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パットのスピード
トッププロが ラウンド後のインタビューで 今日は パッティングのスピードが良かったとか悪かったなどと良く言っていることを耳にしますが、パターの良し悪しの半分以上は
スピードで決まってきます。曲がるラインのパットでは スピードが速ければ曲がりが小さくなるし、逆に、遅ければ曲がりが大きくなる訳だから、狙ったラインにボールを乗せるためには、方向とスピードの両方を
意図したとおりに打つ必要がある。どちらか一方でも 狙い通りに行かなければ、そのパットは
普通 外れてしまう訳だ。
真っ直ぐに転がらないラインのパットでは 特に スピードが重要になってくるが、比較的真っ直ぐなパットでも
スピードの影響はある。グリーンは平らに見えるグリーンでも多少の凹凸があり、その平滑度は、完全なものばかりではない。また、ちょっとしたボールマークやスパイクマークもボールの転がりに影響を及ぼし、その影響は
ボールのスピードが遅くなればなるほど大きくなる。ホールの周りの人がボールを拾い上げるために良く立つ辺りがドーナツ状に少し低くなっている場合もあり、そんなグリーンでは
スピードが遅ければ パットは カップの手前で左右に切れやすい状況になっていると言える。
このように、パットの入る確率は、そのスピードに影響されるが、Dave
Peltz の実験データによれば、ホールの先 17 インチ (約 40 cm) のところまで転がるスピードの時に、パットの入る確率が一番高くなるということで
概ね 右のグラフのようになると言う。
ホールのところでほぼ止まるようなスピードで打つような打ち方をしている人も少なくないだろうが、完璧に意図したスピードどおりに打てることは少ない訳だから、そういった打ち方をしている人は、仮に
10 回打ったら 4-5 回は それよりも短いボールになりかねない訳で、ホールまで届くボールが良く入ったとしても、実際に入るボールの割合は低くなるはずだ。
また、スリーパットしないことに重点を置いた場合は ホールのところでほぼ止まるようなスピードで打つスタイルの方が
安全であることは間違いないが、40 cm のパターを外す確率は極めて低く、1m 前後のパターでも
普通 外す確率は 25% 程度であるから、トータルなパット数を減らすためには やはり
ホールを越えて約 40 cm のところまで転がるスピードで打つようにすることが良いと言えよう。
いずれにしても、パターのスピードは、1) グリーンを読む能力と意図したスピード (距離)
で打つために必要なストロークの大きさや力の入れ具合を正しく判断する能力、2) パターを意図したスピード通りに振る能力、そして、3)
パターの芯でボールを打つ能力、などで決まってくるので、そうした能力を鍛える必要がある。
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