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国内男子プロトーナメントに出場できるのは
前年の賞金獲得ランキング 70位までに入ってシード権を得た選手とトーナメント優勝や過去の実績によってシード権を得た選手であるが、シード権がない選手たちは
1) 各予選会で上位に入る、2) スポンサー推薦を貰う、3) クォリファイドーナメント
(QT) で上位に入る、などの方法によってトーナメント出場の機会を得ることが出来る。
上位 70位というとかなりの数と思う人もいるだろうが、実際には国外から参戦していて実力のある選手
(J・M・シン や S・K・ホ など) や タイガー・ウッズのように海外から招待されて一年に一回か二回しかプレーをしない世界のトッププレーヤーも入るわけだから、国内選手に回ってくる枠は
50 くらいしかない。
また、ゴルフの場合は 選手寿命が長いから シニアになってからもレギュラーのツアーで優勝するような人もいる訳で、人によっては
20年も 30年も コンスタントに賞金ランキングの上位に入る選手が居るのも事実だ。従って、毎年プロになる選手が何人もいるが、ツアープロとして活躍できる選手は、その中の
2-3人という計算になるはずだ。野球などに比べると、競技人口という意味での分母は小さいだろうが、分子、即ち、プロとして活躍できる選手の数が少ないから、そうした意味では、どちらも
狭き門ということになる。
因みに ツアー通算 25勝以上をあげると永久シード権が与えられるが、そのシード権を持つ選手は
青木 功、杉原輝雄、尾崎将司、倉本昌弘、中嶋常幸、尾崎直道 の6選手である。その他、日本プロゴルフ選手権及び日本オープン選手権の優勝者には、10年間のシード権が、また、日本プロゴルフマッチプレー選手権・ゴルフ日本シリーズ・
PGAフィランソロピ-の優勝者には、5年間のシード権が与えられる。加えて、年間2勝した選手はその翌年から3年間、年間3勝で4年間、年間4勝以上で5年間のシード権が獲得できることになっている。
2007 (2006) 年の男子ツアープロの (国内) 賞金獲得額は、2006年より試合数が減ったことで 全般的に減額したが、それを見ると 70位の選手の賞金獲得額は
ほぼ 1225万円 (1530万円)、50位 = 2072万円 (2120万円)、25位 = 3369万円 (4690万円)、10位
= 5608万円 (7550万円)、1位 = 1億 6929万円 谷口徹 (1億 5790万円 片山晋呉) となっている。カッコ内は 2006年の実績。
一方、女子の場合は 上位 50位までが 翌年のシード権を獲得できるシステムになっているが、男子とは 逆に 2007年は 2006年より試合数が 増えたことで 全般的に賞金獲得額は 増額した。2007 (2006) 年の女子ツアープロの
(国内) 賞金獲得額で見ると 50位の選手の賞金獲得額が 1576万円
(1440万円)、25位 = 3286万円 (2810万円)、10位 = 6026万円 (5860万円)、1位
= 1億 6611万円 上田桃子 (1億 6630万円 大山志保) であった。カッコ内は 2006年の実績。
2007年の男子国内ツアーは 5試合も減って過去最少の年間 24試合、賞金総額も 5億円近く減額した。一方、女子では
逆に 2004年から賞金総額が急ピッチでアップしていて、2007年は男子の
1.5倍の 36試合になる。人気のバロメーターとなるテレビ視聴率でも国内女子ツアーに比べ国内男子ツアー視聴率が低いといったような現象が見られている。こうした状況が何時まで続くかは分からないが、男子ツアープロにも 大型スターの登場が望まれるところであるが、石川遼選手ほか、強い若手選手の出現が、今後の男子トーナメントにどのような影響を与えるか 興味深いところだ。
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