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山岳コースでの注意点
国土の
80% 近くが山の日本では 山の上や近くに作られた山岳コースが少なくない。芝目の話のページでも説明しているように、芝目は
1) 水、2) 日光、3) 風の順でその影響を受けるが、山の斜面にあるコースでは、山から谷に向かって水の流れが速くなることから、その方向に芝目が強くなる。
さらに、山の斜面にあるコースでプレーをする場合は、芝目に加えて、もう一つ注意しなければならないことがある。目の錯覚である。コース全体がある方向に傾いていれば、絶対的に水平な面や真っ直ぐなラインの判断が難しくなるということだ。
例えば、グリーンを見た時にホール全体が右に傾斜しているような場合は、平らなグリーンであっても
(普通は コースだけでなく 周りの景色も右下がりだから) 右上がりのグリーンのように見えることが良くある。従って、仮に、芝目が谷に向かってあることが分かっていても
グリーンの傾斜が右から左だからボールは真っ直ぐに転がるだろうといった考え方で 考え違いをすることになりがちだ。
また、良くやる失敗は、山に向かって打ち上げて行くグリーンのホールで 打ち上げだからと言うことで
1クラブ大きなクラブで打ってオーバーするというパターンである。その場合は、超高速のグリーンで
寄せのショットを打たなければならない状況になるから 典型的なボギーのケースだが、場合によっては
チップ・ショットだけでなく、パットでも 距離が合わずに、ダブルボギーになることすらあるから
要注意である。
一方、山を背に打ち下ろして行くホールでも注意が必要だ。そうしたホールでは グリーンが受けているように見えても、実際には、そうでないことが良くある。従って、そういう理由で、グリーンをオーバーしたり、チップ・ショットやパットを強く打ち過ぎたりしてしまうことが良くある。加えて、返しのチップ・ショットやパットは下っていると思って、ショートしてしまうことになり兼ねない。実際にグリーンのバックからは、逆目で平らなグリーンだから、確り打って行かなければ寄らないはずなのだが、そうは見えないから、さらに失敗を重ね兼ねない訳だ。
つまり、山の斜面にあるコースでは 以上二つの要素が 影響し合って、知らぬ間に それが
増幅されたり、相殺されたりするところに その難しさがあるということになる。
最後になるが、一般的には 大きなグリーンでは 見た目ほどグリーンは傾斜していないものだが、小さなグリーンでは、見た目以上に
傾斜が大きいという傾向があるので、そうした知識も持っていると グリーンでの読みや ショットの判断に
違いが出るはずである。
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