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ギャップ ウェッジの選び方|スムースなロフトの流れが鍵

このページのコンテンツ
• はじめに
• ピッチング ウェッジのロフト
• ギャップの埋め方
• その他 クラブ選びの注意点
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


ギャップ ウェッジ (GW) は アプローチ ウェッジ (AW) とか ピッチング サンド (PS) などとも呼ばれるが、ピッチング ウェッジ (PW) とサンド ウェッジ (SW) のロフトのギャップを埋める ウェッジという意味のクラブである。しかし、最近のアイアンは 飛ぶクラブという売り文句の思想の下に作られものが多く、ロフトの立ったスペックになっているので 標準的な SW(ロフトが 56° ~ 58°)と PW のロフトのギャップが 10° 以上と 非常に 大きくなるケースも 珍しくなくなっている。そうした中、GW が PW と AW のギャップを埋めるクラブという位置づけで SW - AW - GW - PW の順に ロフトが立ったクラブという言葉の使い分けがされることもあるようだ。いずれにしても、PW と SW のギャップを埋めるクラブを選ぶ際の考え方も それに合ったものにする必要が出ている。

ピッチング ウェッジのロフト


Titleist 718 Iron
5I Loft
PW Loft
27°
47°
26°
46°
26°
45°
24°
43°
23°
43°
モデルで異なる ロフト
最近のクラブについて 詳しくない人は 驚くかも知れないが 最近のアイアン セットの PW のロフトは 43° ~ 46° が主流である。一方、かつて 標準だった 47° とか 48° の PW は 少数派になった。一部に 例外はあろうが 初級、中級のゴルファーをターゲットにしたアイアンは 43° - 44°が、また、上級者を意識したフォージド(鍛造)のクラブでも 46° が主流になりつつある。ヤマハや プロギアの 4本とか 5本セットの良く飛ぶアイアンに至っては 40°、中には 38° のような PW のアイアン セットまで売られるようになっている。因みに、ミズノの鍛造アイアン、例えば、MP-4、MP-5 のような 上級者向けのクラブでも PW は 46°(#5I - 27°) である。また、テーブル(モデルで異なるロフト)に示したように 同じメーカーのクラブでも モデルによって PW のロフトは 様々だ。上の例は テイラーメイドの アイアン 718 シリーズの ロフトである。

最近のクラブでは(既に 販売されていないが)テーラーメイドの TP MB Smoke というクラブが 48° の PW のモデルだった。実は これ以外に 最近のクラブで 48° の PW の市販のセットには お目にかかったことがない。PW のロフトが 48° などと思い込んでいる人は GW のロフトが大き過ぎるものになっている可能性が高い。前述のように、市販されているクラブは 圧倒的に 44° のセットが多く、次に一般的なのが キャロウェイと ピンの中級者向けのクラブで見られる 45° の PW である。つまり、上級者向けのクラブでなければ PW のロフトは 44° か 45° の可能性が高いのだ。とにかく まずは 自分のアイアン セットの PW のロフトを確認しておこう。また、このページ 左 及び 下の アイアン・セットを クリックで 様々なメーカーのアイアンの番手ごとのロフトなど、商品のスペックが明記されているページにアクセスできるので 実際に販売されているアイアンのロフトが どのようになっているか 確認してみると良いだろう。

ギャップの埋め方


ギャップ ウェッジ
ギャップ ウェッジ 図解


ロフトの流れ
 スムースな ロフトの流れ
このように PW のロフトは 44° ~ 46° が 一般的だが SW のロフトは 56° ~ 58° だから この 2本のクラブの間のギャップ(距離で 30 ~ 50ヤード)を埋めるクラブとして ロフトが 48°~52°のギャップ ウェッジを入れるのが 普通である。右のイラストは ロフト 50° の GW だが、このようなウェッジのバウンス角は SW より 若干小さ目で 6°~12° というのが 一般的で ソール幅は SW より 少し狭めである。GW と言うと ロフトが 52° のクラブだと思う人も居るだろうが、PW のロフトが 44° の場合には 50° くらいの少しロフトの立ったものにすれば 右下のグラフのように ロフトの流れが良くなるだろう。また、PW が 38° とか 40° の場合は 46° や 48° のウェッジと 52°程度のウェッジの 2本のウェッジを入れることを考えてみよう。SW が 58° のようなクラブの場合は 52° でも良いが 53° ~ 54° の少しロフトの寝たクラブにするのも 一案だ。なお、SW と GW の中間的な仕様のクラブ、例えば 54°/10° のようなものは デュアル ウェッジ (Dual Wedge) と呼ぶこともある。

SW や GW は 打ちたいショットによって フェースをクローズドにしたりオープンにしたりという具合に色々な使い方をするから その使い方によって 好みのソールの形状、リーディング・エッジのスタイルなども変わってくる。バンカー・ショットや 深いラフからのショットにも多用したいのであれば バウンス角が 10° ~ 12° と 少し大き目なものが良いだろうし、フェアウェイから よりスピンの効いたショットを打つのが 主目的であれば 6°~8° のような バウンス角の小さ目なものを選べば良いだろう。

その他 クラブ選びの注意点


なお、クラブの重量(総重量とスイングウェート)は モデルによってかなりの差があるから アイアンセットからのフローを考えて アイアンのセットが軽いモデルであれば 450g 以下の軽めのクラブという考え方もあるが、コントロール・ショットでの応用が多いウェッジでは 重量のフローよりも そうしたショットの打ち易さで 少し重めの 450g ~ 460g のクラブを選んだ方が良いかも知れない。ウェッジは 圧倒的に スチール シャフトのクラブが多くなるが、軽めのものであれば シャフトは NS PRO だし 重めのクラブであれば ダイナミック ゴールドのクラブをチェックすると良いだろう。因みに、重めなウェッジは 470g 前後の総重量で スイング・ウェーが D4 ~ D5 である。また、最近のウェッジは どのモデルも 良くバックスピンのかかる角溝(Uグルーブ)のスコアライン(新ルール対応)になっているはずだが そうしたスペックも 念のために クラブを購入する時には 確認すべきである。右上のリストは 各ウェッジ メーカーの製品のページへのリンクで ロフト、バウンス角、重量、商品の写真などをチェックできるので、実際に販売されているウェッジに どんなものがあるのか 確認して欲しい。

短いパー 4 の二打目やパー 5 の三打目など 80 ~ 100ヤードくらいのショットでの応用は もちろんのこと、ギャップ ウェッジは 60 ~ 70ヤードの ノックダウン ショットやグリーン周りのアプローチ ショット、少し距離のあるバンカー ショットなどにも応用可能なクラブだから、その使い方については じっくりと時間をかけて研究をしてもらいたいクラブである。


商品リンクウェッジ

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