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バイロン・ネルソン|Byron Nelson

9/26/06、偉大なゴルファーが また一人 故人となった。バイロン・ネルソン (Byron Nelson)享年 94歳である。34歳という若さで引退するまで、彼がツアープロとして活躍したのは 1935 - 1946年の僅か 12シーズンと驚くほど短い期間であった。しかし、1945年のツアー 11連勝、年間 18勝という記録や 113回連続予選通過など(タイガー・ウッズの 142回に次ぐ史上二番目の記録)ゴルフの歴史に残る幾つもの大記録を残したゴルファーだった。 メージャー優勝者の記録とグランドスラマーの記録

彼は 全英オープンに勝てずに グランドスラマーの仲間入りは出来なかったものの メージャーには 現役でプレーしたのが 12シーズンという短い期間だったにも拘らず、マスターズ(1937, 1942年)、全米オープン(1939年)、全米プロ(1937, 1942年)と合計5回の優勝を果たしている。 そして、PGA ツアーでは 通算 52勝を達成。また、彼は 50回のホールインワンをやったという逸話も。彼の偉業は バイロン・ネルソンの本 "Ouatable Byron" などでも紹介されているが、以下の PGA 編集の動画で確認して下さい。

バイロン・ネルソンは 血液の病気(blood disorder)のため 第二次世界大戦では 兵役を免除されているが 第二次世界大戦が 彼のキャリアーのピーク時にあり、多くのトーナメントがキャンセルされたことを考えると 病気と戦争さえなければ 彼は さらに偉大な記録を残していたに違いない。因みに、全英オープンは1937年に一度プレーをしただけで、その時の成績は 5位であった。また、彼が大記録を打ち立てた 1945年の平均スコアは 68.33 というもので、2000年にタイガー・ウッズが その記録を破るまでは 誰にも破られることのない不滅の記録だと思われた。

バイロン・ネルソンは 1912年生まれで 奇遇にも ベン・ホーガン|Ben Hogan、サム・スニード|Sam Snead といった偉大なゴルファーと同じ年の生まれである。さらに、彼とベン・ホーガンは Glen Garden Country Club というカントリークラブで キャディーを一緒にやっていた時代があり、1927年には そのキャディー大会で二人が対戦したという記録もある。その時には バイロン・ネルソンが勝利を収めている。ベン・ホーガンが偉大なゴルファーになったのは バイロン・ネルソンが居たからでもあるようだ。

また、彼は 生涯をテキサスで過ごしたが 1968年には それまでダラス・オープンと言われたトーナメントが バイロン・ネルソン・ゴルフ・クラシックと呼ばれるようになっている。ツアーゴルフから引退してからは 牧場を運営しながら テレビの解説者の仕事や若いゴルファーの育成などに携わった。彼の教え子には ケン・ベンチュリーやトム・ワトソンなどがいる。

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