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全米プロゴルフ選手権のお話 (2015年版)
全米プロゴルフ選手権 (PGA Championship) は ゴルフの 四大大会 (所謂、メジャー・トーナメント) の一つで 毎年 8月に 全米プロゴルフ協会 (PGA OF AMERICA) の主催で行われる シーズン最後のメジャー・トーナメントである。

Whistling Straits2015年の第 97回大会は 8/13 - 8/16 に アメリカ、ウィスコンシン州、コーラー (Kholer) の ウィスリング・ストレイツ (Whistling Straits) で行われ ジェイソン・デイ (Jason Day) が メジャー史上 最高の -20 という記録を打ち立て、二位に入った ジョーダン・スピース (Jordan Spieth) に 3打差をつけて優勝した。

その他にも、この大会では、ジョーダン・スピースが 年間のメジャーでの トータル・スコアを -54 にまで伸ばし、タイガー・ウッズの 2000年の記録を書き換えた。また、スピースは この大会で 2位に入賞したことで 世界ランキングで ローリー・マキロイ (Rory McIloy) を抜き、1位の座に就くことが決定した。

メジャーで 度々 優勝戦線に顔を出しながらも優勝できなかった ジェイソン・デイだったが、大会最終日のラウンドでは 常時 リードを保つ 危なげのない試合展開だった。2014-15年シーズンのドライビング・ディスタンス 3位という飛距離の優位性を生かしただけでなく、四日間を通じて、アプローチ、パットと すべてのプレーで集中力を切らすことなく、68-67-66-67 と 毎ラウンド スコアを伸ばし、-20 という記録を達成した。

一方、日本からは 松山英樹、小田孔明、岩田寛の 3名が参戦し、3人が予選を通過したが、圧巻は 岩田選手の 2日目の 63 (-9) という メジャーでの 18ホール最少スコアタイ記録(コース・レコード)である。同選手は、最終的に -7 (21位タイ) に終わったものの、世界にその名を知らしめる大会となった。(» PGA オフィシャル・サイト

なお、2014年大会は ケンタッキー州、ルイヴィル (Louisville) の郊外にある ヴァルハラ・ゴルフクラブ (Valhalla G.C.) で行われ、ローリー・マキロイが フィル・ミケルソン (Phil Mickelson) に 1打差で競り勝ち、優勝している。また、2013年大会は ニューヨーク州、ロチェスター (Rochester) 郊外のオークヒル・カントリークラブ (Oak Hill C.C.) で行われ、ジェイソン・ダフナー (Jason Dufner) が ジム・ヒューリック (Jim Furyk) に 2打差をつけて優勝した。

全米プロゴルフ選手権の歴史


Wanamaker Trophy全米プロゴルフ選手権、第一回大会は 1916年に マンハッタンから車で北に 30分ほど行った所の ブロンクスビル (Bronxville, NY) にあるサイワノイ (Siwanoy) C. C. で行われ、イギリス人のジェイムズ・バーンズ (James M. Barnes) が優勝した。優勝トロフィーは その時に それと賞金を寄贈した ロッドマン・ワナメーカー (Rodman Wanamaker) の名前を取って ワナメーカー・トロフィーと呼ばれる。

1922年の全米プロ選手権で ジーン・サラゼン (Gene Sarazen) が優勝したが、米国生まれのアメリカ人が優勝するのは、それが 初めてのことであった。つまり、アメリカ人が優勝するまでに 5年を要した訳だが、多くのアメリカ人にとっては 屈辱的なことであったようだ。全米プロ選手権が始まった当時は、まだ、アメリカのゴルフの実力が イギリスのレベルに達していなかったということだろう。

当初 全米プロ選手権は マッチプレーの大会であったが、1958年の大会から 現在のストローク・プレー形式による大会に変更され (プレーオフは 3ホールのストローク・プレー) メジャー大会は全てストローク・プレー形式のトーナメントになった。

最多優勝記録には ウォルター・へーガン (Walter Hagen) とジャック・ニクラウス (Jack Nicklaus) の 5回という記録がある。次いで 優勝回数の多い選手には タイガー・ウッズ (Tiger Woods) の 4回、ジーン・サラゼン (Gene Sarazen) と サム・スニード (Sam Snead) の それぞれ 3回など。また、比較的近年の記録では ニック・プライス (Nick Price) の 1992年 と 1994年、ビージェイ・シン (Vijay Singh) の 1998年 と 2004年、そして、ローリー・マキロイの 2012年 と 2014年の 2回の優勝がある。 » メジャー優勝者の記録

なお、全米プロ選手権のシンデレラ物語として 当時は無名だったジョン・デイリー (John Daly) が 補欠選手として参戦し、優勝した 1991年のクルックド・スティック (Crooked Stick) C. C. での大会を覚えているベテラン・ゴルファーは 少なくないだろう。この時、デイリーは 9番目の補欠選手だったが、試合前日の夜に ニック・プライス (Nick Price) が出場を辞退したため、チャンスが巡ってきたそうだ。あまりに直前だったので 6、7、8番目の補欠選手が出場できなかったのが 彼に幸いしたのである。デイリーは アーカンソーからインディアナまで 夜中 寝ずに車を飛ばして試合会場に到着し、練習ラウンドもなしの ブッツケ本番で 初日に 69 (8位) というスコアでラウンドし、その後も 67、69、71 というスコアを出し、トータル 276 で 2位に 3打差を付けて優勝した訳だ。そんなお話も 24年も前の出来事になってしまった。


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