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パット・チップ(アプローチのテクニック)

このページのコンテンツ
• はじめに
• 構え方とボールの位置
• クラブの振り方(ペンデュラム・モーション)
• 使うクラブの選び方
• ピッチ・ショットへの応用
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


パット・チップ (putt-chip) は 右下イラストのような フォームで パッティングに近い ボールの打ち方をする チップ・ショットのテクニックである。パットの延長線上のショットで 応用範囲も広く 安全で 大きなミスを し難いのが利点だから チップ・ショットが苦手な人には 是非 練習して レパートリーに加えて欲しいショットである。

構え方とボールの位置


パット・チップパット・チップは ウェッジや 9-8-7番アイアンなどのアイアンを 短めに持って パターのグリップで パットをする時のように ストロークする訳だが 右イラストのように両肘をちょっと張るようにして クラブを持ち、ヒールを少し浮かせて セットアップし 構えること。ボールの位置は パターを打つ時と同じか それより 若干 右寄りに。体重移動や ボディターンを ほとんど必要としないショットだから 右利きの人は 体重を 左脚により乗せるように構えても良いだろう。自分がパットをする時のスタイルをベースに このショットがし易くなるように その構え方を 少し 変えるくらいの感じである。パターで 距離を調整する時の感覚が そのまま使えるような構えになることがポイント。

セットアップの仕方クラブの置き方は 右イラストのように ボールが フェースの トー側に来るようにし ヒールを少し浮かせること。その程度は それぞれの好みで良いが ヒールを浮かせるメリットは クラブが芝に引っかかるリスクを低減できることと ボールの勢いを少し殺せるところにある。アイアンは パターより シャフトが長く ライ角も寝ているから ヒールを浮かせた方が パターを打つ時のように ボールの近く立って構えるのには 好都合だ。この時に 必要に応じ フェースを 少し かぶせるようにして フェースが開き気味になって ボールが右に出ないよう 調整すると良いだろう。

クラブの振り方(ペンデュラム・モーション)


以上のような構えが出来れば ボールの近くに立てるので クラブヘッドを より正確にコントロールして ボールを 確り 打てる確率は高くなるはずだ。パターを振る時のストロークのように 手首の動きを最小限に抑えて 肩と腕を 所謂 ペンデュラム・モーション、つまり、振り子のように動かす訳だが フル・ショットのメカニズムとの大きな違いは 左右の肩がより上下に動くことである。フル・ショットでは 肩を 背骨に対して より水平に プロペラのように動かし 腕だけを上下に ペンデュラム的に動かす イメージなのに対し この打ち方では 肩と腕を より一体化させ 両方をペンデュラムのように動かすことだ。手首が折れないので バック スイングで クラブヘッドを高く上げたように感じても ヘッドは 比較的 シャロ―に 動くはずだ。ソールを滑らせるように打つショットではないが それでも ソールが 綺麗に スムースに ボールの下に入り込めるようなアングルを意識した方が良いだろう。サンド ウェッジのようなクラブを使えば 下の動画のように ボールのスピードを殺して 柔らかく上げる デリケートな ショットを打つことも出来る。


使うクラブの選び方


このショットには サンド・ウェッジから 場合によっては 4番アイアンくらいまで 幅広いクラブを使うことが出来るが 9番アイアンくらいを スタンダードにするのが オススメだ。下りの デリケートな チップショットなどで 威力を発揮するショットでもあるが そうした場合は より ロフトのあるクラブを使えば良いだろう。

また、ヒールの浮かせ方と どの位 トーの方で打つかによっても ボールの出方と転がりは変わってくるから そうしたことも理解した上で どんな時に どのクラブを使うのが有効かという 自分なりのシステムのようなものを構築する必要がある。4番アイアンは ともかく、6番アイアンくらいまでは その使い方を研究してみる価値があるだろう。

なお、このショットは 少し距離のある 上りのチッピングにも使えるが そのような場合は あまりヒールを浮かせて トー側で打つのではなく、クラブ・フェースの中央(芯)でボールを捕らえるようにした方が良いだろう。また、長いショットに応用する場合は 7番、6番といった ミドル・アイアンを使って打っても 良かろう。

ピッチ・ショットへの応用


ボールを高く上げる必要のない 30ヤード前後のピッチ・ショットへの このショットの応用も研究してみる価値のあるものだ。パットで 30ヤードを打つイメージで ピッチング・ウェッジや サンド・ウェッジを振ってボールを打ってみよう。

ミニ・スイングで ボールを打って 飛び過ぎないように 距離を 20ヤード、30ヤードに抑えるのは 簡単なことではないが パットのような ペンデュラム・モーションで クラブを振れば 確り クラブを振ることが出来るから その方が距離の精度が高くなると言う理屈だ。また、パターのような打ち方をする訳だから 当然 方向性にも優れた打ち方になる。

とにかく、このショットも パターを振るスタイルを取り入れて クラブを振る訳だが パット・チップとの違いは ヒールを浮かせて トー・サイドで打たないこと、そして、普通のショットのグリップで(パットのグリップの方が打ち易いと思う人は それでも良いが)ややボールから離れて立って構えることだろう。この打ち方(パット・ピッチ)を どのように応用するかは 個人の好みに任せたいが、30ヤード以内、人によっては 50ヤードくらいまで 応用可能なものだから この機会に パット・チップと 併せて 是非 研究してみて欲しい。



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