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米国には 全米プロ (PGA Tour)、全米女子プロ (LPGA Tour) 、全米シニア (Champions
Tour) に加えて
ネイションワイド・ツアー (Nationwide Tour) という 男子 PGA の下位に位置する
ツアーがある。さらに、その下には Gateway Pro Golf Tour、NGA Hooters Pro Golf Tour、Pepsi Pro Golf Tour など ミニツアーと呼ばれる ツアーもあり、多くの選手が プロゴルファーとして 生活をしている。
2007年には PGA のトーナメントに出場して 賞金を獲得しているプロが 256人居るが、それらの選手の名前が 所謂 マネーリストに載っている。これには シード権を持っている選手以外に スポンサーの招待選手や マンデー・クオリファイヤー
(月曜予選資格取得者) など 予選で出場資格を得た選手、さらに、全米クラブプロの結果でトーナメントに出場して カットに残った選手などが 含まれる。一方、アマチュアの選手は 賞金を受け取っていないから このリストには 含まれないが、全米、全英、ミッドアマなどの優勝選手やオープン選手権の予選を通過した選手などが メージャー・トーナメントに参戦している。また、カットに残らなかった選手は 賞金がないので、このリストには含まれないが、それら選手らを含めると 300人以上の選手が PGA の公式戦に参戦していることになる。
一方、PGA のツアーで優勝すると 2年、メージャーの場合は 5年
('97年以前は 10年だった) のシード権/出場資格
(Full Exemp) が与えられる。もちろん、PGA ツアーで活躍できる選手の所得は 高いから、シード権を獲得するための戦いも熾烈になる。 全米ツアーの賞金
また、その年のシード権は 前年賞金獲得額トップ 125位 (タイ)
までの選手とトーナメント優勝で出場権を獲得している選手に与えられるが、賞金獲得額
126位から 150位までの選手には 条件付の出場権が与えられる。多くの人が 賞金獲得額のトップ 125/150位と言うと 然程 難しいことではないと考えるかも知れないが、実は、結構、大変なことである。2007年の結果でも かなり 多くの有名選手が このカットラインを通過できていないと言う事実がある。
例えば、メージャー優勝経験者である コーリー・ペイブン (151位)、リー・ジャンセン (160位)、ジョン・デイリー (188位)、ポール・エイジンガー (201位)、デービッド・デュバル (222位)、フレッド・カプルス (230位) なども 2007年には 150位には入れていない。
一方、こうした資格を取れなかったプロでも ある条件を満たすと
その下のツアー Nationwide Tour でプレーが出来る。そして、同ツアーの賞金獲得額上位
25位までの選手には 翌年の PGA のシード権が与えられる。
Nationwide Tour では 2007年の場合 年間に 32試合が行われたが、平均的に賞金総額が 50-60万ドルで 1位の選手の年間賞金獲得額は 45万ドル、25位の選手でも 20万ドルとかなりの賞金を手にしている。賞金総額で言えば 日本のツアーの半分程度であるが、ここでの競争も 熾烈を 極めるものだ。
加えて、Qスクールで上位 25位タイまでに 入った選手にも 翌年の PGA ツアーのシード権が与えられるが、この戦いも 壮絶ものである。
因みに、2007年の PGA の場合、マネーリスト 216位の選手の賞金獲得額が約
10万ドル、195位の選手が 20万ドル、148位の選手が
50万ドル、99位の選手が 100万ドルという状況である。
なお、米国のシニア・ツアーでは上位 15選手が 100万ドル以上の賞金を獲得しており、2007年の賞金王は ジェイ・ハスで 258万ドルを獲得している。一方、米国女子ツアー (LPGA) では、上位
29名が 50万ドル以上の賞金を、また、上位 7人の選手が 100万ドル以上の賞金を獲得している。 2007年の賞金王は 圧倒的な強さ (年間 8勝) を見せた ロレーナ・オチョアで 436万ドルの賞金を獲得している。
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