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名門 ゴルフコース

このページのコンテンツ
• はじめに
• 世界・トップ 10 ゴルフコース
• ランキング・システム
• 新たな トップコース・ランキング
• 日本の名門コース
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


アメリカの二大ゴルフ誌である ゴルフ・マガジン誌 (GOLF MAGAZINE) と ゴルフ・ダイジェスト誌 (Golf Digest) は それぞれ 世界とアメリカの ゴルフ・コースのランク付けを行ってきた。下表はその一誌の ゴルフ・マガジン誌が発表した 最近の世界・ベスト 10 のリストである。 » GOLF MAGAZINE WORLD TOP 100 COURSES

世界・トップ 10 ゴルフコース


World Top 100 Courses by Golf Magazine
2015 '13 '11 コース名 場所 国名
1 1 1 Pine Valley Pine Valley, NJ 米国
2 2 2 Cypress Point Pebble Beach, CA 米国
3 3 3 Augusta National Augusta, GA 米国
4 4 4 St. Andrews - Old Course St Andrews スコットランド
5 6 5 Royal County Down Newcastle 北アイルランド
6 5 6 Shinnecock Hills Southampton, NY 米国
7 7 7 Pebble Beach Pebble Beach, CA 米国
8 8 8 Oakmont Oakmont, PA 米国
9 10 9 Muirfield Gullane スコットランド
10 11 11 Nat'l Golf Links of America Southampton, NY 米国
11 9 10 Merion - East Course Ardmore, PA 米国

Pine Valley 18

このゴルフ・マガジン (GM) 誌の世界のトップ 100 のランキングは 二年に 一度 改定されるが、上の表のように その都度 僅かに順位が入れ替わるものの、トップ 10 に名を連ねるコースに大きな変化はない。ただし、トップ 100 のリストとなると話は別で、2000年以降に作られた新しいコースが 相当数 入ってきている。もう一方のゴルフ・ダイジェスト (GD) 誌は 米国のトップ 100 コースのランキングを長年行ってきたことで、そちらが良く知られているが、最近になって、ワールド Top 100 のランキングも(詳細後述)行なうようになった。


ランキング・システム


こうしたランキングは 一体 どんな基準によって選出されているのかという疑問を持つ人も 少なくないだろうが、GM 誌の世界 トップ 100 のランキングは、メジャー・チャンピョン、コース設計家、ジャーナリストなど、ゴルフコースの評価を行うのに相応しい経験を有すると判断される人たちに 投票をさせるシステムを採用している。1-3位のコースには 100 points; 4-10位 85 pts、さらに、11–25位 (70 pts), 26–50位 (60 pts), 51–75位 (50 pts), 76–100位 (40 pts), 101–150位 (30 pts), 151–200位 (20 pts), 201–250位 (10 pts) and 251位以下 (0 pts) と言った具合で、より高い得点を獲得したコースが上位になる。ただし、コース設計家は 自分のデザインしたコースには投票できないシステムだ。

一方、長年、アメリカのトップ 100 のランキングを行ってきた GD 誌の場合は その評価基準を以下の 7項目を やはり ゴルフコースの評価に精通したパネリストが個別に評価し、最終的には その総合得点で ランク付けを行うそうだ。具体的な評価アイテムと得点の配分は、(1) ショットの価値 - 20 点満点、(2) 難易度 - 10 点満点、、(3) デザイン・バラエティ - 10 点満点、(4) メモラビリティ - 10 点満点、(5) 景観 - 10 点満点、(6) コンディション - 10 点満点、(7) 雰囲気 - 10 点満点である。

名門 コースが こうしたランキングだけで決まるとは言えない側面もあるが、これらのランキングが コースの格付けにおいて果たしている役割は大きい。因みに、近年 GM 誌のトップ 10 に リストされたことのある コースには Royal Melbourne(豪)、Pinehurst - No. 2(米)、Sand Hills(米)などがある。マスターズが行われるオーガスタ・ナショナルを知らないゴルファーは殆どいないだろうが、日本のゴルファーにはあまり知られていない コースも このリストには結構入っているはずだ。この中には 全米、全英オープンなどで知られているコースがあるものの、プライベート・クラブで 競技会場になることの殆どないゴルフ・コースもあるからだ。例えば、1位のパイン・バレー(» 詳細)の名前を 知らない ゴルファーも 居るだろう。また、2013年の全米オープンの会場となった メリオン・ゴルフクラブが トップ 10 に入るコースであることを知らなかった人も(最後に行われたメジャー大会が 1981年だったこともあり)少なからず 居るのではないだろうか。


新たな トップコース・ランキング


Golf Digest 2016 World Top 100
2016 '14 コース名
1 4 Royal County Down
2 3 Augusta National
3 1 Pine Valley
4 2 Cypress Point
5 6 Royal Dornock (Champ.)
6 9 Royal Melbourne
7 5 Shinnecock Hills
8 7 St. Andrews - Old Course
9 8 Muirfield
10 14 Merion - East Course
11 10 Oakmont
長年、世界ランキングは GM 誌で、アメリカは GD 誌という形で 暗黙の役割分担のようなものがあり、しかも、この両誌のランキングは極めて類似する結果になっていた訳で、ゴルフコースのランキングには ある意味 コンセンサスが形成されていたように思える。しかし、最近になっては GD 誌が 世界ランキングを始め、しかも、GD 誌の最新版は 右のように GM 誌とかなり異なる結果が出た。2014 のアメリカ・トップ 10 のゴルフコースのランキングでは この GM / GD 誌のランキングが 極めて類似したものだったが 2016年の GD 世界・トップ 100 ランキングでは かなり異なる結果になったのである。正直なところ、ここまで一気に大きな変更がなされると 今までのランキングは 一体何だったのか と疑問を持つ人も大勢居るだろう。

GD 誌のアメリカ トップ 100 でも ほとんど不動で 1位の座を守ってきたパイン・バレーが トップの座から落ち、北アイルランドの ロイヤル・カウンティ・ダウン (Royal County Down) が 1位の座に就いたのだ。また、パイン・バレーは 世界 1位の座を失っただけでなく、アメリカ 1位の座も オーガスタ・ナショナルに奪われ、一気に 3位にまで落ちた。また、2位だったサイプレス・ポイント (Cypress Point) も 4位にまで落ちた形である。トップ 10 のコースは両誌とも 今回の変更までは ほぼ同じコースを リストアップしてきた訳だが、今回の GD 誌の大幅な順位の入れ替えは ドラスチックなものである。とは言え、物議を醸すもので、どのような理由で これだけの順位変更が起きたのかが 十分に説明されていないのは気がかりだ。

Pine Valley や Cypress Point などはトーナメントでは見ることの出来ないコースだが、他にも、テレビでは見られない アメリカの名門コースには National Golf Links of America ほか 多数ある。また、スコットランド名門の Royal Troon, Turnberry, Royal Dornoch, Gleneagle, North Berwick, Prestwick、イングランドの Royal Birkdale, Royal Lytham and St. Annes, Royal St. George's, Wentworth なども 素晴らしいコース として良く知られている。


日本の名門コース


2011 / 2015年 GM 誌のランキングには 廣野ゴルフ倶楽部 (40位 / 42位)、川奈ホテル富士コース (76位 / 67位)、東京 ゴルフクラブ (96位 / 96位) が 世界のトップ 100 に、一方、2014 / 2016年 GD 誌のランキングでは 廣野 (18位 / 21位)、川奈 (51位 / 64位)、東京 (NA / 85位)、 鳴尾 ゴルフクラブ (NA / 96位) が そのトップ 100 に ランクインしている。霞ヶ関、フェニックスなども 世界的に 知名度が高く 一定の評価を受けている。

他方、日本では ゴルフ・ダイジェスト・チョイスの 「日本のベスト 100 コース」 があり、廣野ゴルフ倶楽部を はじめ、東京ゴルフ倶楽部、霞ヶ関カンツリー倶楽部・西、大洗ゴルフ倶楽部、鳴尾ゴルフ倶楽部、日光カンツリー倶楽部、我孫子ゴルフ倶楽部、龍ケ崎カントリー倶楽部、古賀ゴルフ・クラブが、その トップ 10 のリストに名を連ねている。しかし、このランキングの評価、ランキングシステムが不明瞭なことや同誌の発行部数が少ないこと、また、ウェブで その結果や評価基準を公表していないこともあってか、一般ゴルファーによる認知度は今一 低いようだ。余談になるが、クラブの名称に「カントリー」ではなく「カンツリー」が付いているところは ほぼ間違いなく 戦前に造られたコースである。





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