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番手とクラブのスペック (ゴルフクラブ選びの知識)
 
クラブによって 同じピッチング・ウェッジと言っても ロフトは かなり違うものである。トラディショナルなクラブでは ピッチング・ウェッジのロフトは 48°であるが、最近のクラブの多くがストロング・ロフトで、ピッチング・ウェッジで 44°のクラブまである。通常、アイアンは 1番手 10 から 15ヤード刻みの発想でデザインされており、シャフトの長さは 1番手長くなるごとに 0.5インチづつ長くなり、ロフトは ミドル・アイアンまでが 4°刻みで、そして ロング・アイアンでは 3°刻みで立っていくように作られている。

(トラディショナルな アイアンのスペック)
番手
ロフト
ライ角
シャフト
SW
#1
15°
58.5°
39.75"
D0 - D4
#2
18°
59°
39.25"
D0 - D4
#3
21°
59.5°
38.75"
D0 - D4
#4
24°
60°
38.25"
D0 - D4
#5
27°
60.5°
37.75"
D0 - D4
#6
31°
61°
37.25"
D0 - D4
#7
35°
61.5°
36.75"
D0 - D4
#8
39°
62°
36.25"
D0 - D4
#9
43°
62.5°
35.75"
D0 - D4
PW
48°
63°
35.25"
D0 - D4
SW
56°
63.5°
35.00"
D0 - D4

クラブの総重量も 通常 長いクラブは軽めに、そして、短いクラブほど重めに設計されているものである。 男性用の重めのスチール・シャフト (120g前後) のクラブでは、ウェッジが 450 - 470g で 3番アイアンでは 400g 前後の重量になっている。セットによって異なるが、ロング・アイアンのスイング・ウェートを 軽くしてあるセットも良く見かける。また、ソールは ショート・アイアンでは 幅が広めでバウンス角があるものが 一般的で、逆に、ロング・アイアンではソールは薄くなって バウンス角も少ないというスペックになっている。

ライ角も短いクラブから長いクラブへと (上のテーブル参照) 寝ていくようになる。自分のスイングに合ったライ角のクラブを使うことが大切だが、アップライト過ぎるクラブでは トーが浮くような形になるので ヒールだけが地面に当たって、通常、ボールは左に出てしまうことが多くなり、逆に、フラット過ぎれば トーだけが地面に当たるから、ボールは右に出る傾向になる。ただし、ライ角をチェックする時は、アドレスして構えた時の角度で見るのではなく、実際にスイングした時の角度に合わせることがポイント。クラブをスイングした時には シャフトが トーダウン現象で たわむので、そうしたことも考慮に入れる必要があるだろう。

また、最近は、キャロウェイの X- シリーズのアイアンに代表されるような重心深度の深いものが出回っており、そうしたクラブでは見かけのロフト以上にボールが高く上がる傾向にあるので単純にロフトだけでは比較できない要素もあるということだ。

フェアウェイウッドのスペックでも、ロフト、ライ角、シャフトの長さは、同じ考え方で短いクラブから長いクラブへと変わる。以下のキャロウェイのグラファイト・シャフトのクラブを例に見てみよう。

(フェアウェイウッドのスペック例)
番手
ロフト
ライ角
シャフト
SW
#3+
13°
56°
43”
D2/3
#3
15°
56°
43”
D2/3
#4+
15°
56.5°
42.5”
D2/3
#4
17°
56.5°
42.5”
D2/3
#5+
17°
57.5°
42”
D2/3
#5
19°
57.5°
42”
D2/3
#7+
19°
58°
41.5”
D2/3
#7
21°
58°
41.5”
D2/3
#9
23°
58°
41.5”
D2/3
#11
25°
58.5°
41”
D2/3
#13
27°
58.5°
41”
D2/3

何と 13番ウッドまであるが、そのシャフトの長さは、1番アイアンより長くなっている。もちろん、メーカーによってスペックは異なるが、これで、アイアンとウッドのスペックの違いが、大体お分かり頂けたと思う。7番ウッドで 200ヤード打てるロジックも、これで 理解出来ることだろう。