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雨の日のゴルフ - 準備とプレーの仕方

このページのコンテンツ
• はじめに
• 雨のゴルフになる確率
• 雨の日の準備
• 濡れても滑らないグローブ
• 雨の中でのプレーの仕方
• ボールに泥が付いている時
• ルール上の留意点
• サンプル 雨具 商品リンク

はじめに


雨傘雨の日のゴルフで散々な目に遭ったという経験の持ち主は 少なくないと思う。そんなゴルフで失敗しないためには まず 雨に濡れることによるプレーへの影響を最小限にすることだが、そのためには 確り 準備をすることが欠かせない。そして、雨の中でのプレーの仕方、加えて、雨の日のプレーに関係の深いルールのことについても 学ぶべきであろう。

雨のゴルフになる確率


理科年表によれば 日本で 雨が降る 日降水量 1mm 以上の日は 1971年〜2000年の平均値で ほぼ 101日で、その内、日降水量 10mm 以上の日が 44日、30mm 以上の日は 13日だそうだ。また、日降水量が 3mm 未満は弱い雨、10mm〜20mm がやや強い雨、さらに 20mm〜30mm が強い雨と定義されている。つまり、日降水量 10mm 以上の日は ゴルフを中止するとしても、それ以下の降水量で 1mm 以上の降水量という雨の日が 年間 ほぼ 60日あり、そうした 所謂 小雨以上の雨の中で ゴルフをすることは 少なくない訳だ。一般的には 5回〜6回に 1回は そんな雨の日のゴルフになると言うことである。

雨の日の準備


天気予報まず、雨の日に準備すべきアイテムは レインウェア、防水性の高いシューズ、グローブ(できれば 雨用)、タオル(複数)、傘(ゴルフ場に 用意されていなければ)である。天気予報で 雨の可能性がある時も 同様の準備をしておくことだ。スタート時には降っていなくとも 途中で 急に降り出すことは良くあることなので 雨具は キャディー・バッグの中に(車やロッカーの中ではなく)必ず入れること。日本のゴルフ場では 通常 傘を用意してくれているので わざわざ持って行く必要はないが、自前で揃える必要のある 靴とウェアは耐水性と通気性の両方を兼ね備えたものを準備したい。中でも、ジャケットは 高機能で プレーし易いものを 少々価格が高くても選んで欲しい。撥水性と通気性が良く(例えば、ゴアテックスのような素材の)あまり ゴアゴアしない という点がポイントだ。 小道具(ティー・ペッグ、グリーン・フォークなど)やスコアカードの出し入れが し易いポケット付きのものが重宝する。 » 高機能 レインウェア


濡れても滑らないグローブ


一方、タオル同様、グローブを複数枚持って行くのも一案だが、雨の日でも滑らないグローブを使っていれば そうした必要はなく、グリップが濡れることは 然程 気にしなくとも良いので そうしたグローブがオススメだ。ここでは フットジョイのナノロック・シリーズのグローブと イオンスポーツのインスパイラル・グローブという 雨に強いグローブを紹介しよう。

ナノロックまず、フットジョイ・ナノロック・シリーズのグローブだが、合成皮革ではなく、ナノフロントという繊維を使用したグローブで、雨が降っていない時にも 普通に使用できるものである。ナノフロントは 径が 700 ナノメートル(0.7 マイクロメートル)という繊維を束ねて布状にしたものだが、その繊維の細さは 人毛(約 60 マイクロメートルの径)の 1/86 と極細である。結果、接地面積が大きくなるので摩擦力が増え、グリップ力が高くなるという理屈だ。それで 乾いた状態でも 柔軟性があって フィット感が良いのに、汗をかいても、雨でも、そのグリップ力が ダウンしないという素晴らしい性能が可能になった訳だ。なお、汚れ易い素材だが、洗濯が出来るので、その点も問題ないだろう。ナノロック・ツアーナノロック・プロ という商品があるので、興味のある方は 商品リンクをクリックして チェックして下さい。

雨用グローブ一方、濡らして使うことを前提に作られている 雨用のグローブ イオンスポーツのインスパイラル・グローブ も 雨の日に 力を発揮する商品だ。乾いた状態で使用も可能だが、少し ツルツルするので、それが気になる人は少なくないだろう。以上、雨に強いグローブは 価格的にも リーズナブルだし、それを使えば グリップの心配は大幅に軽減し、タオルを沢山用意する必要もなくなるので、試してみる価値は 大いにあるだろう。


雨の中でのプレーの仕方


雨の日に 雨に濡れずにプレーすることは不可能だが、上手に、不必要に濡れないように工夫すべきである。プレーでは グリップを出来る限り乾いた状態にしておくことが大切で、タオルは余分に持って行くようにすること。何時でも 乾いたタオルが使えるよう 最低でも 1枚のタオルは(出来れば 2-3枚を)乾いた状態に キープしておくようにしよう。濡れたタオルで良い時は濡れたタオル、乾いたタオルが必要な時だけ乾いたタオル、と言った具合に使い分けると良いだろう。乾いたタオルは 傘の骨から ブル下げるようにして 持ち運ぶと便利。

雨の中のゴルフ傘をさす必要があるほど雨が降っている時は、傘をさしてティー・グラウンド、または、ボールのある所まで行くようにし、ボールが打てる準備をしよう。傘を置いたら、プリショット・ルーティーンに 素早く入るべきだが、急がないことが重要だ。濡れないようにという思いで、慌ててショットをしないこと。

さて、ドライバー・ショットは カジュアル・ウォーターが至る所にあるようなら ランが出ないから、なるべくキャリーで飛ばすようにしたい。一方、ティーアップをしないショットでは ボールを通常の位置より少し右寄りに置いて、払うようにして打つのではなく、少し ダウンブロー気味のスイングで ボールをクリーンに打つようにしたい。少しでもダフると 距離が出ないので注意しよう。クラブの選択では 1クラブ、場合によっては 2 クラブ以上長めにし、左右への体重移動を少なくして、いつもの 8 割くらいの力で打つくらいの気持ちで良いだろう。なお、雨が降って、気温が下がってくると クラブの飛距離は 大きく落ちることがあると覚えておこう。

長時間雨が降っていれば、当然、グリーンは柔らかくなっているはずだから、キャリーで ピンまで飛ばすようにすれば良いが、雨が降って来ても すぐに グリーンが柔らかくなる訳ではないから、そうしたグリーンの硬さの状況や変化などにも注意を払うべきである。

さらに、チップ・ショットなど、寄せのショットでは ボールをクリーンに打つことが大切だから、ボールをやや右足寄りに置いて 普段より少しダウンブロー気味にクラブヘッドが入るような打ち方が(払うような打ち方で ソールを滑らせるように打つスタイルより)好ましいが、やったことのないショットを その場で 試すようなことは止めよう。何時もと 同じ、も一案である。なお、ショットは ランがあまり出ないから そうした点も考慮に入れる必要がある。場合によっては、キャリーでピンの近くまで打っていくことが有利なこともあるだろう。

また、バンカー・ショットは 砂が湿って硬めになっていることもあるから、ソールの小さめなピッチング・ウェッジなどでプレーするのも 場合によっては 有効で、そうしたショットの打ち方を普段から練習しておくと良いだろう。


ボールに泥が付いている時


泥の影響ボールに泥が付くことも多くなると思うが、プリファード・ライのルールが採用されていなければ、泥の付いたボールを打つことも出て来よう。右図は、そんな泥の付いたボールが どのように飛んでいく傾向があるのかを説明したものである。

一般的には ボールの右側 (R) に泥が付いていれば ボールはフックし 狙ったターゲットより左に行く可能性が高く、逆に、左側 (L) に泥が付いていれば ボールは スライスし 狙ったターゲットより左に行く傾向が強くなると言われている。

また、フェース面に直接あたる箇所に泥が付いていれば、ボールは どのくらい飛ぶかも(通常は 飛ばなくなるが)分からなくなるし、加えて、どの方向に飛んでいくかも予想し難くなる。

一方、泥がボールの上部 (N) に付着している時は ナックル・ボールのような軌道になる可能性が高い。従って、そうしたことを(賢く)予測して クラブの選択とターゲットの設定をするよう コース・マネジメントすべきであろう。


ルール上の留意点


雨に係わる救済の関連ルールの詳細を良く勉強しておこう。まず、カジュアル・ウォーターのルールだが、それを活用できるところでは ルールが許す範囲で 自分に最も有利な救済が受けられるような知識を身に付けておこう。(» ボールのドロップの仕方)スタンスを取った時に地面から水がしみ出してくるようであれば カジュアル・ウォーターの救済措置が受けられる。さらに、ボールのピッチマークにボールが少しでも埋まったような状態であれば(フェアウェイ並みに芝が短く刈られているライなら)救済措置が適用されるので、そうした知識も、併せて、覚えておこう。

パッティング・グリーン上に水溜りがある時は、グリーン上のボールをプレーする時に限られるが、その水溜りの影響がない ニアレストで等距離のスポットにボールをプレースしてパットをすることが出来る。一方、グリーンの外からのアプローチでは そうした救済が受けられないので、ボールの転がりを予想しやすいショットの選択をするなど、一工夫が大きな差を生むはずだ。





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