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首都圏ゴルフ場ガイド

肩の回転、腕の振り方、トップの形

このページのコンテンツ
• はじめに
• 肩の回転と腕の位置の関係
• オン プレーン・スイング
• セルフ アナリシス
• 腕を縦・横と振れるメカニズム
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


正しいタイミングでクラブを リリースし クラブヘッドを効率良く加速させ 高い確率で ボールを クラブの芯で捉えられるスイングを習得するには 正しい肩の回転と腕の振り方 そして トップの形について考え、オン プレーン・スイングの本質についての理解を深める必要がある。

肩の回転と腕の位置の関係


肩の回転、腕の振り方、トップの形右のイラストは トップ ツアー プロのスイングの連続写真から作成したものだが (1) の 左腕が 地面とほぼ平行になるところまで振り上げられた時に 肩は 70° ~ 80°くらい まで 大きく回転している。アベレージ ゴルファーのスイングに比べると (1) の状態で 肩が 圧倒的に大きく回転していること そして その結果 手が体から遠くに離れたポイントを通過し 大きなスイング アークになっていることが見て取れるはずだ。トップ プロの多くは 腕を振り上げながら肩を回すのではなく、むしろ、肩がある程度回った後に 腕を動かし始めるという バック スイングから トップの形を作っているのである。

このイラストからも分かるように (1) から さらに 体を回転させて 肩を 90° もしくは それを 少し上回るところまで 回転させ、手が肩の高さか それよりも 少し高い位置にまで上がったところ (2) が トップのポジションである。結果として 手は 胸の右側ではなく、前に来る形になる訳だ。手が 胸の右側 または 頭の上にまで来るように 腕を振る必要はないのだ。手の位置は 肩が 90°以上回れば 腕を振り上げなくとも高く上がると言う理屈であるが 肩を回さずに 腕だけを振り上げても パワー アップという観点からは マイナス要因にさえなり 利するところは 何もない。つまり、クラブヘッドを加速するためのパワー ソースは 腕の振りではなく 体の回転であり そのために 肩と腕が アドレスの姿勢から (1) ~ (2) のステージで どのように動けば良いのか と言うことを考察することで 多くの人は ゴルフ スイングが どうあるべきか と言うことに対する理解を深めることが出来るはずだ。その意味では 肩の回転を利用して ボールを打ち易い位置に 手と腕を運ぶという考え方を取り入れて欲しいのである。

オン プレーン・スイング


そこに スイング プレーンの考え方を加味すれば 安定性と再現性の高い 効率の良いゴルフ スイングのあるべき姿が見えてくるだろう。実は 肩がある程度回転してから 腕の振りをゆっくり始める意識で スイングした方が 腕もクラブヘッドも 望ましいプレーンに乗せ易くなるのだが オン プレーンに 腕とクラブが乗るように スイングするためには それだけでは 十分と言えないのである。以下は ルーク・ドナルドのスイングのスローモーション動画であるが まずは それを見てみよう。


特に、彼の左右の腕の動きに オン プレーン・スイングという観点から 注目して欲しい。バック スイングでは 所謂 プロネーションの動きをすることで クラブが 綺麗にプレーンに乗って動いて行き、トップで 左右の腕は 左手の甲が空を そして 右手の甲は地面を指す形が出来上がる。そこから 左右の腕の形とクラブのシャフトの位置関係を保ったまま フォワード スイングを始動させるが 腕を振ってボールを打ちに行くのではなく 下半身の動きも使って 体を回転させ それに同調させて 両腕の形とクラブとの位置関係を保ったまま 腕をゆっくり下に落とす。それが フォワード スイング前半の感覚だ。腕の力を利用する感覚でクラブを振るのは ある意味 スイング後半なのである。

つまり、インパクトからフォロースルーにかけて まずは 右腕を押し込むように使い、その後に 通常は 左腕をゆっくり返すことになる。要するに、スーピネートさせる訳だが、感覚的には ボールの 1メートルくらい先でクラブフェースがスクウェアになるような意識を持ってクラブを振ることとも言われるくらいで、左腕をスーピネートさせて 返すのは スイングの最終段階の話である。また、ノックダウン・ショットやコントロール・ショットなど、左腕を返して畳み込む動きを抑えたり、しないボールの打ち方があることも 覚えておいて欲しい。

セルフ アナリシス


さて、ここで自分のフォームをチェックしてみよう。まずは (A) 肩が回転する前から腕を振り上げ始める傾向がないか、(B) 肩と腕が望ましいプレーン上を動いているか と言う点をチェックして欲しい。繰り返しになるかも知れないが 左腕が望ましいプレーン上を動くと言うことは 左腕の付け根を中心として 左腕が回転運動すべき 比較的 垂直 (Vertical) なプレーンから なるべく 外れずに動くと言うこと。そして、その間に 腕がプロネートすれば クラブヘッドは 望ましいスイング プレーンに乗り、トップから フォワード スイングでは 腕、手、クラブの全てが 同じプレーン上を降りることが出来る 理想の トップの形が出来上がるはずだ。

フォワード スイングの腕の振りは バック スイングで振り上げた手と腕の位置エネルギーを上手く使い その重さで 落として行く位の気持ちで ゆっくり 切り返して 下半身から始動すると良いだろう。ボールを遠くに飛ばす役目は 体の回転に委ねる意識で スイングしてみよう。トップの手の位置を高くすれば(つまり、肩を良く回転させれば)より大きな位置エネルギーを使うことが出来、ゆっくりしたテンポで 十分に クラブヘッドのスピードを上げるだけの余裕が出来ると言うメリットがあるが 腕の振りを 大きくし過ぎると スイング全体のバランスが 取り難くなるというデメリットがあるから その辺りのバランスを考えたトップの形にすべきだろう。

一方、トップの手の位置を低くし コンパクトなスイングをするのは 低い弾道のボールを打つとか 距離を抑える必要がある時などに 適したスイングだと言えるが、小さなバック スイングからボールを遠くに飛ばそうとすると ゆっくりしたテンポで 十分にクラブヘッドのスピードを上げるだけの余裕がなくなる訳で 逆に 安定性を欠くスイングになり兼ねない と言うことも認識しておこう。

補足になるが 肩を回さずに 腕だけを高く上げようとして トップの形を作れば 必然的に 腕が曲がってしまうから それでは クラブヘッドのスピードが上がらない 効率の悪い ゴルフ スイングになる。左腕は 伸ばして 左肩の付け根を中心に 振り子のように(多くの場合、自分が思っている振り幅より小さく 縦に)動かせば良いだろう。そして、左腕の力を適度に抜いて その腕が望ましいプレーンの上を ゆっくり動くように(クラブヘッドの加速は 体の回転で行うという意識を持って)バック スイングをすれば 正しいトップのポジションが 作れるはずだ。トップで 左腕が大きく曲がってしまうようであれば(腕の力でクラブヘッドを加速させようという意識が強いはずで)オーバー スイングか 肩と腕の動きのバランスが取れていないスイングかの 何れか もしくは 両方の問題を抱えている可能性が高いだろう。

また、フォワード スイングで ボールに体重が乗るように 左右の体重移動を使って ショットをする意識で バック スイングをすれば 体全体は スイングを通じて 左右に大きく動くことになるから スイングの安定性とショットの精度に支障をきたす結果になるだろう。あくまでも、回転運動を利用して ボールを飛ばすという意識で トップまで 体の軸が左右にブレないように肩の回転と腕の振りという動作を行なう必要がある。

腕を縦・横と振れるメカニズム


フォワード スイング正しいトップのポジションが出来れば フォワード スイングでは (a) 下半身、(b) 上半身、(c) 腕 の順で 体を確り 回転軸を中心に 肩の動きが左右対称になるイメージで 回転させ 腕を振ってやれば良いことになる。そして、この時に 回転軸が左右に動かないように 下半身・上半身の順で 体を回転させることがポイントである。同時に、腕の重さを使って クラブを落とすように フォワード スイングをすれば(クラブをインサイドから振ろうとしなくとも)左腕とクラブは 自然とインサイドから入り 正しいタイミングで クラブがリリースされる 効率の良いスイングが出来るはずだ。そして、以上のことが出来れば 多くの場合 スイングの安定性が増して ヘッド スピードも上がるだろう。

なお、インサイドからクラブを落とそうと意識し過ぎると 通常は 右肩が下がって 背骨に対して なるべく 直角に プロペラのように 肩を回転させることが出来ず、加えて、(a) ~ (b) で 腕も縦に振れないから 効率の悪いスイングになるだけでなく 方向性も(プッシュアウトや ヒッカケが多くなって)悪くなる可能性が高いので 要注意である。意識としては 腕をインサイドからではなく 肩を Horizontal (H) に そして 左腕は (a) ~ (b) では Vertical (V) に そして (b) ~ (c) で Horizontal (H) にという 組み合わせで(背骨を捻るような動きは避けて)なるべく シンプルな体の使い方をし 安定性と再現性を高める工夫すべきであろう。無理なく 腕が縦・横に振れれば ボールをクリーンに芯で捉える確率が高くなり 方向性も良くなるという 一石二鳥の恩恵を被ることができるだろう。

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