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スリークォーター スイング

このページのコンテンツ
• はじめに
• スリークォーターとは
• メリットと デメリット
• コントロール ショットの基本
• 腕の振り幅と 体の回転速度
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


フル スイングより コンパクトな 腕の振りが 概ね 3/4 位の大きさのスイングが スリークォーター スイングだが ツアー プロは 本当に そうしたショットを上手に使いこなす。かつて、アイアンの名手と言われた ジェイ・ハバート (Jay Hebert) は スリークォーター スイングを覚えない限り 良い アイアン プレーヤーにはなれないとまで言ったが 当に その通りだ。

スリークォーターとは


腕の振り幅スリークォーターとは 文字通りに 解釈すれば 3/4 だから 75% と言う意味になる。しかし、ゴルフでは スリークォーター的に ボールを打つと言うことで スイングの大きさを 少し抑え気味にする ショットと言う意味で この言葉を使うのが普通である。抑える程度が 90% 位でも 人によっては スリークォーター スイングだと言うかも知れないが 一般的には 腕の振り幅が 右図の 9時 ~ 10時のショットで フル スイングとの対比で それを説明しようとすると 次のようになる。

フル スイングと スリークォーター スイングの対比
主な項目 フル 3/4 備考
腕の振り 100% 75% フルは トップでシャフトと地面がほぼ平行
体の回転 100% 90% 体の回転は 腕の振りほど抑えない
体重の乗せ方 5:5 6:4 3/4 のスイングは より 左足体重で
スイング スピード 100% 90% 若干 低下するが その程度は 調整可能
飛距離と弾道 100% 90% 飛距離は 若干 低下、弾道は 低くなる

スリークォーター のショットは 多くの場合 スリークォーター的に ボールを打つことで 好ましい結果になる可能性を高めたいとか ミスの程度を想定内に留めたいと言う発想で使うものである。

メリットと デメリット


全ての動きを抑え気味にする ショットだから その安定性が メリットのスイングである。飛距離よりも 方向性が重要な アイアン ショットで多用される所以である。もちろん、ライが悪い時、風が強い時、体が十分に温まっていない時などに有効なものだが それだけではなく 不安要素を排除することが出来るという心理面での効果も見逃せない。

しかし、メリットばかりのショットという訳ではない。例えば、ついパンチが入ってしまえば 飛び過ぎたりするし また 加減し過ぎて 飛距離不足になるなど 距離の正確性に難点があるとも言える。また、加減しようという思いがあれば 上半身と下半身の動きの調和が悪くなったり どちらかの動きが止まって ヒッカケや プッシュ アウトのショットになる可能性があるなど、落とし穴もある。従って、スリークォーター スイングのような コントロール ショットを あまり 好まない上級者も 少なくない。

コントロール ショットの基本


いずれにしても、スリークォーター スイングは 一種のコントロール ショットで 人によっては 色々な コントロール ショットを使い分ける人も居る。つまり、100% - 90% - 3/4 - 1/2 とか、場合によっては、フィーリングで コントロールする方法になるだろうが さらに小刻みに コントロールする人も居よう。しかし、そのような人でも スリークォーター スイングは ベンチ マークになる大切な 基本のショットであり、コントロール ショットのベースになるものである。従って、十分に練習して 自分のものにする必要がある。これが 3/4 なのか 90% なのかは 選手のみが知っていることだが 以下は そんな コントロール ショットの動画である。


一方、思い切りクラブを振っても バランスを崩すことがなければ そうしたショットの方が 安定性が増すという考え方もある。不必要な加減をせずに クラブを "サー" と振ることが重要で フル スイングを好む人は その点を重要視している人が多い。しかし、逆に言えば、そうした人が コントロール ショットを好まない理由は スリークォーターのようなショットで それが出来なくなるからでもある。実は、スリークォーター スイングを マスターする上で 最も重要なポイントは 抑え気味に 腕を振りつつも クラブを "サー" と振れるようにすることなのだ。

腕の振り幅と 体の回転速度


体の回転速度とか ヘッドスピードのように 回転運動をするものの速度は 回転量 (°) ÷ 時間 (sec) で決まる。つまり、回転量を 3/4 にし 時間が 1 であれば 速度は 3/4 になる訳だが 通常 ゴルフ スイングの腕の振り幅のようなものの回転量を 3/4 にした時に その回転を完結するのに必要な時間は 1 より 小さくなることが多い。従って、速度は 3/4 より大きくなることの方が多い。3/4 の回転量でも 3/4 の時間で回転できれば 速度は 落ちない。つまり、スイングを コンパクトにしても よりシャープに 体を回転させれば ヘッドスピードを 落とさないことも可能だ。逆に、ハーフ スイングで 体の回転をゆっくりにすれば ヘッドスピードを 1/4 位に抑えることも可能になる。

ここで、腕の振り幅を抑えてクラブを振る時の体の回転速度について考えてみよう。腕の振り幅を抑えた時に 自然に やっていること、例えば、力を抑えて クラブを振るとか 体の回転速度を変えるなどの 連鎖的にやる傾向がある 行為がある。その中で 特に 注目して欲しいのが 体の回転である。腕の振り幅を 3/4 にした時、どんな体の回転速度を意識すれば 安定性が MAX になるのか。自分で 実験してみよう。3/4 の時、最も安定する体の回転速度について 理解を深めることが コントロール ショット上達のカギである。3/4 のスイングをしたことで、逆に、思わぬところに 力が入り過ぎたり 緩んだり という失敗を誘発しないためにも 大切なことである。

以上のことを念頭に、少し抑えたショットを使うというような選択肢が使えるように 普段から練習しておくこと。重要なことは 自信を持って 決めた腕の振り幅と 体の回転速度のスイングで クラブを "サー" と振れるようにすることだ。スリークォーター スイング他、色々なコントロール ショットは 腕の振り幅と 体の回転速度の組合せに注意するという発想を持って 繰り返し 練習をし その安定性と精度を高めて欲しい。そして、そのショットを本番で使う時は ショットの前に 必ず リハーサルの素振りをして 腕の振り幅と 体の回転速度の両方を確認することだろう。




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