafalloyUST などといったメーカーもある。