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ゴルフ日記 (マナーとルール編)
 
 
マッチプレーのルール

昨今はプロの競技だけでなくアマチュアのコンペも ストロークプレーの大会が中心になっているので マッチプレーの競技方法やルールにはあまり馴染みのない人が多いと思う。そこで、ここでは その基本的な知識を 少し ご紹介しよう。

マッチプレーは 対戦相手同士の各ホールごとの打数で競い合う競技方法だから ホールごとに勝ち負け、または、引き分けという結果が付く。ストローク数が同じだった場合は 引き分けで、英語では halved と言い、日本のルールブックには 「ハーフ」 と書かれている。 ゴルフの競技方法

まず、プレーの順番に関するルールだが、ホールからの距離をベースに 「遠球先打」 がゴルフの原則である。しかし、ストロークプレーでは ホールに近い人が 先に打つことが (その人のオプションとして) 許されており、それは テレビ中継で 短いパットを先に入れるシーンが良く見られるとおりである。しかし、マッチプレーの場合は、ホールに近い人が先に打って入れた場合、それを対戦相手は無効にして 再プレーを要求する権利がある。(ただし、その場合、順番を間違えたり、無視した人にペナルティーは科せられない。) また、順番を無視して短いパットを対戦相手が外した場合は、それを有効にするのが常套手段である。つまり、基本的に マッチプレーでは 「お先に」 というホールアウトの仕方は ない訳だ。 ただし、フォーボールゲーム (2人ずつのチームが、そのベストボールでマッチプレーの競技をするゲーム方式) では、少しルールが異なり、短いパットを先に打つことが許されるし、チームの勝ち負けに関係のないと思われる長いパットを OK することが出来るなどのルールがある。(OK された選手は、そのパットをパートナーにラインを見せるなどの目的で打つことが出来なくなる。)

このように、マッチプレーでは 相手に対して 次のパットを OK するということが頻繁に起き、そして、OK を出すことを コンシード (concede / concession) すると言う。ストロークプレーでも 30センチ以下のパットは OK にするなどのスピードプレーのためにローカルルールがアマチュアのコンペでは良く見受けられるが、正式なストロークプレーの競技で OK は 勿論ない。

また、ストロークプレーでは 二打罰となるが (ローカルルールでそう決められていることが一般的という意味)、マッチプレーでは ホールアウト後に プレーを遅らせない範囲で終了したホールのグリーン上でパットの練習をすることが許されている。(細かくなるので省略するが、ラウンド前やラウンド中の練習に関するルールもマッチプレーとストロークプレーでは異なるものがある。)

さらに、非常に重要なマッチプレーのルールとして知っておくべきことが 「誤報」 に関する罰則である。マッチプレーでは ホールの途中で 対戦相手から聞かれた場合に そこまで何打で来たかを知らせる義務がある。しかし、誤ったストローク数を報告 (誤報) をし、それを対戦相手が次のショットを打つ前までに訂正しなかった場合は そのホールの負けという厳しい罰則が適用される。

このように マッチプレーのルールには 間違いやすいルールが少なくないので 要注意である。なお、ストロークプレーで二打罰が科されるようなルール違反の場合、マッチプレーでは そのホールの負けという罰則が適用されることが多い (もちろん、全てがそうではないが) と覚えておけば良いだろう。