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ピンまでの正確な距離

Introduction

DMDゴルフコースには 通常 グリーンセンターまでの距離を示すヤード杭があり、加えて、ピンシートにグリーンの大きさやその日のピンポジションのデータが記載されているから その二つの情報からピンまでの距離を計算することが出来る。また、近年は 競技での各種距離計の使用も許されるようになったので レーザー式距離計を携帯し利用すれば ピンまでの正確な距離は 勿論のこと それをピンシートの情報と併せて使用することで 各種の有意義な距離情報を得ることが出来る。

グリーンまでの距離

ヤード杭まず、グリーンまでの距離は そのセンターまでの距離を知らせるためのヤード杭が各ホールのフェアウェイ左右のラフに 100ヤード、150ヤード、200ヤードが分かるように(2本 1セットで)あるのが 一般的だが ゴルフ場によっては それがグリーンのフロントエッジまでの距離のこともあるので その点を まずは 最初に確認する必要がある。

一方、ツーグリーンのコースでは 左右に それぞれ違ったグリーンまでのヤード杭があるのが普通で 右 (左) のグリーンまでの距離は 右 (左) サイドのヤード杭が その役目を果たすのが普通である。そうしたコースでは 左右にセットでヤード杭がないので ドッグレッグのホールでは 正確な距離が極めて分かり難くなるという問題がある。そうした場合、グリーンまでの距離は 時間の許す限り 片側のヤーデージ マーカーと対になる仮想のヤーデージ マーカーの位置をフェアウェイの反対側に想定し その二つを結ぶ線を基準に 自分のボールからグリーン中央までの距離を換算して行くことになる。ただし、そのような工夫をしても 残念ながら 残りの距離を正確に知ることが出来ないケースは どうしても多くなる。

様々なタイプのピンシート

ピン・シートピンシートのスタイルは 色々あるが 最も基本的なものは ホールの番号(右の例では 1 で 1番ホールという表示)、グリーンの長さ/奥行き(右の例では 36)、フロントエッジから ピンまでの距離(右の例では 21)、そして、グリーンの左 または 右のエッジからピンまでの距離(右の例では 10)が ヤード単位で記載されているものである。右の例で説明すると グリーンセンターからフロントエッジまでの距離は グリーンの長さ (36) の半分 (18) だから、ピンは グリーンセンターより 3ヤード 奥にあると言う計算になる。また、グリーンの形状とピンの位置が 記載されていて グリーンセンターから 10ヤード単位で線が引かれているもので 数字ではなく 図示することで ピンの大まかな位置を示すようなものもある。

ピンシートの例さらに、グリーンを右の例のように A、B、C、D などと 幾つかのセクションに分けて 今日のピンの位置は A であるなどといったスタイルで表示するものもある。そのような ピンシートでは 大まかなピンまでの距離しか知ることが出来ないが、例えば、A に ピンがあって、グリーンの長さが 36 ヤードであれば ピンまでの距離は グリーンセンターより 9 ヤードほど奥にあるという計算でプレーをすることになるだろう。いずれにしても、グリーンの長さ/奥行きの情報は ピンまでの正確な距離を知る上で 重要な情報ということになる。グリーンの奥行きが 50ヤードのグリーンであれば ピンは グリーンセンターより 20ヤード以上も奥にあることもあり得るからである。なお、詳細な ピンシートではなく、大まかな ピンポジションの表示(例えば、ピンの旗の色で 赤は 手前、白は 中央、青は 奥などの表示)しかないゴルフ場が少なくないのも現状だ。

ターゲット設定

以上のように ピンシートの情報とグリーンセンターまでの情報が分かれば 基本的には グリーンのフロントエッジ、バックエッジまでの距離も計算できることになる。ピンまでの情報と一緒に どんな情報に気を配ってプレーすべきか この機会に 頭の中を一度整理しておくと良いだろう。例えば、通常は グリーンのどこにボールが落ちるようにプレーするのか。(1) ピン、(2) ピンの手前 5ヤード、(3) グリーンセンター、(4) グリーンセンターとフロントエッジの中央 といった具合だが 自分のボールの性質などを考慮し 基本方針のようなものを作っておくと良いだろう。

加えて、打ち上げ・打ち下ろしの距離調整(» 参考)に係わる自分なりの法則のようなものを纏めておく必要もあるだろう。また、グリーンの硬さ、風の影響などに応じたターゲット設定についても 頭を整理しておくべきでしょう。どんな状況下で ボールは グリーン上で止まり易い(難い)のか。そして、ボールが止まり易い(難い)時には どのようなターゲット設定をすべきか。そんな知識も身に付けて下さい。

距離測定器

最近では 競技での距離測定機の使用が許されるようになり それを使用する人が多くなった。まず、比較的安価で小型 そして 単純にグリーンまでの距離情報だけを提供してくれる GPS 式の距離計がある。また、スマホサイズで ホール全体の距離とレイアウト、グリーンの大きさやグリーンエッジまでの距離 さらには フェアウェイ バンカーや ペナルティーエリアまでの距離などが分かる GPSタイプの距離計という選択肢もある。後者の場合は レーザータイプの距離測定器にはない機能も利用出来るので そのメリットも捨て難いものである。しかし、ピンまでの正確な距離という面では レーザータイプの距離測定器の信頼性が高く どちらのタイプの測定器が良いかについては 一概に言えない面もあるが「精度」だけで比較するのであれば レーザー式の方が優れている。また、レーザータイプの距離測定器の中には 打ち上げ・打ち下ろしの高低差も測定し、平地での距離に換算した数値の表示をしてくれるようなタイプのものもある。ただし、練習ラウンドで使用する分には 利用価値が高いものだが そうした高低差情報の機能のあるモデルで その機能を競技中に使用すれば ルール違反になるので 気を付ける必要がある。

何れにせよ、競技でも距離測定機器が使用できるようになったので 最近は それに頼ってプレーをしている人も少なくないと思うが、その結果、ピンシートをあまり見なくなった人も居るでしょう。しかし、ピンシートは ピンまでの情報以外の有益な情報を提供してくれるものである。この機会に ピンシートの情報の意味や使い方をよく勉強し その利用価値についての認識を深めて下さい。

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