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ブラント・スネデカー|ポップとは

ブラント・スネデカー (Brandt Snedeker) は 最近の PGA のツアープロでは 比較的 珍しいポップ・ストローク (pop-stroke) で パットをする選手だが これは そのスネデカー選手が自分のパッティングについて解説している動画である。

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パッティング・メカニズム
ポップ (pop) という英語には "ポンとはじける" という意味があるが そんなイメージで ボールを 確り打つ訳だから どちらかと言えば スローグリーンに適した 打ち方だとされている。高速グリーンでの プレーが普通になった 昨今のツアープロにとっては 少し レトロな観があるスタイルだが 攻めのパッティングを好むスネデカー選手には 理に適った打ち方だそうだ。ボールを打った後の フォロースルーが小さいのが ポップ・ストロークの特徴だが ショルダー・アームズ・ハンズ・パターをワンピースにして 所謂 ペンデュラム モーションのストロークで 比較的 大きなフォロースルーをとる オーソドックスな パッティングスタイルに比べ やや手打ちになる ストローク法だ。

二つのストロークの比較
オーソドックスな パッティングスタイルでは クラブフェースが オープン・スクウェア・クローズド といった具合に動くので 狙った方向にボールを転がすためには フェースが スクウェアのタイミングで打つことが重要になるが ポップ・ストロークは ストロークを通じて フェースを スクウェアにキープするのが基本なので 狙った方向に ボールを打ち出し易いと言う利点がある。繊細なタッチを出し難いのがデメリットだと言われるが タイミングや フェースの向きの変化を気にする必要があまりないので パットのスピードコントロールに 神経を集中し易く そのデメリットは 彼にとっては 問題ないようだ。グリップは オーバーラッピングに 右手の V が 右肩を指すくらいのストロンググリップで パターを持って 両手で ボールを打つそうだ。肩の動きを抑えて 手でパターを操作するのに都合の良いグリップである。パットの練習時間の 90% を 5 フィート (1.5m) 以下の短いパットに費やすが そうすることで 3 パットを恐れない アグレッシブなパッティングが出来ると言う。因みに、ゲーリー・プレーヤー (Gary Player) や ジョニー・ミラー (Johnny Miller) といった名選手も ポップ・ストロークで プレーをし 成功したが、さらに遡ると 全英オープンで 4回も優勝している ボビー・ロック (Bobby Locke) も 少し変則的ではあるが ポップ・ストロークのテクニックで活躍した選手である。

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