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ウェッジ・ショットの距離をコントロールする精度を上げることで、ラウンド中の バーディー・チャンスやミス・ショット後のパー・セーブの可能性は かなり アップするものだ。一般的に、そんな ショットでの距離のコントロールは
バック スイング (腕の振り) の大きさを 時計の針のイメージを使って調整し、8時のショットとか 9時のショットなどとし、サンド・ウェッジで
8時のショットをすれば キャリーで 40 ヤード、9時であれば 60 ヤードなど と管理することになる。例えば、サンド・ウェッジ、ギャップ・ウェッジ、ピッチング・ウェッジの
3 本のウェッジで プレーする人の場合、以下のような マトリックスの考え方で 飛距離を コントロールすれば良い訳だ。(ただし、距離は人によって異なるので
自分のマトリックスを作る必要があるが...。)
| バックスイング |
サンド
(SW) |
ギャップ
(AW) |
ピッチング
(PW) |
| 8時 |
40
ヤード |
60
ヤード |
75
ヤード |
| 9時 |
60
ヤード |
80
ヤード |
95
ヤード |
| 10時 |
75
ヤード |
95
ヤード |
110
ヤード |
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この時、注意すべきことは腕の振りと肩の回転のバランスを取ることだ。バックスイングのイメージを時計の針に置き換えることで、肩が回らずに 腕だけの動きに注意が行き、所謂、手打ちにならないよう注意する必要がある。腕を 8時まで上げるなら 肩は 45° くらい回そう、また、腕が 9時なら 肩は 60° くらいにしようという (バランスの良い) イメージの作り方をすると言うことだ。
また、フィニッシュの大きさ、ポジションということについても、併せて、イメージしてから ショットをするようにすると良いだろう。大雑把に言えば、短い距離を打つ時は 小さなバックスイングで フォロースルーも小さくなるから、フィニッシュも 低く取ることになる訳だ。
加えて、グリップを 短く持つことによって、同じ大きさのバックスイングでも その距離を
5ヤードなり、10ヤードなり 短くすることが出来、そうした方法を組み合わせることによって 様々な距離のショットを 色々な方法で 打てるようになる。ワン グリップ
(約 10センチ) 短く持って ショットした場合に どの位距離が 短くなるのかを 把握しておけば、ハーフ グリップ 短く持って 距離の微調整を行う という応用も出来るはずだ。例えば、前述の飛距離のマトリックスのプレーヤーであれば 75ヤードのショットを サンド・ウェッジではなく、ギャップ・ウェッジで ワン グリップ短くクラブを持って
9時のバック スイングのショットをすれば 低く目のボールで グリーンにボールが落ちてから 少し転がる ボールが打てることになる。また、少し高度な方法だが、フェースを少し開いて打つショットや右ひじを 脇腹から離さないように打つショット といったような方法で (バックスピン量のコントロールにも注意を払って) 短い距離のショットに対応する方法もある。 詳細
より正確な距離のコントロールをするためには グリーンにボールが落ちてからの転がり方についても 十分な 知識を身につけておくことが 必要だ。通常、ボールの転がりは ボールの高さ、バックスピンの量、グリーンの硬さ、傾斜、速さなどによって決まってくるが、当然、サンド・ウェッジで 60ヤードのショットをした方が、ギャップ・ウェッジで 60ヤードのショットをするよりバックスピン量が多くなるから、グリーンにボールが落ちてからの転がりは少なくなる訳だ。そして、平均的な 硬さと速さのグリーンでは それぞれのウェッジ・ショットのコントロール・ショットの転がり方が どのようになるかという (大雑把な アイデアでも良いから) 理解を持っておくことが望ましい。
グリーンにボールが落ちて すぐに止まるような バックスピンのかかったボールが打てれば、キャリーで ピンまでのショットを打てば良い訳だから 最も 単純な ショットになるが、多くの場合は そうは行かない色々な事情があるから、ピンから 5ヤードとか 10ヤード手前にボールを落として ピン傍にボールを止める ボール・コントロールの知識やテクニックも必要になる。
例えば、ロフトのあるクラブを使って ボールを右足寄りに置き、比較的 早いヘッドスピードで ダウンブローに ボールを打てば、少し低い弾道で グリーンに落ちて すぐに止まる (バックスピンの良くかかった) ボールが打てる訳だが、そうしたショットは グリーンのコンディションやボールの性能によって 結果が大きく異なるから、よりハイ・レベルなプレーをしたければ それなりの知識と工夫が必要になるだろう。多くの上級者はバック・スピンでボールを止め易いウレタン・カバー・マルチ・レイヤー (多層構造) のボールを使い、その性能を 上手く使ったショットの打ち方を身に付けているものだが、バックスピンの量を 上手く抑えて 寄せるための知識やテクニックについても 併せて 研究すべきだろう。
ケース・バイ・ケース、特に、グリーンの硬さ、風の影響、打ち上げ・打ち下ろしなどの状況を考慮して、どんなショットを選択すべきかの判断は 各プレーヤーが経験に基づいて ある程度 直感的に行わざるを得ないものであるが、コースの練習で様々なショットを応用して (例えば、サンド・ウェッジで打てる距離を ギャップ・ウェッジやピッチング・ウェッジで打ってみる工夫など) レパートリーを 積極的に 広げる努力を することも ワンランク上のゴルフを目指す人にとっては 必要なプロセスと言えるだろう。
現在、ウェッジ・ショットの距離のマトリックスの考え方で 距離のコントロールが出来ない人は、まず、自分のマトリックスが どのようになるかを 練習場でチェックして作成してみることだろう。8時、9時、10時というシステムがやり難ければ、A、B、C の三通りの打ち方という管理の方法でも良いが、システマチックで リピータブルな 飛距離のコントロール方法を身に付けることが大切だ。どんなレベルで管理するかは、その人の目指すゴルフのレベル次第だが、ゴルフのスコアアップという観点から、ウェッジ・ショットの距離のコントロールというスキルを身に付けることは、欠かすことの出来ないものだから、十分な時間を割いて 研究して欲しいテーマである。
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