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スイング プレーンと 腕の振りの関係

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• はじめに
• 二つのスイング プレーン
• 三角形をプレーンに乗せろ
• 正しいテイクバック
• 安定した効率の良いスイング
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


スイング プレーンベン・ホーガンが ゴルフに 右のような プレーン (plane) の概念を持ち込んで以来、この仮想プレーンの上をクラブヘッドが動くようにスイングするという説明が ゴルフの教本やレッスンでは 度々使われて来たが、このプレーンの概念と体の各部位の動きとの関係を良く理解することが より良いゴルフ スイングを身に付けるためには 大変有益なことだと言われている。

二つのスイング プレーン


二つのプレーンスイング プレーンとは クラブヘッドが動く パス 即ち 軌道のイメージのことだが、好ましいメカニズムのスイングを考える上で 必要なことは バック スイングのプレーンと フォワード スイングのプレーンという二つの異なるプレーンがあることを まずは 認識することである。ホーガンも その点については 言及しているが 右図のように フォワード スイングのプレーン D は バック スイングのプレーン B よりも 必ず寝たプレーンになる。殆どのプロのフォームで プレーン D の角度は ドライバー・ショットで 45° 前後(40° ~ 50°)で B と D のプレーンの角度差は 5° ~ 15° のレンジに入るというデータがある。

少し古い Golf Digest 英語版 (06年/9月号) からの引用になるが、その角度差が大きいフォームの筆頭は ジム・ヒューリックで バック スイングと フォワード スイングの角度が それぞれ (ドライバー・ショットで) 85° /45° ということで その角度差は 40° もある。一方、ビージェイ・シンの場合は 同数値が 48° /45° ということであるから その角度差は 3° しかないと言うことで 一見して 共通したパターンがないようにも見えるが そうではない。実は フォワード スイングが 30°位まで寝ているプロは 例外的に 少数いるが 逆に立っているプロは いないという事実がある。(ただし、短いクラブでは D プレーンが相対的に立ってくる。)以下は ジム・ヒューリックのスイング動画だが まずは これを見て欲しい。


三角形をプレーンに乗せろ


スイング プレーン好ましいメカニズムのスイングを身に付けるためには 肩の回転と腕の動きを どのように組み合わせて動かせば良いのかということを理解することが重要だが その時に着目して欲しいのが 右図の赤と紫のラインによって作られる三角形である。

この三角形は スイングを通じて変形するが α°は バック スイングの コックが入る過程で 小さくなり それが フォワード スイングで タイミング良く リーリースされれば パワーを生むことになる。しかし、そのパワーは 手、腕、クラブヘッドが フォワード スイングで プレーン D のように 少しフラットなプレーン上を動いて 始めて 有効に活用されるものである。つまり、イラストのように アドレスから トップの切り替えしまでは 手、腕、シャフトは スイング プレーン B の下に位置している状態だが、フォワード スイングに入って 少しした時点では 手、腕、シャフト、クラブヘッドの全てが プレーン D 上を動くようにすることである。そして その切り返しとフォワード スイングの初期のステージで 腕をどのように振れば良いのかを理解する必要がある。その理解が進めば 自分のあるべき ゴルフ スイングの姿が見えてくるはずだ。

バック スイングで クラブを最初からインサイドに フラットに引いて バック スイングも フォワード スイングも ほぼ同じプレーンに乗せれば良いのではないか と考える人も居るだろうが トップから フォワード スイングにかけては 右腕の肘を腰骨のところに落とす動作を入れて ボディーターンのパワーを より有効に ヘッド・スピードに変換することが不可欠で、そのためには 程度差こあれ トップで 八の字を描くような動作が必要になる。そして、その動作を入れるためには フォワード スイングのプレーンが バック スイングのプレーンより 下に来ることが 不可欠なのだ。

自分のスイングのチェック・ポイントとして バック スイングと フォワード スイングの角度に 注目しながら フォワード スイングが何時も決まったパターンで インサイドに入ってくる 即ち フォワード スイングが スロット/slot に入る スイングの習得を心掛けることである。つまり、フォワード スイングで この右肘が腰骨のところに落ちて クラブがバック スイングのプレーンよりも寝たプレーンの上をゆっくりとインサイドからスロットに入ってくる、そして、三角形がプレーンに乗るフォームを身につけることが スイング上達の極意なのだ。以下は ジャスティン・ローズと ジム・ヒューリックのスイングを比較した動画であるが 八の字を描く動作とその程度の差、右肘をスロットに入れる動作、二つのプレーンのことなどを念頭に 細部まで良く見て 自分が追求すべきスイングがどうあるべきかを研究して欲しい。


腕の動きトップで切り返して 腕を 少し ローテート or プロネートさせることで 手、腕、シャフト、クラブヘッド 即ち 前述の三角形を プレーン D の上に乗せたい訳だ。右のイラストは フォワード スイングにおける腕の(スーピネーションの)動きを説明したものだが、バック スイングと トップでの八の字を描く動作で フォワード スイングに入る時に 左腕は 1 の形になっている必要があり、そのために 右肘をスロットに入れる動作が必要なのだと考えても良いだろう。トップで 切り返した時に 1 の形を作れれば 三角形は プレーン D の上に乗る形になるが そうするために どのように腕を上げて 切り返しを行くべきかを考えて欲しい。このプロネーションの動きを理解する上で 大変参考になる動画があるので 以下に 紹介しよう。


この腕の振り方を学ぶ上で考えて欲しいことに 腕の振りの大きさがある。腕を高く振り上げることが出来れば その落下する力を利用し 力のあるボールが打てるという発想もあろうが、体の回転と正しいタイミングでクラブをリリースすることが より重要だから これを学ぶに際しては 小さな腕の振りで まずは フォワード スイングで 手、腕、シャフト、クラブヘッドが 同じプレーン D の上を動くスイングの形を覚えることから始めて欲しい。

正しいテイクバック


フェースの向き好ましいメカニズムのスイングのファースト・ステップは 正しいテイクバックをすることだが クラブは インサイドに引くのではなく 右のように 少しフェースをシャットにして アップライトに上げるのがポイントだ。また、コックを入れるタイミングや入れ方においても 考えて欲しい。個人差はあろうが、コックを抑え気味にする(左手首の角度をあまり変えない)ことが 正しいスイング、即ち、手、腕、シャフト、クラブヘッドが 同じプレーン上を動くスイングを実現する上でプラスに働く可能性もあるだろう。

いずれにしても、フォワード スイングでは 手、腕、クラブヘッドなど 全てが スイング プレーン上にあることが望ましい訳で その動きをアシストする意味で 正しくテイクバックをスタートさせることが大切だ。そして、フォワード スイングで 手と腕は 落とすだけにし、体の回転する力を伝える役割に徹するイメージで プレーンから外れないように、また、インパクトに合わせて力を入れたりしないように スムースに振ることを心掛けるべきであろう。

安定した効率の良いスイング


手と腕の力に頼ってボールを飛ばそうとすれば 肘と手首が曲がり 肩は 水平な回転運動よりも 上下運動をする傾向が強くなるから トップやダフりの原因にもなるだろう。一方、手と腕の力に頼らずに 肘を 極力 曲げずにボールを飛ばそうとすれば 腕をどのように動かすべきかということは 容易に想像がつくはずである。つまり、肩の回転の力でボールを飛ばすことを意識すれば まず 手と腕は 自然と体から少し離れるように アップライトに 動かさなければならないと言うことが分かるはずだ。

腕をどのように振れば良いかは テイクバックで クラブヘッドを 飛球線上に真っ直ぐ 遠くに引けるように 工夫することがポイントで クラブヘッドを 多少 アウトサイドに (アップライトに) 引き上げる感じで ちょうど良くなることが 多いはずだ。そうすれば、大きなスイング・アークの上を手が動くようになり 楽に ヘッド・スピードを上げることが出来るだろう。

なお、フォワード スイングは バック スイングより 若干 フラットで インサイドからの軌道になるが、気を付けて欲しいのは フォワード スイングで その点を意識して フラットに インサイドからクラブを振ろうとすれば(右肩が大きく下がり、プッシュアウトが多発するなど)安定したスイングにならない可能性が高いと言うこと。トップで切り返して 正しいプレーンに全てが乗れば フォワード スイングでは 腕とクラブを素直に落とせば 正しいプレーンを全てが動いて 安定した効率の良いスイングが繰り返し出来るようになるだろう。

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