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鉛によるクラブ調整法

Introduction

鉛のシート鉛のシートやチップを使って ゴルフクラブの特性を変える方法は 手間もコストも掛からない 最も手軽なクラブ調整法の一つである。クラブのリシャフトなどを考えている人は 勿論 現状に 特に不満のない人にも 試して欲しいクラブの調整方法だ。ご存知のように、鉛は重い金属だが 柔らかく扱い易いから クラブのバランス調整に昔から良く使われてきた。

鉛で調整可能なクラブの特性

シャフトやグリップエンドに鉛製品を装着するという応用もあるが 最も一般的なのは クラブヘッドに鉛を貼る調整法で その場合は 以下の特性を変えることが目的になる。

ヘッドに鉛を貼って
調整可能なこと
 (A) スイング ウェイト(クラブのバランス)
 (B) クラブヘッドの重心(位置と重心角)

グリップのすぐ下に貼ったり、グリップエンドに重りをつけるなどし、グリップ側を重くして スイング ウェイトを軽くする方法は グリップ側が重くなり グリップ側の運動量が減って、結果として、ヘッドの走るクラブになるという考え方である。

鉛を貼る場所と効果

鉛テープの張り方
鉛を貼る場所と効果
ヘッドを単に重く
スライスを抑える
フックを抑える
高弾道にする
一方、ウッドのクラブヘッドに鉛を貼る場合は 写真右のように 目的によって 効果的な場所が 主に 4箇所ある。まず ① のクラブヘッドのヒールサイドは クラブヘッドの重心位置に最も影響を与えない場所で、単に ヘッドサイドを重くしたい時に有効な場所だ。クラブが軽過ぎると感じた時に試みて見ると良いだろう。次に ② は重心角を大きくするために最も有効な場所で スライスを抑えたい時に貼るべき場所。ただし、重心が応分に深くなり 弾道がやや高くなる可能性がある。

他方、③ は ② の逆で ヒッカケやフックが良く出るので それを抑えたいとか、フェードをよりかけたい などの時に最も有効な場所である。さらに ④ は ② に近い場所だが ソールに貼る方法で ② と同様の効果に加えて 重心を低くするのに最適な場所で ボールの弾道を高めにして 雨の日にキャリーで距離を稼ぎたい時などに有効な場所だ。また、ボールのバックスピン量はここに 鉛を貼ることで変わるから、結果として、飛距離を伸ばすことが可能になることもあるが、場合によっては その逆の結果になることもあろう。また、① と ② の間に貼る方法は ② の効果と重心距離を短くし、クラブの慣性モーメントを小さくしてヘッドの返りを良くする効果の両方があると考えられるので、プッシュアウトで悩んでいる人には効果的な場所になり得るだろう。

アイアンの場合同様な考え方で 比較的 大きなヘッドのアイアンのヘッドの返りが悪いと感じている人には 右のように クラブヘッドの裏のヒール側に鉛を貼ってみると効果が出る可能性が高い。また、ヘッドに鉛を貼ったことで ヘッド(スイング ウェイト)が重くなったと感じる時は そのカウンターバランス的に グリップの下に鉛を適量貼って その影響を相殺するのも一案だ。

クラブ調整用の鉛製品

鉛テープ
シート、テープ、チップなど色々な形状のものが市販されているが、シールを剥がせば、片側が接着剤の面になっていて 簡単にクラブに貼り付けることが出来るものが主流である。(写真右は 参考例)いずれも 薄いシート状のもので 通常は 厚さ 0.2 〜 0.5mm 程度。ハサミなどで簡単に切って 大きさや形を調整できるのも特徴で 練習場でショットを確認しながらの調整作業も簡単に行うことが出来る便利さも魅力である。鉛のシートやチップは 価格も安く 取り外しが簡単だから 興味のある人は 少しずつ重さを変えながら色々なケースを 以下に解説する理屈を念頭に、色々とチェックして見ると良いだろう。 » 商品サンプル

調整機能付きドライバー

調整機能付きドライバー近年は 調整機能付き ドライバーが多数市場に出回っているが、その多くはシャフトの先端部に取り付けられたスリーブに仕掛けがあって シャフトが簡単に取り外せるものだが、それだけでなく、それによって フェース角やロフトを調整できるものである。加えて、写真右のように 重さの異なるウェイトが 取り付け、外し可能なものや 重りがスライドして動くものなどがあり、前述の鉛の貼り方の理屈を そのまま応用して、そうした調整機能を使えば 弾道やバックスピン量を調整することが出来る。そうした観点からも ヘッドに鉛を貼る方法の理屈については 確り 学ぶ価値があると思う。

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