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バックスピンで止まるチップショット

Introduction

チップショットでも 打ち方によっては かなりのバックスピンを掛けることが出来るので 低いボールをグリーンの上でスキップさせた後に ボールをすぐに止めるような打ち方も出来る。テニスや卓球では ボールにバックスピンを掛けるカット打ちが多用されるが その理屈でボールが地面の上に静止しているという違いはあるものの ゴルフでも 同様のことが出来る。エルウェッジやサンドウェッジのような ロフトの大きなクラブで ボールをカットするようにし 低くめのフォロースルーを取るようにすれば 低い弾道でバックスピンの効いたボールが打てる。

バックスピンが掛かるメカニズム

カットボールの打ち方そのメカニズムは 概ね 右図の通りで フェース面の向き (ブルー) と クラブの軌道 (オレンジ) のほぼ中間の角度 (グリーン) で ボールが出て行くことになる。クラブフェースでボールの下側をカットして打てば フェース面の向きに比べ 圧倒的に低弾道のボールになる。バックスピン量は このブルーの線とオレンジの線の角度が 上限はあるが 大きく その動きが加速されるようになっていれば いるほど 多くなるのが原則である。テニスや卓球のカット打ちのようにボールを打つことが出来れば スピン量は 多くなり、ボールが出る角度も低くなるという現象が起きて ボールは グリーンに落ちた時にブレーキがかかるようになるが スピンの量によっては ボールがグリーン上でスキップした後に すぐに止まることになる。ただ、サーリンカバーの硬いツーピースのボールでは その効果が出難いので そうしたことも知っておいて欲しい。

スピンコントロール

クラブをバックスピン量が多くなるように振るには 1) ボールを右足の前に置き、2) 少しハンドファーストに構え、3) その角度をキープするようにして ボールをクラブフェースの上に乗せて クラブを押し出すイメージで、4) フォロースルーを低く取るようにする。グリップをあまり強く握らないようにすることも ポイントだ。スピン量を多くすることを考えると ダウンブローに打ちたくなるだろうが ソールが滑って クラブヘッドが加速モードでボールの下側を擦るように打てなければならないので それに適したソールの使い方やアタックアングルを考えて欲しい。

一方、バックスピンの少ないチップショットは ロフトの小さいクラブで ボールをスタンスの中央に置き 肩の回転を使って ボールを掃うように パットをするような感覚で 打ってやれば良いことになる。バックスピン量の観点から 両極端のボールの打ち方 そして スピンコントロールの方法を より深く理解することで どんなチップショットを打つにせよ そのボールの転がりが どうなるのかを予測する能力は アップするだろう。

メリットとデメリット

低い弾道でバックスピンの効いたボールは 一見 玄人っぽく見えるショットで格好が良いと思う人もいるだろうが コントロールが難しいだけでなく 予想通りにボールが止まらないことも少なくないショットだ。加えて、ミスした時のダメージが 比較的 大きいショットだから このライなら上手く行くという ポジティブなイメージが湧いてきた時以外は そのデメリットに鑑み あまり多用しない方が良いテクニックだとも言える。また、向き 不向きもあるショットで 練習してみた結果 自分には 向いていないと感じたら余計に その使用は 控えめにした方が良いだろう。

パター ランキング しかし、タイトライからクリーンにボールを打つには ある程度 ダウンブローにボールを打つ必要が出てくるから 結果的に バックスピン量の多いボールを打たざるを得ないこともある。また、早いグリーンで グリーンエッジからピンまでの距離があまりない時などは バックスピンで止まるボールのメリットが生かせる訳で それがベストな選択肢になることもあるだろう。

いずれにしても、チップショットのバックスピン量は その打ち方によって かなり変わってくる訳で スピン量の多いボールから少ないボールまでの打ち方、それぞれのショットのメリットとデメリット そして その使い方を十分に理解しておくことが アプローチの能力アップに繋がることは 間違いのないことである。

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