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ボールが 自分や 道具に 当たった時(ルール解説)

このページのコンテンツ
• はじめに
• 携帯品 (Equipment) とは
• ボールが当たると 1打罰になるもの
• カートを共用している時
• 局外者が カートを動かした時
• グリーン上に置かれた自分の道具
• 救済を受ける時の注意点
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


携帯品インプレーの自分のボールが 自分や自分のキャディー、また、道具やカートなど、所謂、携帯品に当たった場合は、後述する 例外はあるものの、規則 19-2 によって 原則 1打罰のペナルティが科される。例えば、顎の高いバンカー内から打ったボールが 顎にぶつかって 跳ね帰り 自分や自分のキャディに当たれば 1打罰になる。因みに、その後の処置は ボールが止まった所から プレーを 続行すれば 良い訳だが、規則 19 には 間違い易い内容も多く含まれている。

携帯品 (Equipment) とは


ところで、ご存知の人も少なくないと思うが、ルール・ブックには自分の道具ではなく、携帯品によってボールの動きが変えられたり、止められたりした時に前述の罰則が適用されると記述されており、同時に、携帯品とは プレーヤーによって(または、プレーヤーのために)使われたり、身に付けられたり 持ち運ばれている全ての物(ゴルフカートを含む)と定義されている。ただし、a. プレー中のホールでプレーしているボール、及び、b. ボールを ドロップする場所の範囲をマークするために使用するティーやコインなど小さな物は除かれる とも記述されている。

一方、英語のルールブックで 携帯品という言葉に該当する言葉は Equipment になっていて Belongings ではない。Equipment だから 道具と訳されそうなものだが、JGA のルールブックでは 何故か そうなっていない。携帯品より 道具という言葉を使った方が 分かり易く、プラクティカルだと思う人は少なくないだろうが、プレーヤーが身につけたり、持ち運んでいる全てのものという注釈に適した言葉が選ばれた結果のように思われる。ただし、真意のほどは定かではない。

ボールが当たると 1打罰になるもの


さて、当該ルールのペナルティは マッチ・プレーであれば そのホールの負け、ストローク・プレーでは 2打罰が以前は科されたが、いずれの場合も 2008年に 現行ルールの 1打罰へと変更された経緯があるが、ボールが当たるとペナルティになるアイテムは 正確には 以下のとおりである。

ボールが当たると
ペナルティ になる

要注意アイテム
(1) 自分自身と自分のキャディ、競技のパートナー
(2) 自分の道具や所持品(ティーペッグやマーカーを除く)
(3) カート(自分や自分のキャディが動かした時)


カートを共用している時


当該ルールに関しては ゴルフカートが 2人以上のプレーヤーによって共用されている時は そのカートと それに乗っている全てのものが ボールが そのいずれかに当たる直前に カートを動かしたプレーヤーの携帯品になると定められているから、カートやキャディをシェアーして競技をする時には 特に 注意を要するポイントである。

カートとキャディつまり、通常は 自分のカートと その中のものは自分の携帯品 と見なされるから それにボールが当たればペナルティの対象だが、同伴競技者とカートをシェアーしている場合は 同伴競技者 または そのキャディが カートを動かした場合に限り、ボールが そのカートや自分の道具に当たってもペナルティは科されない。つまり、誰が カートを 動かしたかによって ルール上の規定は大きく異なる訳だ。それは規則 18-4 に ストローク・プレーで 同伴競技者 または そのキャディ 及び その携帯品にボールが触れたり、それらがボールの動く原因になっても罰はないと定められているからだ。なお、マッチ・プレーでは そのショットを無効にし リプレーを要求する権利が相手に生じる。

言い換えれば、自分、自分のキャディ、競技のパートナーが カートを動かした場合に限り カートとその中にあるものは 同伴競技者のバッグを含め 全て 自分の携帯品になるから、同伴競技者は そうしたものにボールを当てても ペナルティは科されないと言うこと。逆に、自分は その中にある同伴競技者のバッグでも そのボールが当たれば ペナルティの対象になる訳だ。なお、キャディを シェアーしている場合は 原則 キャディが誰のために カートを そこまで運転したかによって 携帯品が どのプレーヤーのものになるかが決定することになる。白黒付け難いケースには 競技委員の裁定を仰ぐべきだが 遠球先打の原則などが判断材料になるだろう。

局外者が カートを動かした時


一方、通常は あまり起こらないことだが、同伴競技者でもない局外者が カートを動かした場合は また 少し状況が異なる。そこに自分の携帯品があると知っていた場合は 局外者が それを動かした場合でも ペナルティが科せられるが、その事実を 知らなかった時はペナルティが科されないという規則になっている。

つまり、同伴競技者がカートを動かした時は、それに自分のミス・ショットが当たる可能性があっても気にする必要はないが、局外者が動かしたのを 自分が見ていて、それに自分のミス・ショットが当たる可能性があると思えば、そのカートはボールが当たる可能性のない所に動かすべきなのだ。


グリーン上に置かれた自分の道具


グリーンの上に置いた自分の道具にボールが当たれば 当然 前述のとおり 1打罰が科されるが、それが 同伴競技者が グリーン上に置いたものであった場合は どうだろう。その事実を知っていて そのクラブにボールを当ててしまえば(カートに乗っている自分の携帯品とは状況が異なり、同伴競技者の携帯品にはならないから)局外者が動かし その事実を認識している 自分の携帯品ということで ペナルティが科される。しかし、ボールを打つ段階で その事実を知らずに 当てた場合は、局外者が 知らぬ間に動かした 自分の携帯品に該当するから ペナルティにはならない。ただし、シェアーしているキャディか どうかに拘らず、自分のキャディが 同様のことをした場合は知っていた いないに拘らず ペナルティの対象になる。

救済を受ける時の注意点


ボールのドロップまた、1クラブ もしくは 2 クラブ・レングス内のところにボールをドロップする時などにクラブを使って距離を計り、そのクラブを そのまま放置してボールをドロップする人を時々見かけるが、ボールがクラブに当たった場合は(その時点で まだ ボールはインプレーになっていないから)ペナルティは科されないものの、再ドロップを しなければならないと ルールは定めている。そして、それを怠れば 誤所からのプレーの 2打罰が科されるので気をつける必要がある。ティー または コインのようなものを使ってドロップする場所を決める癖をつけるべきだ。ティーやコインは 前述のように ルール上の携帯品扱いは受けないからだ。因みに、グローブは 携帯品とみなされる。




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