キャディーバッグの中身
キャディーバッグの中には 色々なものを入れることが出来る。競技で 入れることの出来るゴルフ クラブの本数は 最大で 14本だが(» ゴルフ用具に係わるルール)クラブ以外のものについては 何ら規制はないから、十分な数のゴルフ ボールに加え、プレー時に役立つ 小道具の予備品や 何かあった時に必要になりそうなものを 常時 入れておくと便利だ。本ページは そんな観点から チェック・リストとして 利用して頂くことを 念頭に 纏めたものである。
さて、ちょっとしたものでも プレー中に何時もあるものがないと リズムを壊して プレーに悪影響を 及ぼすし、細かなものは忘れがちだから、その予防策として 袋か小箱のような小物入れに 以下のアイテムを 纏めて 入れておくことが オススメ だ。
| 1)ティー ペグ 2)グリーンのリペアツール(グリーン・フォーク) 3)ボールマーカーやコイン 4)鉛筆、マジック 5)ばんそうこ(バンドエイド) 6)鎮痛剤(腰痛持ちの人などには 特に オススメ) |
さらに、小物入れには入らないもので、キャディーバッグに入れておいた方が良いものには 以下のようなアイテムがある。(ゴルフの小道具については、別途、より詳細を説明したページがあるので、興味のある方は そちらも 参照下さい。 » ゴルフの小道具とアクセサリー
| 7) 予備のグローブ 8) 中サイズのタオル 9) 雨具(レイン・ウェア) 10) 水を入れる容器(プラスチックのボトルかペットボトルがオススメ) 11) 使い捨てカイロ(冬季のみ) 12) 距離測定器(» 詳細) |
ゴルフをやる環境にもよるが、真夏日などにプレーをする場合は 特に 水を常備しておきたい。そんな時に、空のペットボトルやプラスチックのボトルが キャディーバッグに入っていれば、それに 水を入れることが出来るから、そうした簡単な容器も 常時 キャディーバッグに入れておくと 案外 役に立つものだ。一方、冬季は、予想外に寒くなることもあるから、寒さ対策として 使い捨てカイロ(例えば、ホカロン)を 常備しておくと良い。
以上のように、結構、ゴルフバッグの中に入れておきたいものは沢山あるから、バッグを購入する時は、ポケットなど物入れが 十分あるか どうかなども 良くチェックして欲しい。
また、前述のように ゴルフ クラブに関して 競技では 14本以上のクラブを携帯しただけで 罰則が科せられる訳だ。練習の目的などで それ以上のクラブを バッグに入れ、そうしたことを 忘れてしまうことは良くあることだから、競技に出る人は クラブの本数を スタート前に 必ず チェックする癖を付けておくと良いだろう。
一方、手持ちクラブのスペックを実際に計測してみると驚くような結果になっていることは 少なくない。一流メーカー品だから安心だと思って買い揃えたクラブでも、そのスペックを計測し、数値化してみると、驚くほどバラバラだったということは 珍しくないのである。
例えば、ピッチング・ウェッジ、9番アイアン、8番アイアンのロフトのスペックが、48°、43°、39° という セットの実際のロフトが、48.5°、42.5°、39.5° というようなことになっているケースは 珍しくないのである。そして、そうしたセットであれば、クラブ間の距離の開き(例えば、10ヤード間隔)が 一定にならないというような現象が起きる訳だ。また、自分に合わないライ角度のアイアンを使っている人も居るはずで、そうした観点からも自分のクラブのスペックをチェックしてみる必要性はある。 » 典型的なアイアンのスペック
さらに、スイング・ウェートやクラブの総重量のセット内の流れやバランスが悪いことは良くあることだが、そうしたセットであることが分かったら、なるべく早い機会に 調整すべきだろう。
また、ドライバーやフェアウェイウッドでは、フェース角のチェックもして欲しい。さらに、カーボン(グラファイト)シャフトの歪とクラブヘッドの装着ということに対する知識を持って置くことも大切だ。機会を見て自分のドライバーやフェアウェイウッドに問題がないかを調べることも考えておいて欲しいものだ。 » 詳細
いずれにしても、一度、専門家に自分のセットの診断をしてもらって カルテのようなものを作っておくことがオススメだ。診断結果に基づいたセットの本格的な調整を行わないまでも、自分のセットの特徴を良く理解しておくことは 大変有意義である。もちろん、新しいクラブ購入時に そうしたデータを参考にしてクラブ選びをすれば、クラブ選びで 失敗する可能性は 激減するはずだし、加えて、自分のクラブの飛距離や方向性に対する考え方、即ち、プレーの仕方も変わることだろう。
簡単なクラブ診断であれば 無料でしてくれるお店や工房も少なくないが、本格的な診断を考えるのであれば、セットで 1万円程度の予算を考えておいた方が良いだろう。




