コンテンツ目次

下半身の使い方 - フットワークの妙

このページのコンテンツ
• はじめに
• ブレない回転軸と フットワーク
• 左右の足の使い方
• 蹴る足への体重の乗せ方
• フットワークの妙とは
• 諸刃の剣
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


下半身が上手く使えていないことで ミート率が悪く ダフりや トップといった ミスを繰り返している人は 少なくないはずだ。また、チーピンや プッシュアウトのような 比較的 大きな ミス ショットも 上半身だけで クラブを振っている時に起きていることが多く 下半身の動きが原因になっていることが少なくない。さらに、飛距離の観点からも 下半身の上手な使い方を学ぶのは 極めて 有意義なことである。

ブレない回転軸と フットワーク


理想の ゴルフ スイングでは 力強いボディー ターンを その回転軸がブレないように行う必要があるが そのために必要となるのが 正しい左右の足のフットワーク。ラテラル(横)方向への体重移動を利用してクラブヘッドを加速させるのではなく 回転運動によって それを行うと言う観点から 左右の足を どのように動かすべきかを 研究すべきである。

ボールを遠くに飛ばしたければ 回転のスピードを上げることだし ショットの精度を良くしたければ 回転軸を安定させて スイング全体のバランスの向上を図ることが肝要。「スピード」と言う意味では バック スイング時の体の捻れ(捻転)をサポートする土台の役割 そして フォワード スイングでの右足の蹴り また その力を受け止め それを力強い回転運度に変える左足の踏ん張りが鍵である。さらに「バランス」と言う意味では 左右の膝の動きの最適化を図ること 即ち 不必要な動きを排除して 柔らかく スムースに フットワークを行うことで 下半身と上半身の動きを シンクロナイズさせることである。

左右の足の使い方

スイング時に ラテラル方向への体重移動を使って ボールを飛ばす意識を持っていれば バック スイングで 右足に 体重を乗せ それを フォワード スイングから インパクトで 左に シフトさせるという感覚になるから バック スイングの時に 右膝が右に動いてしまったり 必要以上に 左足のヒールを上げる傾向が強くなり スウェイの原因にもなるだろう。まずは そうした点を 改善するよう 工夫すべきである。あくまでも 捻転と 回転運動をサポートするようにし 軸がブレないようにという観点から どのように左右のフットワークをすべきかを 考える必要がある。

フットポジションまず、アドレスでは 極端な蟹股や内股にならないよう 左右の膝の位置に注意して スタンスを取るよう工夫すべきである。そして、足は 右図の様に 右足は 体の硬い人は 少しだけ開いても良いが 安定性の観点から 基本的に 飛球線に対して 直角に。一方、左足は 逆に 直角にせず 少し開いた方が 腰の回転がスムースにできるので そうした方が良いだろう。そして、テイクバックから トップまでの動きの間に 右足の外側に 体重を乗せてしまう人が居るが そうではなく 親指の付け根を中心に 右足の内側で 蹴れる形を作ることがポイントだ。また、この間に 腰の回転を押さえ気味にし 右膝が 右に スライドして 体全体が 右に シフトしないように 右足を使い 下半身を安定させることで スイング軸が動き難い メカニズムになる。その後、右足で蹴った力を 左足が受けて 上半身の回転運動へと繋げて行く訳だが 左足は 右足が蹴って生まれた力を 子指の付け根を中心に 左足の外側で 受ける形で良いだろう。ただし、左足のつま先がスピンアウトしないようにすべきである。以下の動画は (英語) 以上の スタンスの取り方と 体重の乗せ方・移動の仕方について解説したものだ。


蹴る足への体重の乗せ方


左右の足の使い方さて、バック スイングで 右足に 大部分の体重を乗せるように体重移動することが正しいと考えていた人も居るだろうが 実は それは 少し違うのである。例えば、陸上競技の短距離走のスタートで速くスタートを切るためには 膝を適度に曲げて 蹴る足に 適度な体重を掛けるだろうが 必要以上には 体重を乗せないようにするだろう。ゴルフでは 力強い回転運動を 軸がブレないように サポートするのが左右の足の役割だから 陸上競技の速ければ良いというニーズとは 少し 異なるが それでも 体重のかけ方や 膝と 足の位置関係が 蹴るという動作に適した形になっているという必要性は 同じである。

フットワークの妙とは


一方、フォワード スイングでは 右図のように正しいタイミングで右足を蹴って 腰を回転させることで パワーを生むことが出来る訳だから ボールを遠くに飛ばすショットを打ちたければ 左足を ピボットにした力強い腰の回転が必要になる。そして、右足で蹴るためには 右足にある程度の体重が残っていることが望ましいが 左足を ピボットにした動きをする訳だから 左足にも 十分な体重を乗せておいた方が 安定感が出るという理屈になる。そして、この時に 背骨は 右に傾くことになるが その度合いが過度になり 右肩が沈み込み過ぎないような工夫をして欲しい。より バランスの取れた スイングが出来れば ボールを芯で捕らえる確率が 高くなるから ドライバー ショットでは 平均して距離が伸びることになるだろう。加えて、バランス良く スイングが出来れば 必然的に 方向性も良くなる訳で 一石二鳥 という結果になる。

さらに、力強く安定した回転運動をサポートするように 下半身を動かすためには 腰の回転とフットワークの関係にも 注目する必要がある。加えて、上半身と 下半身のバランス 特に 腕と手が クラブと共に 体の回りを 回転運動するには どのように テイクバックから バック スイングで クラブを引いて トップの形を作れば良いのか(» 肩の回転、腕の振り方、トップの形)そして、腰と肩の回転の関係などについても 研究する価値があろう。下半身も 上半身と同様に このステージでは 捻れて テンションが生じるようになるが それら 捻れのテンションを フォワード スイングから インパクト そして フィニッシュまでのステージで どうリリースすれば 力が効率良く伝えられるのかを考えることもポイントだ。肩の回転を 大きく 早くする タイミングで 腰の回転を止めるように 左足のピボットを使うことで 作用と 反作用的な連鎖が起き 肩の回転は 驚くほど速くなるが それが出来る右足の蹴りと 左足のピボットこそが 追求すべき フットワークの妙である。バック スイングでは 腰の回転と共に 左足のかかとが浮いて 左膝が大きく前に出る形になる人も居ると思うが それが大きくなると 捻れのテンションがなくなるし 下半身の安定性も欠くだろうから そうした観点からも 自分のフォームを チェックして欲しい。 どうしたら バランス良く 安定感のある回転が出来るかを考えて 上半身と下半身のバランス そして 腕の引き方・上げ方などについても 併せて 研究する価値があるだろう。

諸刃の剣


最後になったが 下半身を積極的に使うという考え方は ショットの安定性を確保する上では諸刃の剣であることも 十分認識する必要がある。下半身を積極的にではなく むしろ 消極的に使うという考え方をした方が 好ましい結果になることもあるだろう。アマチュア ゴルファーにとって重要なことは ショットで 芯を食う割合を高めることである。トップや ダフりが 比較的多い人は そんな観点から バランス良く下半身を使うことが重要になる。しかし、それが人によっては 積極的に 下半身を使うということを意味する場合もあれば 消極的という意識を持った方が良いこともある。自分のスイングを良く観察して どんな発想の試みや練習を取り入れれば良いのか、そんなことも 下半身の使い方を研究する上では 考えて欲しい。


www.mamejiten.com - all rights reserved
本 HP 利用上の注意