ゴルフ豆辞典
メニュー

マスターズ|ホールインワンのお話
マスターズ (Masters) 初のホールインワンは 1934年 第一回大会のことで アマチュアのロス・ソマービル (Ross Somerville) という人が 16番ホールで出している。その時は 145 ヤードを マッシーニブリック (mashie niblick) で打ったそうだ。現在の 8番アイアン相当だが、実は その後 2019年の第 83回大会までに 合計 31回のホールインワンが出ている。これは そんなマスターズで出たホールインワンのお話である。⇒ ホールインワン|確率、珍しい記録など




毎年、マスターズが行われる オーガスタ ナショナル G.C. は 上の 4、6、12、16番ホールがパー3:ホールインワンがよく出るのは 170 ヤードの 16番ホールである。今までに出た合計 31回のホールインワンの 71% に相当する 22回が このホールでの記録だ。最も距離の短いホールは アーメンコーナーにある 12番 (155 ヤード) であるが、そこで出たホールインワンは 3回と 対照的に 少ない。風が強く、池に入るリスクの高い 12番ホールでは ピンを狙わない選手が多いことも 理由の一つだと思われる。一方、2番目に多いのは 6番ホールだが それでも 5回だから 多くはない。他方、最も少ないのは 4番ホールで 僅に 1回しか出ていない。1992年大会で ジェフ・スルーマン (Jeff Sluman) が 213ヤードを 4番アイアンで打ってホールインしたものである。
年度 |
ホール |
選手 |
1934 | 16 | a-Ross Somerville |
1935 | 16 | Willie Goggin |
1940 | 16 | a-Ray Billows |
1947 | 12 | Claude Harmon |
1949 | 16 | a-John Dawson |
1954 | 6 6 |
Leland Gibson a-Billy Joe Patton |
1959 | 12 | a-William Hyndman |
1968 | 16 | Clive Clark |
1972 | 6 | Charles Coody |
1988 | 12 | Curtis Strange |
1992 | 4 16 |
Jeff Sluman Corey Pavin |
1996 | 16 | Raymond Floyd |
2004 | 6 16 16 |
Chris DiMarco Padraig Harrington Kirk Triplett |
2005 | 16 | Trevor Immelman |
2008 | 16 | Ian Poulter |
2010 | 16 16 |
Nathan Green Ryan Moore |
2012 | 16 16 |
Bo Van Pelt Adam Scott |
2013 | 6 | Jamie Donaldson |
2016 | 16 16 16 |
Shane Lowry Davis Love III Louis Oosthuizen |
2017 | 16 | Matt Kuchar |
2018 | 16 | Charley Hoffman |
2019 | 16 16 |
Bryson DeChambeau Justin Thomas |
練習ラウンドでのホールインワンを含めるとどの位の数出ているかは 分からないが ここで 大変珍しいホールインワンの動画をご紹介しよう。2020年 11月 10日にジョン・ラーム (Jon Rhrm) が 16番ホールでの水切りショットで出したホールインワンのシーンだ。16番でのホールインワンは このような転がり方で入るものが非常に多い。
一方、こちらは 2009年大会の練習ラウンドで ビージェイ・シン (Vijay Singh) が 同様の水切りショットで出したホールインワンだ。マスターズの練習ラウンドでは 16番ホールで故意に水切りショットを打って見せるのが恒例だが そんなショットでも ホールインワンが複数回出ていると言うこと。どちらの動画も 出来れば 大画面で見て欲しい。
マスターズのお話 | マスターズの記録 |
コースを空から見てみよう | アーメン・コーナーのお話 |
球聖 ボビー・ジョーンズ | マスターズ・公式サイト |
Copyright © 2004-2021 mamejiten.com. All Rights Reserved.