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ロブウェッジを持つ理由
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サンドウェッジの性能は、ロフト、バウンス角、ソール幅、ソール形状、リーディングエッジ形状、グルーブ、材質、重さ、スイングウェートなど様々な要素によって決まります。ソール幅が広く、バウンス角の大きいサンドウェッジは、深いラフからのショットやバンカーショットなどでは有利なものの、フェアウェーや芝のないラフなど、所謂、タイトライでは、使いにくいと言う欠点があります。
通常、サンドウェッジには 10° から 14°くらいのバウンス角がついていて、ソールの幅はかなり厚いデザインになっていますが、右の図
(1) のように、多少丸みを帯びているキャンバーソールになっているのが多く、例えば、12°のバウンス角でリーディングエッジは、2
ミリほど浮くことになり、ほぼ理想的な状態になります。
一方、 サンドウェッジのフェースを開いて打てば、ロブショットを打つのに必要なロフトが得られますが、この場合は、右の図
(2) のように、リーディングエッジは、極端に浮いてきます。(2)
は、フェースを 10° オープンにした状態を示していますが、リーディングエッジは、7.5
ミリも浮いてしまう計算です。ソールの接地点とバウンス角の関係を良く見て下さい。こうした状態でタイトライから打てば、どんなに上手く打っても、ハーフトップ。少し手前、もしくは、少しトップ気味に入ったら、完全にトップします。 |
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フェースを逆にクローズにしたものが (3) ですが、この場合は、リーディングエッジが浮くことはなくなります。チップショットなどを打つ時に、あまりクラブをクローズに構え過ぎると、リーディングエッジから先に地面に当たるようになり、クラブは芝の上を滑りませんから、そうした打ち方も、避けたいわけです。
つまり、バウンス角のほとんどない ロブウェッジや 9番アイアンなどをクローズにしてチップショットを打つのは、オススメできないショットということです。
ロブウェッジは、ロフトが大きいばかりでなく、通常、6°以下のバウンス角のものが標準ですから、(2)
のような状況にならずに、高い打ち出し角のボールが打てる設計になっています。上級者が、ロブウェッジを持つ理由がここにある訳です。
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