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グランドスラム - グランドスラマーの記録

このページのコンテンツ
• はじめに
• メジャー選手権
• グランドスラム・言葉の由来
• キャリア・グランドスラマー
• グランドスラム・豆知識
• 女子のグランドスラム
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


本来、ゴルフで言う グランドスラム (Grand Slam) とは その年のメジャー選手権(以下参照)の全てに優勝することで、それを達成した人が グランドスラマー (Grand Slammer) である。しかし、メジャーの全てに勝つことは キャリアを通じて達成することさえ難しく、所謂、キャリア・グランドスラムのことを 単に グランドスラムと言うことが むしろ 一般的になっていて、前述のグランドスラムのことは 年間グランドスラムと言うのが普通である。

メジャー選手権


1) マスターズ (The Masters)
2) 全米オープン (U.S. Open)
3) 全英オープン (The Open / British Open)
4) 全米プロゴルフ選手権 (PGA Championship)       » 詳細

グランドスラム・言葉の由来


グランドスラムという言葉は 元々 コントラクト・ブリッジ(トランプ/カード・ゲームの一種)で 13組のトリックを 全て取ると宣言し それを実現した時のことを表現するための用語だが、それが 野球の満塁ホームランや テニス、ゴルフなどのスポーツの大きな大会に勝って制覇することを表現する言葉として使われるようになった。ただし、テニスの世界では 四大大会のことを グランドスラムと言うこともあり ゴルフとテニスでは その言葉の使い方に多少の違いがある。

キャリア・グランドスラマー


  • ジーン・サラゼン (Gene Sarazen) メジャー 優勝回数 7
  • ベン・ホーガン (Ben Hogan) メジャー 優勝回数 9
  • ゲーリー・プレーヤー (Gary Player)  メジャー 優勝回数 8
  • ジャック・ニクラウス (Jack Nicklaus) メジャー 優勝回数 18
  • タイガー・ウッズ (Tiger Woods) メジャー 優勝回数 14

  • グランドスラム・豆知識


    以上の 5人がゴルフのキャリア・グランドスラムを達成したエリートである。一方、サム・スニード (Sam Snead) は PGA キャリア 82勝(メジャー 7勝)という記録を打ち立てているが、意外にも 全米オープンには 一度も勝っていない。また、ウォルター・へーガン (Walter Hagen) は 11 回 メジャーに勝っているが(歴代 3位の記録)彼が活躍した時代には まだ マスターズがなかったので、グランドスラマーではない。当然、それ以前の時代に活躍したハリー・バードン (Harry Vardon)、トム・モリス (Tom Morris Jr./ Sr.) のような 名選手が グランドスラマーでないのは言うまでもない。

    このように、ある意味、上述のグランドスラマーに勝るとも劣らない実績を残したゴルファーが他に居ることも事実だ。例えば、アーノルド・パーマー (Arnold Palmer) は 7 回、そして、トム・ワトソン (Tom Watson) は 8 回メジャーに勝っているが 二人とも 全米プロに 勝てなかったのでグランドスラマーにはなれなかった。他に、グランドスラマーでない著名なゴルファーには、マスターズに勝てなかった リー・トレビノ (Lee Trevino)、全英オープンに勝てなかったバイロン・ネルソン (Byron Nelson) などが居る。» メジャー選手権優勝者とグランドスラマーの記録

    さらに、実は 上述のグランドスラマー以上とも言える ゴルファーが 他に もう一人居るのだ。それは ボビー・ジョーンズ (Bobby Jones) だが、彼は当時のグランドスラムと言われる全米アマ、全英アマ、全米オープン、全英オープンの全ての大会で 同じ年に優勝するという年間グランドスラムの偉業を達成している。そして、年間グランドスラムを達成した 一ヵ月後に 彼は 僅か 28歳の若さで 競技ゴルフを止め、引退してしまった。ただし、ウォルター・へーガンのようなプロ選手がアマチュアの大会には出場できなかった訳だから、その後のグランドスラムとは少し意味が異なるのは事実であろう。とは言え、当時活躍したジーン・サラゼンウォルター・へーガン 以上とも思える記録を残した ボビー・ジョーンズ は 最も 尊敬に値する 偉大な ゴルファーの一人だと言えよう。

    因みに、現在のグランドスラム方式、即ち、マスターズが メジャーになって以降に 年間グランドスラムを達成した人は居ないが、タイガー・ウッズが 2000年の全米オープンから 2001年のマスターズまでの 4連続メジャーに優勝したという記録が それに最も近い記録である。また、1953年には、ベン・ホーガンが マスターズ、全米オープン、全英オープンと 3連勝をしており(他に 3連勝がないことにも鑑み)これも凄い記録である。実は、1950年代には 現在のグランドスラムの概念がなかったのだが、全英オープンに出場すると 全米プロゴルフ選手権(当時は マッチ・プレー方式)に出場できなかったので、年間グランドスラムを達成しようがなかった訳で、このベン・ホーガンの 1953年の記録も 特筆すべきものであろう。 1958年から 全米プロはストローク・プレー方式に変更され、1960年代になって、その日程が 2週間後ろにずらされ 全英とのコンフリクトが解消されたが、それでも この 2つのメジャー大会は 5年間に亘って 連続する週に行われた時期があった。

    ところで、最もメジャー優勝回数が多いのは ニクラウスで 計 18 回勝っているが、それぞれのメジャー選手権に 3 回以上優勝しており、トリプル・グランドスラマーと呼ばれている。一方、08年の全米オープンに勝ってタイガー・ウッズも 史上二人目の トリプル・グランドスラマーになった訳だが、ニクラウスとウッズ以外のグランドスラマーでは ダブル・グランドスラムですら達成した者は居ないのだから、この二人が 如何に卓越した ゴルファーであるかが分かるであろう。

    また、現役の選手では フィル・ミケルソン (Phil Mickelson) が メジャー優勝 5 回で 全米オープンに優勝すれば、また、ローリー・マキロイ (Rory McIlroy) は メジャー優勝 4 回で マスターズに優勝すれば キャリア・グランドスラムを達成することになるが、2016年の時点で、このように 所謂 「テンパイ」の状態の選手は この二人だけである。

    なお、男子シニア・ツアーのメジャーも 変則で 現在 5つあり、Senior PGA, US Senior Open, Senior Players Championship, The Tradition, Senior British Open であるが、グランドスラムを達成したプレーヤーはいない。(ジャック・ニクラウスは、Senior British Open に勝てなかった。)因みに、一般男子のプレーヤーズ選手権 (The Players Championship) は 賞金総額が最大と言われる大会で(2016年は 1050万ドルで全米プロと同額)準メジャーなどとも呼ばれるが、メジャー大会ではない。4月のマスターズと 6月の全米オープンの間の 5月中旬に行われている。

    女子のグランドスラム


    女子プロ一方、女子のメジャー選手権とグランドスラムは メジャーが時代によって コロコロ 変わったので 男子のそれに比べ 権威を欠く観は否めない。例えば、最近の出来事だが、2014年の大会を最後に メジャー大会の一つだったクラフト・ナビスコ選手権がなくなり、2015年からは ANA インスピレーション (ANA Inspiration) となって、これが メジャー大会の一つとして残った。この大会の起源は 1972年に始まったコルゲート・ダイナ・ショア (Dinah Shore) だが、それが 1983年に ナビスコがスポンサーになったことで、ナビスコ・ダイナ・ショアという名前に代わると同時に 女子のメジャーになったと言う経緯があるが、それが 2002年には クラフト社とナビスコ社が合併したことで クラフト・ナビスコ選手権になったのである。

    いずれにせよ、その結果、現在の女子メジャーは ANA インスピレーション、全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship)、全米オープン(U.S. Women's Open)、全英女子オープン (Richo Women's British Open)、そして、それに 2013年からは エビアン・マスターズ (The Evian Championship) が 加わり(賛否両論あろうが)年 5回のメジャーが行われることになった。また、女子の場合は 全英女子オープンが メジャーになったのが 2001年と 比較的 最近のことで、それ以前はタイトルホールダーズ (Titleholders)、ウェスタン・オープン (Western Open)、デュマリエ・クラシック (du Maurier Classic) などが メジャー選手権だった時代があった。そうした時代を含めると 以下の 6人、比較的 最近のシステムでは 2人のグランドスラマーが生まれている。良いのか、悪いのかは 分からないが、2013年以降のグランドスラムは エビアン・マスターズを含む、5つの大会に勝つ必要が生まれた訳だ。因みに、その最新のグランドスラムを達成している選手は居ない。

  • ルイーズ・サッグズ (Louise Suggs) メジャー 優勝回数 11
  • ミッキー・ライト (Mickey Wright) メジャー 優勝回数 13
  • パット・ブラッドレー (Pat Bradley) メジャー 優勝回数 6
  • ジュリー・インクスター (Juli Inkster) メジャー 優勝回数 7
  • アニカ・ソーレンスタム (Annika Sorenstam) メジャー 優勝回数 10
  • カーリー・ウェブ (Karrie Webb) メジャー 優勝回数 7




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