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ピッチ・ショット(打ち方の基本と注意点)

このページのコンテンツ
• はじめに
• システムの確立
• 打ち方の基本と注意点
• 距離のコントロール
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


ピッチ・ショットは ダフったり、トップをしないように ボールを クリーンに打つ能力を身につけることが大切だが、加えて、より正確な距離感を養う必要のあるショットである。このショットが上手く打てるようになれば 30ヤード、40ヤードの距離から 高い確率で ワン・ピン以内に寄せることが出来るようになるから、ミスの後のリカバリーや ロングホールのサード・ショットなどで 大きな武器になるはずだ。

システムの確立


ピッチ・ショットは どれだけ正確に距離をコントロール出来るかが、その成否を決定するといっても過言ではない。距離をコントロールするためのシステムを確立し、それを使って精度が出せる感性を養うことがポイント。ボールを転がすチップ・ショットに対して、ボールを上げる ピッチ・ショットは 応分に 腕とクラブの振り幅が大きくなるが、ボールを飛ばし過ぎないテクニックを学ぶ必要がある。25 - 50 ヤードまでの距離を 5ヤード刻みで コントロールできる能力を身に付けたいショットだ。



打ち方の基本と注意点


以下は ピッチ・ショットを打つ時の基本と注意点を (1) アドレスから (7) フィニッシュまでの 7つのステージに分けて 解説したものである。

ピッチ・ショット

  基本 注意点
(1) セットアップでは、ボールをスタンスの中央に置き、前足(左足)に 60 - 70% の体重を掛けて構える。幾分ハンド・ファーストにセットするのが一般的だが、ボールを上げたければ、手は体の中央寄りに。 ボールの位置は低いボールを出したい時以外はスタンスの中央。フェースは スクウェア(クローズドにならないよう)に置くこと。
(2) 肩を大きく回転させるショットではないが、テイクバックは肩の回転が腕の動きをリードするように始動させる。クラブをインサイドに 腕をフラットに引かない。 コックはバック・スイングを通じて徐々に、緩やかに入れるようにすること。
(3) トップの位置は ボールを飛ばしたい距離に応じて 腕とクラブの振り幅を変えるのであれば それによって異なるが、スイング・プレーンは トップで グリップ・エンドがボールを指すような形でクラブを振る。 飛ばす必要のないショットだから体と腕の力を抜いて、体重移動は ここまで 全くしないようにすることで ブレを最小限に。
(4) フォワード・スイングでは腕をゆっくり落として行くが、クラブヘッドが手よりも遅れて落ちるように 腕と手の力を抜く。肩の回転に両腕が付いて行くイメージで 左右のバランスをキープする。 腕とクラブは出来る限り一定のスピードで振るようにし、インパクトの瞬間に合わせて力を入れたり、手首を反そうと言う意識は排除。
(5) インパクトでは ヘッドが加速モードでボールを捕らえられるように、また、スイングの最下点がボールの先に来るように、腕とクラブをゆっくり振る。 クラブは リーディング・エッジから打ち込んでいくのではなく、ソールをぶつけて ブラッシュするように。
(7) インパクトからフォロースルー、そして、フィニッシュで左足をピボットに体をターンさせる。この時に、体重が後ろ足(右足)の方に移動しないよう注意。 フォロースルーではラインを出すイメージでフェース面を 積極的には ターンさせないように。
(8) フォロースルーからフィニッシュでは 左(前足)に少し体重を移動させるが、距離を抑えるために左腕は早めに折りたたむように。 フィニッシュで体のバランスが崩れるようなら スイング全体の流れやバランスに問題がある。


以上が ピッチ・ショットの打ち方の基本と注意点であるが、(3) の解説、即ち、スイング・プレーンは トップで グリップ・エンドがボールを指すような形でクラブを振ることについて補足すると、正しいスイング・プレーンとは右のイラストのようになることである。

このように、オン・プレーンにクラブが振れていれば、フォワード・スイングでは 腕を素直に下ろすだけで 確りとボールをスクウェアに捕らえることが出来るはずだ。



距離のコントロール


また、距離のコントロールは腕とクラブの振り幅、そして、腕を振るスピードを調整することで行えるが、その点についても正しい理解を持つ必要がある。つまり、腕とクラブの振り幅が同じでも、ボディー・ターンと腕を振るスピード(以下、スイング・スピードと言う)を下げれば ヘッド・スピードはダウンし、距離も抑えられる訳で、そうした調整可能な変数を上手く管理し、距離をコントロールするテクニックを学ぶことが課題である。

例えば、25 - 50ヤードのショットでは 腕とクラブの振り幅を常に一定にし、スイング・スピードを変えることで その間の距離の調整を行うことも出来るし、逆に、スイング・スピードを一定にし、腕とクラブの振り幅を変えることで その調整を行うことも出来る。つまり、そうした変数の組み合わせを どのように管理し、距離を調整するのか。自分のスタイルを構築し、その使い方をマスターする必要があると言うことだ。バック・スイングを あまり小さくすると テンポが早くなり、タイミングが悪くなるという人は スイング・スピードをゆっくりする方法をマスターすれば良い訳だ。

なお、飛距離を抑える手法として、フォロースルー側を小さくするテクニックもあるが、そうした場合は クラブヘッドが加速モードの状態でボールを打つのが 普通は 難しくなるから(ミスをし易く)あまり オススメ出来るものではない。

一方、深いラフではクラブ・ヘッドのスピードが 減速される分 クラブを 普段より少し強めに握って、クラブを振り抜くように(少し強めに)打つ必要がある。草の抵抗を減らすためにはダウンブローに、また、ボールが浮いている訳だからバウンスを より利かせて打つようにすべきである。その結果、距離の調整が難しくなるが、つまり、それが深いラフにボールを入れた時の ペナルティーということである。





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