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ゴルフの競技方法(個人競技、団体競技、他)

このページのコンテンツ
• はじめに
• 個人戦の競技方法
• 団体戦の競技方法
• タイ・ブレーカー
• コンペの競技方法
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


ゴルフの競技方法と言うと 誰もが ストローク・プレー方式と マッチ・プレー方式を 直ぐに思い浮かべるだろうが、団体戦の競技方法まで含めると 驚くほど様々なものがある。ここでは、そうしたゴルフの競技方法と関連するゴルフ用語などについて 右の目次に沿って 少し詳しく説明する。

個人戦の競技方法

トロフィー
個人対フィールド、また、個人対個人で戦う競技方法には、以下のようなものがある。

ストローク・プレー : 打ったストローク(打数)のトータルで競い合う方法で メダル・プレーとも呼ばれ 最も良く見られる競技方法である。ストローク・プレーと後述のマッチ・プレーでは 少しルールも異なる。

マッチ・プレー : 二人 または 二組のチームが ホールごとの勝ち負けで 通常は 18 ホール(稀に 36ホール)をプレーして 勝敗をつける競技方法。例えば、9 ホール終わった時点で 4ホール勝ち、3 ホール引き分け、2 ホール負け だとすると その状態を 2 アップ(4 - 2 = 2)と言う。(負けている選手から見れば、2 ダウン)そして、2 ホール残して、3 ダウンというように逆転することが不可能になった時点で(3 and 2 で)勝敗が決する。» ルール詳細

ステーブルフォード : それぞれのホールで決められた(基準)スコアより何打良かったか、または、悪かったかによって得点を決め、トータルの得点が多い者が上位になる競技方法で、類似な競技方法にパー競技やボギー競技がある。(詳細後述)得点の決め方は決められたスコア(通常 パー)より 1打多い時が 1点、決められたスコアと同じ時は 2点、1打少なければ 3点、2打少なければ 4点で、決められたスコアより 2打かそれ以上多い時は 0点のように決めるのが基本で、ブリティッシュ・ステーブルフォード (British Stableford) 方式とも呼ばれる。しかし、1打で 1点の差とするのではなく、バーディーやイーグルに対する配点を大きくした モディファイド・ステーブルフォード (Modified Stableford) 方式が良く採用される。例えば、ダブル・イーグル(アルバトロス)= 8点、イーグル = 5点、バーディ = 2点、パー = 0点、ボギー = -1点、ダブルボギー以上は一律 -2点 場合によっては -3点 というものである。PGA の競技では この方式をベースに、ダブルボギー以上の得点は一律 -3点としたルールが採用され 行われる大会がある。なお、ハンディキャップ・ベースの競技では 各選手のハンデによって持ち点 (Quota) が決められ それとステーブルフォードで獲得した得点との差で競い合う競技方法もある。 詳細

パー競技 / ボギー競技 : それぞれのホールの基準スコアを パー、または、ボギーに設定し、それより良いホールは +1、同スコアであれば 0、悪ければ -1 として、最終的なトータルスコアで競う競技。各ホールのスコアは、アップ (up)、ハーフ (halve)、ダウン (down) の三種類しかなく、マッチプレー的な感覚でプレーすることになるが、ルールはストローク・プレーのルールが適用される。

スキンズ・マッチ : フォーサムで 4人の選手がスポンサーの提供する賞金などを取り合うテレビ番組などの競技方法として知られるが、アマチュアの賭けとしても、各ホールの掛け金を決めて スキンを取り合う という方法で遊ぶことも出来る。各ホール 1人だけが他のプレーヤーより良いスコアを出せば、その人がスキン(賞金)を取るが、タイが 2人以上いる場合は そのホールの掛け金を 次のホールに持ち越す。つまり、タイのホールが続くと掛け金が増え続ける行く仕組みで、例えば、5ホール勝負が付かずに 6ホール目で ある人がスキンを取った場合は 6ホール分の賞金を その人が全て一瞬にして獲得することになる。

シュート・アウト : 一人ずつ脱落していくスタイルの競技方法などに良く使われる表現だが、色々な使われ方をする言葉である。たとえば、テレビ番組の競技方法で 10人の選手が 9ホールをプレーして順位を決めるといった形で行われる競技の時に使われる表現である。各ホールで 最もスコアの悪かったものが脱落する。各ホール最悪のスコアの選手が複数いる場合は、チップ・ショットやバンカー・ショットなどを行い(通常は 各ホール少し違った設定)最もピンに寄せられなかった人が脱落することになる。最後まで残ったものが優勝者になる。


団体戦の競技方法


二人一組 もしくは 複数のプレーヤーが一組になって競技を行う方法には、以下のような競技方法がある。比較的 大勢の仲間が集まって(例えば、同窓会など)ゴルフをする時などに、チームによる競技方法を(場合によっては、個人のストローク・プレーと並行して)取り入れてゲームをしたりすることで 場が盛り上がり、ゴルフの面白さが倍増する。

ベスト・ボール : 2人 もしくは 4人などで構成するチームのスコアを決める方法で、2人の場合は 各ホールの良い方のスコアだけをカウントする(以下のフォーボールの説明参照)。一方、4人の場合は 各ホールのベスト・スコアだけを取る場合とベスト 2 or 3 スコアをカウントするという方法がある。

スクランブル : プロアマやチャリティー・コンペなどで良く採用される競技方法で、4人 または プロを入れて 5人のフォーマットで行われる。それぞれのプレーヤーがティーボールを打ち その中から最も良いボールを選び、そこから、また全員が打つという方法で ホール・アウトまでプレーを続ける。常に、ベスト・ボールを取ってプレーを続けるし、ボールをプレースして良いライから打つことが出来るから、大変良いスコアになるのが普通。

ライダーカップやプレジデントカップなど団体戦の競技方法として良く行われている 2人 1組のチームによる競技方法としては、以下のものがある。

フォーボール : 2 対 2(ダブルス)のゲーム形式で、それぞれのチームのベスト・ボールを選んでマッチ・プレーを行うゲーム形式。世界選手権などのように チームのベストボールの「ストローク・プレー」で競うこともある。» 詳細

フォーサム : オルタネート・ショット・フォーマットとも呼ばれ 2人の選手が 1つのボールを交互に打つ形式で 4人でもボールはコース上に 2つしかないことになる。(通常のゲームの約半分しかボールを打たないので、一般には、あまりやられることがないゲーム形式。)

スリーボール : フォーボールの変形で、1 対 2 のゲーム。二人のチームは、そのベストボールがスコアになる。一人の力が他の二人に対して勝っている時などに力が均衡することもあり、競技として成立するが、一般的にはあまり行われない。ストローク・プレーでもマッチ・プレーでも成立する。

スリーサム : フォーサムの変形で、1 対 2 のゲーム。二人のチームは、オルタネート・ショット・フォーマットでプレーし、一人の人は普通にプレーをする。3人でもボールはコース上に ボールは 2つしかないことになる。やはり、ストローク・プレーでもマッチ・プレーでも成立する。


タイ・ブレーカー


所定のラウンドを終えた時に スコアが同じで勝敗や順位が決しない時に行うのが タイ・ブレーク (tie break) である。委員会は ハンディキャップ競技であるかどうかに拘らず、タイの順位を決定する方法、即ち、タイ・ブレーカー (tie-breaker) について 前もって競技者に知らせなければならないと ルール(規則 33-6)で定めている。その代表的なものが サドン・デス (sudden death) で、優勝者を決める時、また、上位何名かに特定の権利、例えば、決勝ラウンドに進む権利などを与える大会で 特定の順位までの選手を決める時などに行われる。

サドン・デス : ストローク・プレー、マッチ・プレー他、どのような競技の タイ・ブレーカーにも採用できるもので、あらかじめ決められたホールで勝者が決まるまで プレーを継続するが 3人以上の選手がタイスコアの場合は 各ホールでベストスコアの者だけがプレーを継続する権利を得る。また、2人の場合は 先に 良いスコアを出したものが勝つことになる。

アグリゲート・プレーオフ : 極めて大きなトーナメントの優勝者を決めるタイ・ブレーカーでは 複数ホールのストローク・プレー (aggregate playoff) で勝敗を決めることが多い。全米プロの 3ホール また 全英オープンの 4ホールのプレーオフなどだ。全米オープンは 翌日に 18 ホールのプレーオフを採用している。全米女子オープンも 翌日 18 ホールのプレーオフを採用していたが、2007年以降は 3ホールのストローク・プレー方式になった。

なお、時間的な制限などがあり サドン・デスのような方法が取れない時に、前述のタイ・ブレーカーのように 競技を続ける訳ではないが、その決着をつけるためにカウント・バック (count back) と呼ばれる方式で、順位を決めることがある。同スコアの人が複数いる場合に 18番ホールのネットのスコアの良い人が上位になるというもので 18番ホールのスコアが同じ場合は 17番ホール、16番ホール ... の順で決着が付くところまで カウント・バックしてスコアを比較し 順位を決める方法である。また、IN の 9ホールのスコアで 順位を決める方法が用いられることもあり(それでも決着が付かない時は IN の 6ホール、3ホール、18番ホールというようにスコアを比べる)それを マッチング方式と言う。

さらに、OUT の 9ホールのスコアの良し悪しで決める方式もあり、それをモーニングベストと呼ぶが、これらの方法で比べても同スコアの場合は ハンデや年齢、性別などで順位が決まるようにするのが慣例である。スコアカードの数字をベースに順位を決めることを(カウント・バック方式、マッチング方式に拘らず)英語では match of cards と言い、マッチングと言う言葉は ある意味 どちらの方法にも使える言葉なので、これらの順位決定方式の説明は 詳細に、また、明確に記述するよう注意すべきである。


コンペの競技方法


通常、会社のコンペやゴルフ場が開催するオープン・コンペなどでは、ストローク・プレーによって個人の順位を決める方法が最も一般的だが、公式ハンデのない人も参加するから、以下のような方法によって ハンデを算出し 順位を決めることが 一般的には良く行われる。

ぺリア方式 : OUT、IN それぞれ 3ホール(計 6 ホール)を隠しホールとして選び、そのホールのオーバー分を 3倍した数からパー(例えば 72)を引き、それに 80% を掛けたものが その競技でのその人のハンデになる。正式には、OUT、IN からショートホール、ミドルホール、ロングホールのそれぞれ 1ホールずつ任意に選択することになっているが、そうしないことが日本では一般に定着している。

新ぺリア方式/ダブル・ぺリア方式 : OUT、IN それぞれ 6ホール(計 12 ホール)を隠しホールとして選び、そのホールのオーバー分を 1.5倍した数からパー(例えば 72)を引き、それに 80% を掛けたものが その競技でのその人のハンデになる。この方式は新ぺリアともダブルぺリアとも呼ばれる。

いずれにしても、ぺリア、新ぺリア方式には 運の要素が多く含まれるから 必ずしも良いスコアを出した人が上位に行く訳ではないので、フェアーなシステムとは言い兼ねる面もあるが、日本では いずれかの方法で行われるコンペが極めて多いのが実情である。





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