ご存知のように、そのシーズンに最も多くの賞金を稼いだ選手が賞金王である。プロ・ゴルファーにとって賞金獲得額で上位に入ること、ましてや、ナンバー・ワンになることは極めて名誉なことだ。 ( ツアー優勝賞金) また、メジャー・トーナメントの出場権やシード権が 賞金獲得額 上位 30名、50名、125名 といったような条件で与えられるから 自分が賞金獲得ランキング (Money Leaders) の何位に居るかということは 全てのプロ・ゴルファーにとって 常に 最大の関心事であると言っても過言ではない。
毎年、12月の第一週に日本で行われるゴルフ日本シリーズ JT カップが終わると、世界の賞金王が全て出揃うことになる。男子はルーク・ドナルド (Luke Donald) が アメリカ PGA と 欧州 PGA の両方の賞金王を獲得するという快挙を成し遂げた。一方、日本 JGTO は 「 相文 (ベ・サンムン) が 2位以下に大差をつけて 最終戦を待たずに賞金王となった。他方、女子の アメリカ LPGA では ヤニ・チェンが圧倒的な強さを見せ賞金王に、また、日本 LPGA では アン・ソンジュが 安定した強さを見せて、2年連続の賞金王となった。
ツアー |
2010年 賞金王 |
2011年 賞金王
|
選手名 |
賞金獲得額 |
選手名 |
賞金獲得額 |
| 米国 PGA |
マット・クーチャー |
$4,910,477 |
ルーク・ドナルド |
$6,683,214 |
| 欧州 PGA |
マーティン・カイマー |
 4,461,011 |
ルーク・ドナルド |
 5,323,400 |
| 日本 JGTO |
キム・キョンテ |
\181,103,799 |
ベ・サンムン |
\151,078,958 |
| 米国 LPGA |
ナ・イェン・チョイ |
$1,814,558 |
ヤニ・チェン |
$2,921,713.00 |
| 日本 LPGA |
アン・ソンジュ |
\145,073,799 |
アン・ソンジュ |
\127,926,893 |
ところで、アメリカ PGA ツアー賞金王の記録を 遡って見てみると面白いことが分かる。まず、始めに目に付くことが、1980年代の賞金の低さだ。賞金王の年間賞金獲得総額が 100万ドルを最初に上回ったのは 1988年のことで、80年代前半には 賞金王の賞金獲得額が 50万ドルにさえ達しない年も多かったという事実である。
一方、賞金額は 1996年に タイガー・ウッズが プロ転向 以降 急激に上昇し、2004年以降はその年間賞金獲得総額が 1,000万ドルを超えることも珍しくなくなったことが分かる。加えて、2007年には優勝者の賞金が 1,000万ドルのフェデックス・カップが行われるようになり、それ以降の賞金王は 2,000万ドル以上の賞金を獲得することも可能になった訳だ。つまり、その 30年で 賞金王の年間賞金獲得総額は 20倍以上、そして、フェデックス・カップの賞金を合わせると 40倍以上にもなったということである。(因みに、2011年はビル・ハースが フェデックス・カップに優勝しており、それを 加えた賞金獲得額では トップで $14,088,637 となった。)
この十年の記録では (過去 9 回 賞金王になった) タイガー・ウッズが 5 回、そして、ビジェイ・シンが 3回 賞金王になっており、タイガー・ウッズの実力が ずば抜けていたことが分かる。ウッズの凄さは他選手よりも圧倒的に少ない試合出場数で こうした記録を打ち立てた点にもあった。2007年賞金総額の 1,087万ドルは16試合、2008年の 578万ドルが 6試合、2009年 1,051万ドルも 17試合に出場した結果であり、これを一試合平均にすると 約
70万ドルの賞金を稼いだことになる。さらに、フェデックスカップ 優勝 2回の賞金 2,000万ドルを加えると、この数字は 120万ドルを上回るものになる計算だ。彼は 1996年 8月にプロ・デビューをして以来 通算 93勝 (11年 12月の シェブロン・ワールド・チャレンジまで)、その内 PGA ツアーでは 97年と 01年、02、05年のマスターズ、00年、02年と 08年の全米オープン、00年、05年、06年の全英オープン、99年、00年、06年、07年の全米プロを含む 72勝 (サム・スニード 82勝、ニクラウス 73勝に次ぐ 史上 3位の記録)、メージャー 14勝を挙げ、スーパースター的な存在感で ゴルフの人気アップと賞金アップの牽引車的役割を果たしたことはご存知の通りだ。
|
|
年度 |
賞金王選手 |
賞金獲得額 |
1980 |
Tom Watson
|
$530,808 |
1981 |
Tom Kite
|
$375,699 |
1982 |
Craig Stadler
|
$446,462 |
1983 |
Hal Sutton
|
$426,668 |
1984 |
Tom Watson |
$476,260 |
1985 |
Curtis Strange
|
$542,321 |
1986 |
Greg Norman
|
$653,296 |
1987 |
Curtis Strange
|
$925,941 |
1988 |
Curtis Strange
|
$1,147,644 |
1989 |
Tom Kite
|
$1,395,278 |
1990 |
Greg Norman
|
$1,165,477 |
1991 |
Corey Pavin
|
$979,430 |
1992 |
Fred Couples
|
$1,344,188 |
1993 |
Nick Price
|
$1,478,557 |
1994 |
Nick Price
|
$1,499,927 |
1995 |
Greg Norman
|
$1,654,959 |
1996 |
Tom Lehman
|
$1,780,159 |
1997 |
Tiger Woods
|
$2,066,833 |
1998 |
David Duval
|
$2,591,031 |
1999 |
Tiger Woods
|
$6,616,585 |
2000 |
Tiger Woods
|
$9,188,321 |
2001 |
Tiger Woods
|
$5,687,777 |
2002 |
Tiger Woods
|
$6,912,625 |
2003 |
Vijay Singh
|
$7,573,907 |
2004 |
Vijay Singh
|
$10,905,166 |
2005 |
Tiger Woods
|
$10,628,024 |
2006 |
Tiger Woods
|
$9,941,563 |
2007 |
Tiger Woods
|
$10,867,052 |
2008 |
Vijay Singh
|
$6,601,094 |
2009 |
Tiger Woods |
$10,508,163 |
2010 |
Matt Kuchar |
$4,910,477 |
2011 |
Luke Donald |
$6,683,214 |
|
しかし、アメリカでは リーマン・ショック後の不況の影響に加えて、2009年末に明らかになった タイガー・ウッズのスキャンダルで ゴルフ人気の先行きが一転して不透明になり、スポンサー離れの危惧など、その将来に不安を投げかける形で2010年を迎えた。そして、明けた 2010年には ウッズにとって 優勝のない年となり、続く 2011年には 膝の怪我が再び悪化したことなどもあって優勝のない年になると思われたが、最後のトーナメントであるシェブロン・ワールド・チャレンジに優勝し、2012年のタイガー・ウッズ復調に僅かな希望の光が見えた。しかし、近年はアメリカより 欧州選手の活躍が目立つ状況下、更なる スポンサー離れが危惧される状況で 2012年のシーズンを迎える。
とは言え、米国男子 PGA ツアーの賞金額は 1990年代後半から 2000年代後半までの 10年ちょっとの間に鰻上りに上昇した。例えば、平均的なトーナメントの
FedEx セントジュード・クラシックの優勝賞金額で見ても '94年が
$225,000、 '99年 $450,000 そして、'04年には
$846,000 、さらに、'05年にも上昇して $936,000
にまでなった。しかし、'09年の賞金こそ 不況の影響で減額することはなかったが、2010/2011年のトーナメント賞金は 不況の影響を受けて どのトーナメントも 減額する傾向にあり、賞金王の賞金獲得額も減額し兼ねない状況だ。そして、タイガー・ウッズの人気ダウン、アメリカ選手の実力ダウンとなって ゴルフ人気にかげりが出れば、賞金は さらに減少しかねない状況になっていると言えよう。 ツアー優勝賞金
一方、日本では 石川遼選手が 2009年に賞金獲得額を 1億 8,352万円 とし、史上最年少の賞金王となり話題を振りまいたが、近年、日本の男子ゴルフの人気が低迷していたことは否めない。試合数はピーク時の約 2/3、25試合以下にまで減少したが、賞金獲得額の推移を米国ツアーのそれと比較すると面白い。
為替レートの変化もあり 単純比較は出来ないが、1ドル = 100円として大雑把な比較をすると 1985年の日本男子ツアーの賞金王となった中島常幸選手は 同年の米国賞金王となったカーティス・ストレインジ選手の二倍近い賞金を稼いでいたことになる。そして、1990年の賞金王、尾崎将司選手も 同年の米国ツアー賞金王であるグレッグ・ノーマン選手の賞金獲得額を 僅かながらではあるが 上回っていた計算だ。
しかし、日本のツアーの賞金総額は 近年 ヨーロッパのツアーに次いで 世界で
3位という位置付けにあり、 米国ツアーとの差は極めて大きくなった。国内ツアーからの賞金獲得額は 2011年 賞金王であるベ・サンムン選手が 151,078,958円、2010年 賞金王のキム・キョンテ選手が 181,103,799円、2009年 賞金王の
石川遼選手が 174,532,558円、 2008年の賞金王
片山晋吾プロ 177,944,895円、2007年の賞金王
谷口徹プロが 171,744,498円を獲得しているが、タイガー・ウッズの全盛期の
1/6-7 程度 (フェデックスカップを入れると さらに その半分程度になる) という現状だ。なお、日本の賞金王の賞金獲得額は 全米ツアーの優勝賞金ランキングの賞金獲得額で見ると 40位前後の選手の賞金獲得額に匹敵することになる。
かつては、米国ツアーの賞金王以上に稼いでいた日本の賞金王が居た時代もあった訳だが、米国ツアーの賞金額が大幅にアップした結果、いつの間にか 国内男子ツアーと米国ツアーの賞金格差が 大きくなってしまったが、それでも、昨今の日本のゴルフ人気上昇とアメリカの賞金額の減額、円高の影響などに鑑みるに、日米の差は 多少 これを機会に縮小しそうな気配である。 |
|
年度 |
賞金王選手 |
賞金獲得額 |
1985 |
中嶋 常幸
|
¥101,609,333 |
1986 |
中嶋 常幸
|
¥90,202,066 |
1987 |
D・イシイ
|
¥86,554,421 |
1988 |
尾崎 将司
|
¥125,162,540 |
1989 |
尾崎 将司
|
¥108,715,733 |
1990 |
尾崎 将司
|
¥129,060,500 |
1991 |
尾崎 直道
|
¥119,507,974 |
1992 |
尾崎 将司
|
¥186,816,466 |
1993 |
飯合 肇
|
¥148,718,200 |
1994 |
尾崎 将司
|
¥215,468,000 |
1995 |
尾崎 将司
|
¥192,319,800 |
1996 |
尾崎 将司
|
¥209,646,746 |
1997 |
尾崎 将司
|
¥170,847,633 |
1998 |
尾崎 将司
|
¥179,627,400 |
1999 |
細川 和彦
|
¥125,853,464 |
2000 |
片山 晋呉
|
¥177,116,489 |
2001 |
伊澤 利光
|
¥181,688,883 |
2002 |
谷口 徹
|
¥140,182,600 |
2003 |
平塚 哲二
|
¥122,227,033 |
2004 |
片山 晋呉
|
¥110,995,366 |
2005 |
片山 晋呉
|
¥120,483,266 |
2006 |
片山 晋呉
|
¥157,881,928 |
2007 |
谷口 徹
|
¥169,292,013 |
2008 |
片山 晋呉
|
¥171,966,304 |
2009 |
石川 遼 |
¥174,532,558 |
2010 |
キム・キョンテ |
¥181,103,799 |
2011 |
ベ・サンムン |
¥151,078,958 |
|
他方、日本の女子ゴルフの人気が 近年 上昇してきた結果、その賞金王が 日本の男子の賞金王と然程変わらないレベルにまでなっている。因みに、国内ツアーからの賞金獲得額だけによる比較であるが、1985年の女子賞金王の 阿玉 (と・あぎょく) の場合 \65,634,788 という賞金獲得額で 男子プロの約 65%、そして、1990年は 高村博美で \62,576,087 で約 50%、1995年の塩谷育代の \75,006,561 は 同年の賞金王となった尾崎将司の約 40% であった。しかし、2000年の不動裕理の賞金獲得額が \120,443,924 (68%) となり、2005年には、同じく、不動裕理が賞金王となったが、\122,460,908 (102%) を獲得し、男子を上回るまでになった。因みに、2006年の賞金王は 大山志保で \166,290,957 (105%)、2007年が上田桃子の \166,112,232 (98%)、2008年は 古閑美保で \120,854,137 (70%)、さらに、2009年 横峯さくらの \175,016,384 (100%)、2010/2011年のアン・ソンジュが \145,073,799 (80%) / \127,926,893 (85%) など、男子と女子の差が殆どない状況にまでなった。
また、米国女子ツアーの 2009年の賞金王は 日本でも活躍したシン・ジエ選手で その賞金獲得額は 181万ドルと日本の賞金王の横峰さくら選手とほぼ同額だったし、2010年の米国 LPGA 賞金王となった ナ・イェン・チョイも 181万ドルを稼いだものの、日本の賞金王となったアン・ソンジュの 1億 4500万円と ほぼ 同額だった。ただし、2011年はヤニ・チェンが圧倒的な強さを見せ、アン・ソンジュの 2倍近い 292万ドルを稼いだ。
なお、アニカ・ソレンスタムやロレーナ・オチョアが活躍した時代の米国 LPGA 賞金王は 200万ドル以上 (2007年 の賞金王になったオチョアは 436万ドル) を 稼ぎ出したが、米国ツアーの試合数の減少によって 日米の賞金総額との差が小さくなったこと、そして、円高の影響もあるから、2012年の日本 LPGA の賞金王が 米国 LPGA の賞金王の賞金獲得額を上回る可能性すら出ている訳だ。その結果、実力のある韓国や中国、台湾、オーストラリアなどの選手が日本の LPGA ツアーでプレーしようとするだろうから、今後、そのレベルは 益々 アップするものと予想される。従って、今後は 日本人以外の選手が賞金王になる可能性も高くなったと言えるだろう。 日米女子プロゴルフ (LPGA) ツアーの現状
なお、全米男子 PGA ツアーの 2005年以降の賞金獲得額 トップ10 の状況は以下の通り。
PGA
TOP 10 の賞金獲得額 (2011)
1. Luke Donald |
$6,683,214 |
| 2.
Webb Simpson |
$6,347,353 |
| 3.
Nick Watney |
$5,290,673 |
| 4.
K.J. Choi |
$4,434,691 |
| 5.
Dustin Johnson |
$4,309,961 |
| 6.
Matt Kuchar |
$4,233,920 |
| 7.
Bill Haas |
$3,665,234 |
| 8.
Steve Stricker |
$3,992,785 |
9.
Jason Day
|
$3,962,647 |
| 10.
David Toms |
$3,858,090 |
PGA
TOP 10 の賞金獲得額 (2010)
| 1.
Matt Kuchar |
$4,910,477 |
| 2.
Jim Furyk |
$4,809,622 |
| 3.
Ernie Els |
$4,558,861 |
| 4.
Dustin Johnson |
$4,473,122 |
| 5.
Steve Stricker |
$4,190,235 |
| 6.
Phil Mickelson |
$3,821,733 |
| 7.
Luke Donald |
$3,665,234 |
| 8.
Paul Casey |
$3,613,194 |
| 9.
Justin Rose |
$3,603,331 |
| 10.
Hunter Mahan |
$3,574,550 |
PGA
TOP 10 の賞金獲得額 (2009)
| 1.
Tiger Woods |
$10,508,163 |
| 2.
Steve Stricker |
$6,332,636 |
| 3.
Phil Mickelson |
$5,332,755 |
| 4.
Jack Johnson |
$4,714,813 |
| 5.
Kenny Perry |
$4,445,562 |
| 6.
Sean O'Hair |
$4,316,493 |
| 7.
Jim Furyk |
$3,946,515 |
| 8.
Jeff Ogilby |
$3,866,270 |
9.
Lucas Glover
|
$3,692,580 |
| 10.
Y.E. Yang |
$3,489,516 |
|
PGA
TOP 10 の賞金獲得額 (2008)
| 1.
Vijay Singh |
$6,601,094 |
| 2.
Tiger Woods |
$5,775,000 |
| 3.
Phil Mickelson |
$5,188,875 |
| 4.
Sergio Garcia |
$4,858,224 |
| 5.
Kenny Perry |
$4,663,794 |
| 6.
Anthony Kim |
$4,656,265 |
| 7.
Camilo Villegas |
$4,422,641 |
| 8.
Padraig Harrington |
$4,313,551 |
| 9.
Stece Cink |
$3,979,301 |
| 10.
Justin Leonard |
$3,943,542 |
|
PGA
TOP 10 の賞金獲得額 (2007)
| 1.
Tiger Woods |
$10,867,052 |
| 2.
Phil Mickelson |
$5,819,988 |
| 3.
Vijay Singh |
$4,728,376 |
| 4.
Steve Stricker |
$4,663,077 |
| 5.
K. J. Choi |
$4,587,859 |
| 6.
Rory Sabbatini |
$4,550,040 |
| 7.
Jim Furyk |
$4,154,046 |
| 8.
Zack Johnson |
$3,922,338 |
| 9.
Sergio Garcia |
$3,721,185 |
| 10.
Aaron Baddeley |
$3,441,119 |
|
PGA
TOP 10 の賞金獲得額 (2006)
| 1.
Tiger Woods |
$9,941,563 |
| 2.
Jim Furyk |
$7,213,316 |
| 3.
Adam Scott |
$4,978,858 |
| 4.
Vijay Singh |
$4,602,416 |
| 5.
Geoff Ogilvy |
$4,354,969 |
| 6.
Phil Mickelson |
$4,256,505 |
| 7.
Trevor Immelman |
$3,844,189 |
| 8.
Stuart Appleby |
$3,470,457 |
| 9.
Luke Donald |
$3,177,408 |
| 10.
Brett Wetterich |
$3,023,185 |
PGA TOP 10 の賞金獲得額 (2005)
| 1. Tiger
Woods |
$10,628,024 |
| 2. Vijay
Singh |
$8,017,336 |
| 3. Phil
Mickelson |
$5,699,605 |
| 4. Jim
Furyk |
$4,255,369 |
| 5. David
Toms |
$3,962,013 |
| 6. Kenny
Perry |
$3,607,155 |
| 7. Chris
DiMarco |
$3,562,548 |
| 8. Retief
Goosen |
$3,494,106 |
| 9. Bart
Bryant |
$3,249,136 |
| 10. Sergio
Garcia |
$3,213,375 |
|
|