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フィアー・マネジメント

このページのコンテンツ
• はじめに
• マイナス思考
• どんな時が要注意?
• 効果的な対応策
• マイナス思考 → プラス思考
• トータル・マネジメント
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


フィアーフィアー (fear) を 日本語に訳せば 恐怖 だが 恐怖とまでは 言えないまでも プレー中に不安が過ぎることは 良くあることだ。そして、そんな心理状態で プレーをした時に 酷い結果になったという経験は 誰にでもあると思う。不安は 人の心が作り出すもの。悪い結果が 頭を過った時などに 本人の意思とは 無関係に 湧き出てくるもので それを抑えようとしても なかなか出来ないものだ。厄介なことに 不安から逃げようとすれば するほど 脳と身体の連携プレーには 乱れが生じ その悪影響が 顕著になるという性質がある。このページでは その悪影響を最小限にする方法 即ち フィアー・マネジメントについて解説する。

マイナス思考


ウォーター ハザードを目前にすると 自分のボールが そこに入ってしまう様子が脳裏をかすめる。下の写真のようなホールのティーショットで 不安をまったく抱かずに スイングできる人が どれだけ 居るだろうか。このような 水を目前にした時に それを どう捉えるかは 人によって様々であろうが、こんな ホールでは ものすごく不安になり ミスをしてしまう確率が 一気に 高くなる。そんな人は 少なくないはずだ。

不安を感じるショット

そんな プレッシャーに弱い人は すぐに ネガティブなことを考える癖があるものだ。ある意味、マイナス思考が 身に付いている訳だ。そんな マイナス思考には 二つの大きな問題がある。一つ目は その思考が不安を増大させ スムースな体の動きを阻害すること。そして 二つ目は やるべき 大切なことを 忘れてしまうことである。マイナス思考は 脳と身体の連携プレーに 悪影響を及ぼすだけでなく 何に どう集中して ショットをすべきかと言うような 思考を管理している脳の機能を麻痺させてしまう。

勿論、水がなくとも そこに ボールを入れてしまうような ミス ショットを ちょくちょくする レベルの人は プレッシャーに 強い人でも 写真のようなホールに来たら 不安が膨らみ ミスの確率は 普段以上に高くなるだろう。しかし、水がなければ 水をクリアできる ショットが 80% 以上の確率で出来るレベルの実力があっても 水があることで その確率が 半減してしまうような人は プレッシャーに 弱いと言うことになる。それは その人の先天的な性格による部分もあるが その思考法を 後天的に 変える訓練をすることで 大幅に改善できる可能性がある。

どんな時が要注意?


まず 知っておいて欲しいのが 不安が過る典型的なシチュエーションがあると言うことだ。具体的には (1) ショート パット、(2) アプローチ、(3) ミスした時のダメージが大きくなるショット などである。ショートパットで 外したくない と言う気持ちが大きくなり 外したら ボギーになるとか ダブルボギーになるなど その時に 考える必要のないことを 考えてしまう傾向がある人は 要注意。アプローチで ダフることが多く ダフらないようにすることばかりに 気が行く人も 同様。少しでも ライが悪ければ 不安は 一気に増大。そんな時は ダフらずに ボールをクリーンに打てたのに タッチが全く出ていなかった。そんなことも 起きるだろう。狭くて OB があるホールでは ミスしたら ダメージが大きいから そんな ミスのことばかりを考えてしまう。その結果 通常 やっていることや 確認していることを忘れたり 集中すべきことに 集中しないまま ショットをしてしまうことになる。さらに、インパクトの直前に 力が入って 普段のスイングが出来なくなることも。そんなことは 自分には まったく 当てはまらないと言う人が 居るかも知れないが、多分、全て 自分に当てはまる と言う人の方が 多いのではないだろうか。

効果的な対応策


そこで 不安が過る シチュエーションに遭遇した時は こうすると言う 所謂 ルーティーンを 予め決めておくという対処法がある。要するに、要注意のシチュエーションでは 必ず これをするという所作や確認事項を決めておくのだ。例えば、ショートパットでは 手の動きを止めないということを ストロークの前に確認、アプローチでは 常に 腕の振り幅と スイング スピードに集中、ミスしたら ダメージが大きくなるショットでは 下半身の動きを忘れないように リズム良く スイング などのような注意事項の確認である。心の中で 該当する確認事項を 念仏のように 唱えても良いだろう。そうすることで 余計なことを考えて 不安が過る余地は 激減するはずだ。勿論、どんなことを考え 心の中で唱えるようにするかは 一人一人が 最も効果的だと思えるアイデアを使うことだが、なるべく 単純で 覚え易く それが ショットの流れのイメージに組み入れ易いものが良いだろう。

また、インパクトの瞬間を意識しないように スイングやストロークすることも大切だ。一連の動作の流れや バランスに 意識を配ることが効果的である。ミス ショットか どうかは 普通 インパクトの瞬間に分かるものだが インパクトの瞬間に意識が行くと言うことは ミスに対する不安を呼び起こす 好ましくない 効果があるからだ。

マイナス思考 → プラス思考


以上のような方法で 不安を封じ込め その影響を最小限にすることが出来るが そもそも 不安を生む原因である マイナス思考をしなければ 問題は 起こり難くなる。例えば、目の前のハードルを越えられない「ミス」と「その結果」と言うマイナス思考ではなく、目の前のハードルを越えたら「目標に 一歩近付く」というプラス思考をしてみることで 状況は 一変する。越えるハードルの数が多ければ 多いほど 満足感、充実感、喜びは 大きくなるのだから ハードルよ もっと来い くらいの気持ちになれるのが理想である。不安を感じたら「チャンス」と考え それに チャレンジする。そんな状況に果敢に チャレンジしてこそ 達成感や充実感が得られると考えてみる。チャレンジングな状況は 達成感や充実感という大きな成果を生む源泉だと考えれば 体は 全く違った反応をするはずだ。また 仮に そこで失敗しても そこから次のステップに行くための学びが得られる。失敗には 次の成功の喜びを大きくしてくれるという効果もあるのだから それは 必ずしも悪いことではないと考える。"Failure is the condiment that gives success its flavor." 失敗は 成功に風味を添える薬味である と言う有名な英語の諺があるように 失敗には プラス面があることにも 着目すべきである。

マイナス思考
プラス思考

トータル・マネジメント


ドライバーでは 飛距離に拘った練習をしている人も多いことと思うが ミート率や方向性の重要性が 不安を払拭するという観点からも 高いのだから まずは それらに着目した練習を沢山すべきである。また、スプーンでのティーショットの練習に時間を割いてみるのも 一案だろう。アイアンの練習では ミート率のアップ 特に ダフりを減らすための練習をして欲しい。ボールに 確り ミートするショットが出来るか どうかを考えているようでは 不安の種を 常に 抱えてプレーすることになるからだ。そして、苦手なショットをなくすことも重要だが 得意なショットを作ることも意識して練習してみよう。

フィアー・マネジメントに有効なアプローチに 得意なショットの習得と そのショットを上手く使うことがある。普通の理屈では こうあるべきだという状況でも 不安を感じたら そのショットを避けて 別の自信の持てるショットで対応する。例えば、ドライバーを打ったら 失敗しそうだと感じたら スプーンや ユーティリティで ティーショットをしても良い訳だ。そうすることで ネガティブな気持ちが小さくなるのであれば それは 有効な フェアー・マネジメントの選択肢の一つである。スコアを良くしたいのであれば 様々な理由で ピンを狙うのが危険だと思ったら グリーンのセンターを狙うなど コース・マネージメント力のアップが必要なことは言うまでもない。ゴルフは パーフェクトなショットをしても 然程 スコアに影響しないが ミスをしたら それが大きくスコアに響く ゲームだと言うことを 常に 考えて練習をし コースでは ショット セレクションをして欲しい。そうすることで スコアは 大きく変わる可能性がある。

いずれにしても、フィアー・マネジメントとは 自分の心のコントロールと 得意なショットの使い方などを含めた戦略的なショット セレクションという 二つの要素に着目し 上手に 自分を コントロールして行くことである。そして フィアーから逃げようとせずに それを マネージすることを心掛けるべきだ。適度な フィアーは 適度な 緊張感をもたらしてくれて プラスに働くこともある。そんな考え方と態度が出来るようになれば 貴方のゴルフは 大きく変わるだろう。



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