ゴルフ豆辞典 メニュ メニュー

暑い夏の日のゴルフ

Introduction
太陽温暖化が着実に進行する中、夏は 毎年暑く、最高気温が 40℃ を超える日、最低気温が 30℃ を下回らない日も珍しくない。また、5月や 10月に 最高気温が 30℃ を超える日があるなど、天気予報で熱中症への注意喚起がなされる日は多い。予想最高気温が 35℃ を超える日は 高温注意情報が発令されるが そんな猛暑の日のゴルフは 確りした暑さ対策をして行わないと 熱中症や 脱水症などの状況に陥りなり兼ねないから 要注意。また、プレー面では 暑い日のプレー用のコツや注意点を知っておくだけで スコアに違いが出るもの。ここでは そんな夏のゴルフに役立つ「暑さ対策」の情報を色々と紹介します。

暑さ対策の基本

基本は 待ち時間や移動時間の時に 直射日光の下にいる時間を最小限にする工夫をすること。例えば、 同伴競技者のプレーを待つ時などは 日陰を探して そこに居るようにし、球に移動する時は 日除け傘を利用するなども効果がある。また、水分と塩分を十分とることだが 水やスポーツドリンクは(喉が乾くまで待つのではなく)早めに飲み始めること。そして、以下のような暑さ対策グッズを賢く利用することである。

暑さ対策グッズ

以下は ご存知の代表的な暑さ対策グッズだが こうしたものを利用して暑さ対策の準備に 一手間掛けることで プレー時の快適さは 言うまでもなく、プレー後の疲労感(女性の場合は 肌の手入れ)などにも 大きな差が出るので まずは 見落としているアイテムがないか チェックして欲しい。

 • 夏用(機能)ウェア
 • 帽子|キャップ、ハット
 • タオル|水で濡らして使う
 • 冷感グッズ|氷嚢、冷却剤等
 • 冷たい飲料|保温容器
 • スポーツサプリ
 • 夏用機能下着、アームカバー
 • マスク|抗菌・吸汗速乾機能
 • 傘、サングラス
 • 日焼け止め

夏の着こなし

さて、ゴルフで 最初に考えて欲しいアイテムは ウェアだが、暑さ対策と言うことでは まず第一に 白や淡色、有彩色では黄色が光をよく反射する色なので そうした服装にすることが有効だ。その上で 通気性、吸水性、速乾性、クーリング性(放熱性)に注目する必要がある。最近では 汗をかいても ベタつかず、速乾性、クーリング性に優れた素材を使ったシャツや機能下着などが手頃な値段で売られるようになっているので そうしたものを着用することがベストである。一般的には 吸汗・速乾性のシャツや アームカバーで 検索すれば そうしたウェアは チェックできる。写真は 通気性と吸水速乾性に優れる素材を使った黄色のポロシャツで クールにさらっとした着心地を実感できる 夏に最適のウェアのサンプルである。また、各種 夏用 機能下着も 汗を吸い取り、拡散させ、早く蒸発させて放熱するという機能を利用したクーリング性があるので、多少お金も掛かるが それなりの効果が期待できる。そうしたやや高価なものが機能的には優れているものの 最近は安価なものでも(クーリング性はなくとも)適度な吸湿性を持ちながらも速乾性というものが数多く出回っているので、クーリング性がないものであれば そうしたものを選んで欲しい。速乾性に優れるポリエステルと吸湿性が良い綿の混紡のシャツがオススメである。なお、帽子類も暑さ対策、熱中症対策用として重要なアイテムで、強い日差しから目を守ることも出来るので、必ず着用するようにしたい。 » 参考例

暑さをしのぐ 一工夫

氷嚢
30℃を大きく上回るような 本当に暑い日は 汗が出過ぎないように工夫する必要がある。そんな時に アイシングバッグ(氷嚢)や 水に浸して頭や首に巻くだけで 放熱してほど良い冷感を感じさせてくれる ウォータークールベルトのようなアイテムがあると便利だ。しかし、そうしたものがない時は タオルを濡らして絞り、腕や首周り、顔などを こまめに 水拭きするなどの対策がオススメ。もちろん、日陰にカートを止めるなどのちょっとした配慮も お忘れなく。100均で買えるようなアイテムでお金をかけずに出来る暑さ対策も沢山ある。また、1,000 〜 2,000円程度にはなるが 手持ち扇風機のようなアイテムが活躍することも。

また、日差し、紫外線を遮る晴雨兼用の傘、目を紫外線から守るサングラスもあると便利だ。傘は夕立などの時にも使えるが、それ以上に、日陰が少ない場所で日傘として利用するのが第一の目的だ。ゴルフ場のカートに傘が常備されているケースもあるが、歩いてラウンドする必要のあるゴルフ場などでは、そうなっていないのが普通で UV 遮断機能に優れたマイ・アンブレラを持っていると重宝するだろう。(» UV 対策傘)また、コロナ対策としてつけるマスクは 右のサンプルのような 洗える抗菌マスクで吸汗速乾機能のあるものがオススメ。さらに、UV 対策として重要なのがきちんと日焼け止めを塗るということ。各メーカーから 様々な効果の日焼け止めが出ているが、スプレーするだけで 手を汚さず、ムラなく広範囲にぬれ、乾きが早くべとつき難い透明スプレー、低アレルギーの日焼け止めは(匂いがキツイものもあるので注意)ゴルファー用の日焼け止めとしても オススメだ。» 詳細

夏の小物
いずれにしても、熱中症の対策として最も大切なことは こまめな水分補給をし、汗が出過ぎないように注意すること。体内の塩分補給と言う意味でも スポーツ・ドリンクや サプリメントは オススメ。汗をかくので 冷たいビールをと思う人が居るかも知れないが、アルコールは脱水効果があるから 本当に暑い日は ホールアウトするまで 極力 我慢すべきであろう。

プレー面での注意点

一方、プレー面で最も注意しなければならないのが汗対策である。汗でグリップが滑らないように 常に 手の汗を綺麗に拭い去ることのできるタオル、出来れば 良く乾いた少し大き目なタオルの片側を濡らしたものを準備し、何時でも手を(タオルの濡れた方でも乾いた方でも)綺麗に出来るようにしておくと良い。カートから離れボールの所へ行く時には 数本のクラブと一緒に その大き目なタオルを持って行けば 汗で滑るような手でショットをすることはなくなるはずだ。

加えて、夏の暑い日、特に 乾燥した晴れの日は ボールの反発力が大きくなること、また、フェアウェイやグリーンが乾いて硬くなっている場合もあるので、ボールが普段より飛ぶ可能性が出てくるし、グリーン上に止まり難いと言うようなことも考慮してプレーして欲しい。なお、夏の暑い日にゴルフクラブを長時間、車のトランクの中に起きっ放しにするのは グリップやシャフトなどの劣化に繋がるから、手間でも キャディバッグは 車のトランクから 出すようにしたいものだ。

Rakuten|楽天市場|ゴルフ用品
Copyright © 2004-2024 mamejiten.com. All Rights Reserved.

TOP