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昔から
ゴルフの優勝賞金は 通常 賞金総額の 18% - 20% (米
PGA では 通常 1位=18.0%、2位=10.8%、3位=6.8%)
に相当するように設定されてきた。そして、この 10年ちょっとの間に
アメリカ男子ツアーの賞金額が 跳ね上がった結果、ほとんどのトーナメントが
500万ドル以上の賞金総額になり、比較的マイナーなトーナメントでさえも
優勝賞金は 100万ドル (約 1億 円) 近い額になっている。
因みに、賞金総額の最も大きなトーナメントは、5月に行われるプレーヤーズ・チャンピオンシップで
950万ドル (2008年)、また、アメリカで行われるメージャーの大会は 全て
700万ドルの賞金総額になっているが (全英オープンは 850万ドル) 賞金額ではメージャーを上回るトーナメントが幾つかあるのが現状である。(詳細)
結果として、個人の年間賞金獲得額も鰻登りに伸び、ここ数年賞金獲得額一位の選手は
1000万ドル前後の賞金を獲得している。また、PGA の翌年のシード権獲得のカットラインとなる
125位賞金獲得額は 2006年が 66万ドル、2007年には 78万ドルを上回った。(参考)
さらに、2007年からは 賞金総額 3,500万ドル (約 40億円)、優勝賞金
1,000万ドルのフェデックス・カップ (詳細) が始まったので 年間を通じて争奪される賞金総額はものすごい額に達する訳だ。(因みに、フェデックス・カップの優勝賞金は
賞金総額の 約 28.6% という計算になる。)
また、アメリカツアーの場合は、年末の数週間を除いて、ほとんど毎週ゲームが行われているから、年間
50試合近いゲームがあり、ほとんどオフシーズンの期間がないのも
他のスポーツと比べて大きな違いである。PGA の年間を通じての優勝賞金総額は
ほぼ 3億ドル (約 350億円) に達する。
ヨーロッパの男子ツアーでもほとんど毎週ゲームが行われており、年間
50試合近いゲームが行われているが、賞金総額は 100万ユーロ
(約 1億 6000万円) 以下のゲームも少なくなく、トーナメントごとの格差も大きい。ざっと言えば、アメリカの
1/4 - 1/2 位の賞金総額だと言えよう。(ただし、全英オープンの賞金総額は
616万ユーロと 他のメージャーの賞金総額よりも高額になっている。)
日本の男子ツアーは 2007年からゲーム数が減り、年間 24試合になってしまったが、それでも世界的に見れば賞金総額では、ヨーロッパツアーに次ぐ世界第
3位のプロゴルフツアーという位置付けである。賞金総額としては、1億円から
1億 2000万円くらいの大会が多い訳だが、全日本オープンとダンロップ・フェニックスの賞金総額は
2億円となっている。個々のトーナメントの賞金総額は 概ねアメリカのほぼ
1/5、また、ヨーロッパの 1/2 というスケールになっている。
一方、最近人気のある日本の女子ツアーでは、2007年からゲーム数が年間
36試合にまで増えたため、男子のゲーム数より多いという 世界的に見れば
考えられない状況が生まれている。 それでも、トーナメントの賞金総額は
6000万円から 8000万円といったものが中心で、男子ツアーの賞金総額の
2/3 程度のトーナメントが中心である。(ただし、優勝賞金 1億円以上の大会が
年間 7試合あり、最も賞金総額の大きなミズノ・クラシックの賞金総額は
1億 6520万円となっている。)
これは、米 LPGA のゲーム数が年間 35試合、 欧 LPGA
に至っては 26試合であることを考えると 如何に 日本の女子ツアーの人気が高いのかということを示している。賞金総額の比較では、米
LPGA が主に 100万ドルから 200万ドルのトーナメントが中心であるから、ほぼ
1/2 のスケールということになるが、それでも男子の 1/5 に比べれば、その差は小さい訳だ。また、欧
LPGA の賞金総額は 20万から 40万ユーロのトーナメントが中心になっているから
(ただし、エビアン・マスターズのように賞金総額 300万ドルというビッグなイベントもある)
日本の女子ツアーは、試合数では 世界一、そして、賞金総額でも世界第二位のツアーであるということになる。
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