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世界で最もレベルが高いと考えられるのが 米国ツアー (PGA) だが、そこでプレーをする権利を獲得するためには PGA の Qualifying Test (別称 Q School) で勝ち残らなければならない。6ラウンドのストロークプレーで行われる最終テストで 25位タイまでの選手に (2006年は 30位タイまで合格した) 所謂 シード権が与えられる訳だが 英語では その権利のことを Full Exempt/Exemption と言う。(限られた試合のみに出られる権利は Conditional Exempt/Exemption。)
最終テストと一言に言っても、そこまで進むのは 容易なことではない。一般の挑戦者の場合、それぞれ 4ラウンドのストロークプレーのテストからなる 何と 3回のテストに合格する必要がある。即ち、1) 予備テスト (Pre Qualifying)、2) 一次テスト (First Stage)、3) 二次テスト (Second Stage) といった具合だ。ただし、それぞれのテストに不合格になっても、あるレベル以上の成績を残せば、翌年の一部のテストが免除されると言うような恩典が受けられるから、全ての挑戦者がこの 4段階のテストを受けている訳ではない。
2007年の場合、二次テストに進むプレーヤーの数は 468人とされており、4ラウンドのストロークプレーの上位 156人が 最終テストに進む訳だ。そして、そこで
上位 25位 (タイ) までに入った選手に 米国ツアー(PGA Tour) の条件なしのシード権 (Full Exempt) が与えられる。最終テストに進んだプレーヤで 25位タイに入賞できなかった選手には (成績に応じて、条件付のシード権が与えられる者も居る) マイナーリーグ的な存在の Nationwide Tour への出場資格が与えられ、そこで、翌年の賞金獲得額で 25位までに入れば、全米ツアーのシード権が獲得できると言う道もある。2007年の Qスクールには、同年のマネーランキングで 149位に終わった 丸山大輔選手が Full Exempt のステータスを獲得するために出場したが、25位タイに入賞することは出来なかった。
このように、Qスクールには、その年の賞金獲得額 126位以下のツアープロの選手や外国のツアープロなどが 多数参加するので 極めて難しいテストだ。それでも、PGAのツアーに参加できれば、マネーランキングが 125位の選手でも
その年間賞金獲得額は 8000-9000万円になるので (他にも収入があるのが一般的)
一攫千金の観がある。
また、アメリカには Nationwide Tour の下のレベルのミニツアーと呼ばれるものもあ
り、トーナメントプレーヤーの層は厚く、ほとんど無名だった選手が PGA
のツアーで優勝するシーンを見ることも珍しくない。
一方、日本では 99年に JPGA (日本プロゴルフ協会) から独立した JGTO
(ジャパンゴルフツアー機構) と JPGA での資格認定試験があるため
そのプロ認定試験は極めて分かりにくいものになっている。
JPGA が現在認定しているプロゴルファー資格には トーナメントプレイヤー
(TP) と ティーチングプロ (TCP) の 2種類ある。トーナメントプレイヤー資格取得のためのテストは
毎年 1回実施されるが、そのテストは 以下の4段階から構成されている。
第一段階 プレ予選プロテスト
第二段階 1次プロテスト
第三段階 2次プロテスト
第四段階 最終プロテスト
最終プロテストでは、4ラウンドのトータルスコアで上位 50位までが合格するという形式になっている。
一方、実質的に 主要トーナメントの管理、運営を行っている JGTO
のプロテストは、これとは別に実施されるので、そちらのテストに合格することが、トーナメント出場権を獲得するテストとしては重要である。
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