カナダ西部への旅行|現地レポート (3)
7/1/2015 にプレーする予定だった Fairmont Jasper Park Lodge Golf Course は、天気予報を見て、前日に繰り上げてプレーをすることにした。曇天とは言え、雨よりは ましだろうとの判断であったが、15番ホールから雨が降り始め、17番ホールのプレーを ビショビショになって終え、18番ホールのティーショットをしたところでギブアップせざるを得ない、そんなラウンドになってしまった。
翌日 (7/1) の朝にコースに行き、雨で持ち帰れなかったゴルフクラブをピックアップするついでに、16、17、18番ホールの写真を撮影した。幸いにも、7/1 の カナダ・デー(建国記念日)の支度をしていたコースのディレクターであるグレッグ・ローン氏にコースの歴史や特徴などについて、話を聞くことが出来た。
バンフ・スプリング・ホテルのコースをスタンレー・トンプソンが設計すことになった理由が、このジャスパーのコースの成功にあったと言われているが、このコースは、バンフのコースとは異なり、起伏が大きく、ブラインド・ホールが幾つかあるなど、一味違った デザインである。とは言え、バンカーの配置、砲台グリーンなどのスタイルは、二つのコースの共通点だとも感じた。
1番ホールは シンプルな 真直ぐに打ち上げる ミドル・ホール。右サイドにフェアウェイ・バンカーがあるものの、比較的 プレッシャーを感じることのないホールである。しかし、その後は、フェアウェイ・バンカーの数が多くなる。因みに、4番ホールは 240ヤードと距離のあるショート・ホールなのに、グリーンはバンカーで確りガードされていた。8番ホールは、セカンドショットを打つ地点からは グリーンを見ることが出来ない ブラインド・ホール。距離もあって、フェアウェイの傾斜が大きいので、非常に難しいミドル・ホールだ。14番のシグニチャー・ホールは ティーショットが 池越えのミドルホールで 距離こそないが、フェアウェイとグリーン周りの傾斜が大きいので、簡単に攻略できるホールではない。そして、最終ホールは打ち下ろしてはいるものの 距離のあるミドルホールで、グリーン手前には多数のバンカーが配置されている。左下がりのフェアウェイからのショットだから、このバンカーにつかまってしまう可能性は高いはずだ。いずれにしても、非常に変化に富んだ 素晴らしい 18ホールだった。
7/2 にはジャスパーを離れ、一路バンクーバーに向かいます。これで、この旅も後半戦ということですが、次は コロンビア・バレーのインバーミア (Invermere) という町周辺に点在する リゾート・コースで プレーをします。