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井上誠一 デザインの ゴルフコース

日本最古のゴルフコースは 1901年に イギリス人の貿易商 A. H. グルームによって 神戸の六甲山に造られた 僅か 4 ホールのゴルフコース、現在の神戸 ゴルフ倶楽部・六甲コースの前身である。実は その後の日本のゴルフコースの建造に大きく貢献したのも イギリス人で その名は ご存知の方も多いだろうが アリソン バンカーと言う言葉も残した チャールズ・アリソン (Charles Hugh Alison)。(» 参考) 彼は 日本を代表する コース設計家・井上誠一の一生に 多大な影響を与えた人である。

井上誠一 デザインのコース一覧
霞ヶ関 カンツリー倶楽部・西コース 埼玉
久里浜 ゴルフ倶楽部 神奈川
那須 ゴルフ倶楽部 栃木
日立 ゴルフ倶楽部(大みか G.C.) 茨城
World War II
アワセ メドウズ ゴルフクラブ 沖縄
川崎国際 カントリー倶楽部 神奈川
東雲 ゴルフクラブ 東京
山口 カンツリー倶楽部 山口
大洗 ゴルフ倶楽部 茨城
鷹之台 カンツリー倶楽部 千葉
愛知 カンツリー倶楽部 愛知
日光 カンツリー倶楽部 栃木
西宮 カンツリー倶楽部 兵庫
札幌 ゴルフ倶楽部 北海道
龍ヶ崎 カントリー倶楽部 茨城
武蔵 カントリー倶楽部・豊岡コース 埼玉
枚方 カントリー倶楽部 大阪
武蔵 カントリー倶楽部・笹井コース 埼玉
桑名 カントリー倶楽部 三重
大利根 カントリー倶楽部 茨城
湘南 カントリー倶楽部 神奈川
茨城 カントリー倶楽部・西コース 茨城
よみうり ゴルフ倶楽部 東京
戸塚 カントリー倶楽部・西コース 神奈川
赤倉 ゴルフコース 新潟
東京 よみうり カントリークラブ 東京
春日井 カントリークラブ 愛知
天城高原 ゴルフコース 静岡
室蘭 ゴルフ倶楽部・白鳥コース 北海道
伊勢 カントリークラブ 三重
いぶすき ゴルフクラブ 鹿児島
瀬田 ゴルフコース・東・北コース 滋賀
佐賀 カントリー倶楽部 佐賀
鶴舞 カントリー倶楽部 千葉
烏山城 カントリークラブ 栃木
札幌 ゴルフクラブ・由仁コース 北海道
南山 カントリークラブ 愛知
葛城 ゴルフ倶楽部 静岡
大原・御宿 ゴルフコース 千葉
浜野 ゴルフクラブ 千葉
笠間東洋 ゴルフ倶楽部(スターツ笠間) 茨城
アリソンは 東京ゴルフ倶楽部・朝霞コースの設計のために 1930年 12月に来日したが そのコース設計をした後に 広野ゴルフ倶楽部のコースもデザインして アリソン設計の名コースを 二つ、あっという間に 東と西に誕生させた。何と驚くなかれ、当時 47歳のアリソンは 僅か 3 カ月の滞在で 3 コースの設計と 4 コースの改造計画という量の仕事をやってのけたのだが そのもう一つのコースが 川奈ホテル・富士コースだ。しかも この 3 コースは 世界のトップ 100 コースに 常時 ランクインするような 超エリート コースである。» 参考

その時に 井上誠一が アリソンに出会ったことで ゴルフコース設計の仕事に興味を持った 当時 まだ 22歳だった井上は 海外からコース設計に関する書籍を取り寄せ そのデザインの勉強を 熱心に し始めたそうだ。アリソンは 藤田欽哉、赤星四郎、両氏の設計であった 霞ヶ関 カンツリー倶楽部・東コースの改造工事にも関与したが 井上誠一は 霞ヶ関 カントリー倶楽部の職員となり アリソンの改造案に基づいて行われた東コースの改造に携わったと言う。その後の 1932年に 井上は西コースの改造を手がけ、ゴルフコース設計家として初の作品を完成させたという経緯がある。因みに、ページトップのスライドショーの写真は その西コースのものである。

あまり知られていない事実だが アリソンは 現在 世界ランキング・トップ 3 のゴルフコース 即ち 1. パイン・バレー (Pine Valley Golf Club)、2. サイプレス・ポイント (Cypress Point Club)、3. オーガスタ・ナショナル (Augusta National Golf Club) の全てに関与した 英国の Colt, Alison & Morrison Ltd. の共同経営者でもあった設計家で 来日する数年前には アメリカ・ニュージャージー州の パイン・バレー G.C. のプロジェクトに深く関与した人物だ。そのアリソンと一緒に来日した グリーン・キーパーで 工事現場監督の役を担った ジョージ・ペングレース (George Penglace) は アリソンが去った後も 日本に残り 工事遂行の指揮をとったそうで 井上誠一は その人からも 多大な影響を受けたはずだ。1930 ~ 1931年の短い日本滞在の後、日本を離れたアリソンは 二度と日本の土を踏むことはなかったそうだが アリソンの設計思想は 井上誠一をはじめとする 日本の設計家に受け継がれていった。井上が設計したコースは すべて その思想を受け継ぎ、自然の地形の特色を上手く生かしながら自然との調和を図ったもので、各ホールに個性があって、コースに上品さと優美さが備わっているものばかりである。上のテーブルとおり 井上は アリソンの教えに従って その生涯に 40 以上ものゴルフコースを 手掛けたが 1981年 11月 26日に 73歳で 他界するまで 日本のゴルフ界の発展に大きく貢献した。» 井上誠一設計のコースで プレーしてみたい方は こちら。




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